>>645
そこは問題の本質じゃない。マンションは所詮共有してて個人の意は関係ないのでそこは
所有権の共有でも借地でも同じこと。
問題は地主に払う謝礼金(地代と更新料、売却等に伴う変更料)でしょ。
そこが圧倒的に不透明かつ相手次第であってアンコントローラブルである点だよ。
所有権であれば実費である固定資産税、都市計画税だけを払えばいい。しかももともと安いし1/6圧縮が永年あって格安。
その最も格安な部分(所有することで最も美味しい部分になるところ)が相手に奪われて、代わりに地代という不透明なもので
被されてしまう点にある。
逆に最も払いたくない部分で所有はしたくない部分、つまり上物(耐久消費財の側面しかなく経年劣化し、しかもメンテコストがかかり、さらに固定資産税等も5年間しか軽減されず、しかも1/2にしかならない)だけが区分所有になるということ。
これは要するに、マンションではもっとも(買う側に)不利ってこと。
だって、空間利用率を高めて全戸で土地を共同購入することによって負担を軽くできる部分がなぜか借地で取られてしまい、
逆に戸数が大きければ大きいほど材料的にも建築的にも高くなり、なおさら共同住宅がゆえに各部屋をしっかり防音防振対応して
手厚くしないといけない上物が普通に区分所有というこの憎さ余って泣けてくる仕様。それが借地マンション最大の泣き所だよ。