例えば借地がイヤだっていう人と借地でいいって人が5割づついるとするとファミリーの物件では夫婦で話し合うわけでどちらかがイヤだと言えば見送られるわけです。すると借地物件を買う家庭は全体の需要の1/4ということになります。ただ実際には借地でいいって人は半分以下の1/3ぐらいなので夫婦で借地物件買う可能性はぜんたいの1/9ということになります。マンションは高額なので一人でも嫌だというと買わないものです。10家族中1家族しか買わない物件はリセールで弱いんです。期間がかかる、それにつれて値段を下げる。取引価格は不動産データベースのレインズに蓄積されるので物件全体の価格も下がっていくのです。