シティタワー品川パークフロント に行ってみた − モデルルーム見学記

「モデルルーム見学の流れ」
見学当日は日曜の１０：００AM、既に６組のお客さんが訪れていて、案内の方が忙しそうに対応に追われていました。
すぐに名前を呼ばれ、奥へと案内され着席
３種類の簡単なアンケートを記入し、アンケート結果に基づいた質問、物件の概要の説明、シアタールームで紹介映像を見た後、モデルルーム見学でトータル２時間弱ぐらいかかったと思います。
担当していただいた営業の方は、とても親身な方で、大森町の歴史や時代背景、地域特性まで教えてもらい、また近年の経済動向や政治のことも交えながら物件の魅力を丁寧に話してもらい、とても良い印象を受けました。

「しながわ区民公園に隣接した大規模マンション」
「シティタワー品川パークフロント」は、マンションデベロッパー大手７社の内、東京都内にある大規模マンションの中で、公園が隣接しているものは過去に１件のみという希少な立地です。
公園に隣接する最大のメリットは、公園側の景観が土地開発等によって損なわれる心配が少なく、公園がすぐそこなので自分の庭のように気軽に利用できる事です。
何気ない休日にふと家族を連れだして、公園を散歩するのも楽しいと思います。

「主要ターミナルに簡単アクセス」
京急本線「大森海岸」駅から徒歩５分、ＪＲ京浜東北線「大森」駅から徒歩１０分の２路線２駅の立地で、主要ターミナルでもある「品川」や「羽田空港」へも簡単にアクセス可能です。
また、首都高速「鈴ヶ森」入口がすぐ近くにあるため、車でのアクセスもしやすくなっています。
２０２７年にリニアモーターカーの駅が品川にできる予定であり、今後さらなる盛り上がりをみせる地域へ簡単にアクセスできる事は、物件の資産価値としても期待できる要素だと思います。

「モデルルームの内見」
今回見学したモデルルームは、Ｋ―１タイプと呼ばれる３ＬＤＫ+Ｎ+２ＷＩＣ（７０．０３㎡）の部屋でした。

入る前に、マンション完成のイメージ模型と部屋の説明を受けた後、ギャラリー内のモデルルームに入室！実物と変わらない仕様で作られた玄関を入ると、高級感のあるタイル張りの廊下が見えてきました。
案内されるがまま、専用スリッパでそのまま奥へ進み、最初の左手に６畳の洋室、右手には６.２畳の洋室が位置していました。
そして、その先に左手トイレ、右手にパウダールームとバスルームが位置しており、すっきりとした部屋の配置でした。
ちなみにバスルームは暖房装置が標準装備されており、冬でも入浴時の寒さへの心配はなさそうです。

続けて奥に進むと、１２.１畳のリビングダイニングと食器洗浄機が標準装備されたシステムキッチンが見えてきます。天井が一般的なマンションより高く設計されている事と、スライドドアで仕切られた５畳の洋室が解放されていた事でとても開放感がある広々とした部屋であると感じました（洋室を合わせると１７.１畳になります）
床は全面フローリング、壁には一部タイルを使用するなど高級感を感じる造りになっています。
自宅にいながらくつろぎたい、贅沢な気分を味わいたい、と考える方にはぴったりな間取りでした。

「建設予定地の状況」
モデルルームで一通り案内された後、マンション建設中の場所へ向かいました。
普通ならタクシーで送ってくれるそうですが、せっかくなので途中の周辺施設も見たいと思い、自力で向かう事にしました。
「シティタワー品川パークフロント」への目印となるのが「しながわ水族館」
マンションの隣が水族館なのでわかりやすいです。
駅方面から水族館までの間にも案内が何箇所かあるので、これらの案内をもとに向かえば間違いなく辿りつけます。

「マンション周辺施設」
駅からマンションまでの間は「西友」や「イトーヨーカドー」「大森ベルモール」などの大型ショッピング施設があり、食料品以外の買い物にも困らないと思います。また、マンションから徒歩２分ぐらいのところに２４時まで営業の小型スーパー「まいばすけっと」があるので、仕事帰りでもちょっとした買い物ができるのもポイントです。
その他には、保育園や小学校などの教育施設、病院やクリニック等も数箇所あったり、公園があったりと、子育てに励む家庭でも安心して生活できる環境が整っています。
今回担当してくれた営業の方からの話によると、大森駅から東側の地域は比較的平地なため、最近は足腰が弱くなった老夫婦や子育てに勤しむ若い夫婦がよく移住してくるとのこと。
また、正しい家選びのポイントのアドバイスもしてくれました。
家選びのポイントは、実際に生活する時のイメージをすることだそうです。実際に生活するとなると、マンション周辺の地域環境は大きく影響してきます。マンションのみで選ぶのではなく、地域の環境や特性を踏まえた上で自分や家族のライフスタイルに合った住まいの選び方が大切とのこと。
確かに、いくらマンションが素晴らしくてもライフスタイルが合わなければ魅力的な住まいとは言えないと思います。

「知っておくべき周辺環境」
いくつか周辺の状況を見てきましたが、日常生活をするには全く問題はない場所だと感じました。
しかしながら、この地域にはいくつか問題もありそうなところも発見したので紹介します。
マンションから公園を挟んで海側には競馬場や競艇場があるため、開催日には独特の雰囲気になり、部屋の方向や階によっては音が気になってしまうかも知れません。
また、近くに高速道路が通っているので、排気ガスや騒音といった弊害もありそうです。
実際に住んでみないとわからないところもありますが、物件購入前に本人が許容できるレベルなのかをよく調査をして選ぶ必要があるのではないかと思います。

「気になる物件価格とランニングコスト」
今回、担当者から案内を受けた物件の種類は３種類
・「Ｂタイプ」→３ＬＤＫ+Ｎ+ＷＩＣ：６５.０５㎡：５８５０万円～
・「Ｄタイプ」→３ＬＤＫ+ＷＩＣ：６７.０２㎡：６５００万円～
・「Ｍタイプ」→３ＬＤＫ+２ＷＩＣ：７０.０２㎡：７０００万円～
（今回は第1期販売開始後で間もなかったが、公園側の部屋は１期分全て申し込みが終わってしまっていたので、南側のみの販売でした）
・管理費：１万１７０５円～１万３６３５円／月
・修繕積立金：５６２０円～６６４０円／月
・駐車場使用量：２万３０００円～３万円
・駐輪場使用量：２００円～３００円

管理費は他のタワーマンション相場と比べて安く設定されているとのことです。
理由は周辺施設が充実しているため、マンション自体に無駄な共用施設を設けていないからの価格設定だそうです。
ランニングコストがあまりかからないのはありがたいですね。

「その他の物件情報」
マンションの戸数は３１２邸、施工者は「五洋建設（株）」管理会社は「住友不動産建物サービス（株）」
また、２４時間ゴミ出し可、車寄せ、駐輪場は戸数分、バイク置き場は中・大型用 となっています。
ペットは可で、防犯設備はマンション入口オートロックがあります。
また、建物は揺れに強い制震構造になります。

「モデルルーム見学を終えて」
「シティタワー品川パークフロント」は区民公園が隣接していて、水族館やプールなどもあるので、休日を家族でゆっくり過ごしたい方にはとても良い環境だと感じました。
また、近傍に大型のショッピングセンターや飲食店、各種商業、教育施設も充実していること、品川駅等の主要ターミナルへのアクセスも便利なことから、日常生活はほとんど不自由しない立地ではないかと思います。
しかしながら、競馬場や競艇場の雰囲気や騒音を気にする方にはやや不向きな物件だと感じました。

【オススメ度】
利便性★★★★
治安★★★
周辺の環境★★★★
価格★★★
おすすめ度★★★