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白熱する議論に終わりはあるのか?存分に戦え!
fight!
[スレ作成日時]2008-08-14 21:39:00
白熱する議論に終わりはあるのか?存分に戦え!
fight!
[スレ作成日時]2008-08-14 21:39:00
>>No.477 by 匿名たん
>私見ですが、「ベランダ喫煙の問題」は当事者間の「配慮」とか「話し合い」とかで
>解決出来るケースが大半だと思っています。
>ですが、「モラルレスな喫煙者」や「異常な嫌煙者」が絡んでくると「配慮」とか「話し合い」
>なんかでは解決は出来ません。
>まずは「規約で解決を図る」ことから始めて、それでもダメなら裁判でしょう!
前半は私も同感。貴方の私見どころか、それこそ誰もが意識しなければならない事だと思う。
その考え方が根っこに無ければ、どんなに規則の内容に拘ったところで共用関係は成立しない。
後半に関しても現実論としては尤もだと思うが、このスレで話がこじれているのは、まさに
「モラルレスな喫煙者」が規約や規則の条文を断片的に引き合いに出し、ルール本来の精神を
蔑ろにしたまま「自分はルールに沿って行動している」と主張する事に問題があるのだと思う。
彼らは自らの行動を正当とする結論ばかりが先に立ち、そこにムリヤリ理屈を合わせているだけだ。
その主張を「ルールの論理解釈」と捉えれば無視する事もできまいが、ルール本来の存在意義は
住民間の意見を中立的に調整する事にある筈であり、ましてここでの原因行為は「喫煙」という
原因者の努力なくしては事態改善が望めないものなのだ。
(タバコの何処が迷惑なんだ?と未だ言う者はもはや無視するしかない)
被害者が言う「被害」が本当に被害にあたるものとは言えないケースも実際にはある筈だが
そうしたケースだけを取り沙汰して「文句があるなら規約を変えればいい」などと
短絡的な理屈を遠そうとするのはどう考えても乱暴ではないか。
貴方が「やはり総会議決が必要」と結論づけている一連の説明を理解する事はできる。
しかし、ルールを拠り所にその正当性を主張するのであれば、そのルールの解釈は
厳然たる共通認識になり得なければおかしいだろう、という思いで私は発言してきたつもりだ。
その共通認識とは貴方が教えてくれた「文理解釈」に他ならない、と私は考えているし
たぶん貴方も同じ事を考えているのだと思っていたが、ここ最近の貴方の発言を見る限りでは
どういう訳か「これは私個人の規約解釈によるものですが」という前置きがされている。
結局のところ、貴方の「総会議決」に帰着する理論も「個人の一解釈によるもの」に過ぎないと
捉えざるを得ない。
ここへきて白状するのもどうかと思うが、私も若い頃に喫煙していた時期がある。
私の身体はタバコにそれほど依存する事が無かったので、最終的にやめる時もこれといって
特別な意識や努力を必要とはしなかった。
だから、タバコに執着する人の「タバコに対する思い」自体、完全には理解できていない。
しかしタバコを吸っていた頃も吸うのをやめた今も、タバコというものを客観的に見る目は
何一つ変わっていないと自負している。
タバコを生理的に受け付けない人がいる。ほんの少しの灰や臭いも許せない人がいる。
・・・そうした現実は、「タバコの良さ」を知る者なら同時に「タバコの陰面」として
知っておかなければならない事だと、喫煙者だった頃の私も当然のごとく考えていた。
そしてマナーやモラルといったものも、その意識を持って初めて芽生える発想だと。
だから、ある意味「迷惑」という言葉に理屈など求める事もできないのだと思っていた。
その思いは今も全く変わる事が無いし、他の全ての迷惑行為においても同じだ。
煙を好んで吸い込んでいる者と疎ましく思う者との間でギャップが発生しているからこそ
「迷惑」という言葉も必要なのだからな。
とりとめの無い話になってしまったが、もう一点。
私は仕事柄、市街地再開発事業やマンション建替事業で建てられるマンションの
原始規約を作る場面に(末席ではあるが)立ち会う事がある。
そこでは「迷惑行為」という言葉が、貴方が考えている以上に具体的にイメージされていると感じる。
例えば、騒音・振動・臭気・美観に関わる行為が原因となって住民間にトラブルが発生し得る事は
分譲床の売主も地権者も管理会社も、それぞれの立場においてシビアに想定はしているのだ。
しかし、それを防ぐべく「基準」を数値化し、文章として表現しようとしたところで
あまりにも現実的でないから、ここで言う「包括的な」ルールを採用しているに過ぎない。
多くの原始規約は「何かあったら総会で決着つければ?」と問題を先送りにしている訳ではなく
ルールの解釈に個人差があるからこそ、良識に基づいた解決に期待しているのだ。
売主の立場で考えれば、良識を逸脱した者のために販売ターゲットを狭める事はできないし
地権者の立場で考えれば、喫煙者・非喫煙者それぞれがいるであろう従前住民層の
片方を切り捨てる事など出来る訳がないのだ。
一部の「モラルレスな者」のためにルールを追加しなければならない事がある、という
貴方の意見を理解する事はできるけれど、その理屈をベランダ喫煙にも当て嵌めるという事は
配慮や話し合いでの決着を望まず、規約で禁止されるまではベランダ喫煙をやめようとしない行為は
つまり「モラルレスな行為」なのだと認めるという事で良いのか?
『(論理解釈上)規約違反でないのだからやめる必要は無い』という当初の主張とは随分違う様だが。