●見学にかかる時間
今回初めて「武蔵野富士見ザ・レジデンス」(以下は当物件と略します)の現地マンションギャラリーを訪れたのですが、ひと通りの説明と見学などを終えるのに約2時間30分ほどかかりました。
現地までの往復の時間などを考慮すると、ほぼ半日、人によっては1日かかるかもしれませんので、見学に行く日は時間に余裕を持って行動した方がよさそうです。
私の場合は、夕方遅い時間に訪問したため、帰りが夜になってしまい、ちょっと疲れました。。。
なお、事前に当物件の公式ホームページから来場予約を行なっておくと担当者から連絡をもらえますので、よりスムーズな見学が可能です。当日の予約もできますので、見学に行く際はぜひとも来場予約をおすすめします。
当物件の来場予約はこちらから
https://secure4.e-state.ne.jp/nt-musashino223/yoyaku_hp/
私は、西武線の八坂駅から徒歩で行ったのですが、府中街道沿いに、上の写真のような垂れ幕というか看板が出ていたおかげで、迷うことなくたどり着くことができました。
●見学全体の流れ
見学の順序は、かなりかっちりと決められています。
受付→マンションギャラリー1階の来客ルームにて当物件の概要説明→隣接のシアタールームに移動し、当物件のPRビデオを鑑賞→マンションギャラリー2階に上がり、設備や模型の鑑賞・体験→モデルルームを見学→再びマンションギャラリー1階に降りて来て価格を相談、といった流れです。
例えばモデルルームなど、じっくり見たい部分が決まっている場合は、事前にこちらから「先にモデルルームを見たいのですが」などとお願いした方が、時間が無駄にならず、効率良く見学できます。
それとは逆に、何も前提知識がない、まっさらの状態の方は、とりあえず流れに沿って、ゆったりと見学を楽しんだ方が、当物件のよさがよく分かると思います。
見学が終わると、地元・東村山市の銘菓「だいじょうぶだァー饅頭」をごちそうになりました。正直なところ、味にそれほど期待はしていなかったのですが、リアルに美味しかったです。
●モデルルーム
私が見学したのは、2種類あるモデルルームのうち、約75平米の「I1タイプ」だったのですが、間取りとしては3LDKのごく一般的なものでした。
ところが、当物件は収納スペースが多く、特に布団を収納する専用スペースが標準で用意されているところは、私のような布団派にとっては、とても嬉しい点だと感じました。
また、ウォークインクローゼットと納戸もそれぞれ2個ずつありますので、タンス類は持ち込まずに済みそうです。むしろ、収納家具を持ち込むと、家が手狭に感じられそうなので、手持ちの家具はすべて処分してから入居した方がいいのではないか?と思ったぐらいです。それほど収納スペースが充実しているということです。
●充実した標準設備
野菜クズなどを流しに捨てられるディスポーザーや、節水効果の高い食洗機は初めから付いていて嬉しいのですが、万が一故障してしまったら自己負担で修理するなり、買い換える必要があるので、ちょっと心配です。
特にディスポーザーは、当物件のような200戸を超える大規模マンションでないと、コスト面から設備が取り付けられないとのことで、やはり大規模マンションは設備面が充実しているな、と実感した次第です。ディスポーザーの実演(?)が見られたのも参考になりました。
ミストシャワーが気持ちよかったです。ミストシャワーがあると、自宅にサウナがあるような感覚になります。実際にミストシャワーを体験させていただいたのですが、風呂場に入った瞬間に顔にやわらかい蒸気が張り付き、瞬時に癒されました(笑)。ミストシャワーには、体温の保温効果の他にも、お肌の老廃物を吐き出させる効果があるとのことで、同居予定の妻や、高齢の母も喜びそうです。お風呂場が洗濯物の乾燥室になるのも、梅雨時などに重宝しそうで助かります。
屋上は、夏と冬など季節限定、時間帯限定で、開放するとのこと。特に夏場は、夕涼みがてら、昭和記念公園や西武園の花火大会が間近に見られそうなので、ぜひ体感してみたいなぁと強く思いました。
●インターネットと光熱費
私は仕事柄、高速インターネット回線が欠かせません。本物件のインターネット回線は、1Gbpsと高速で、月額880円の「UCOM光ファイバー」ですので、品質とコスト面はまったく不安はありません。
基本的に、別の光回線やプロバイダーに乗り換えることはできないとのことですが、この高速回線と激安な料金であれば、そもそも他に乗り換える必要はないですよね?
ただし、インターネットの料金は、共益費のようなイメージなので、インターネットを使う使わないに関係なく、全戸が必ず支払う必要があります。このあたりは、インターネットを使わない人にとってはちょっと納得が行かないのかもしれませんね。
また本物件は、インターネットと電気を1社(アルテリアネットワークス)が提供するので、電気代が8%もおトクになります。今話題の新電力に乗り換えるまでもなく、当物件に住むだけで8%も安くなるのはおトクですし、何も考えなくて済むのでとても楽ちんです。
かと言って、オール電化なわけではなく、ちゃんと東京ガスが使えますので、料理や風呂、リビングダイニングの床暖房はガス、照明などは電気といった具合に、自然な使い分けができて理想的なのです。
●周辺環境
とにかく閑静な住宅街です。目の前に東村山市立第一中学校がありますが、登下校以外の時間帯は本当に静かです。
私は散歩が趣味なので、徒歩4分の場所に広大な都立東村山中央公園があったり、歩きやすい多摩湖自転車道がすぐそばにあるところがとても気に入りました。
実は、最寄りの小川駅周辺は再開発計画が進んでおり、数年後には小川駅のすぐそばに30階建ての高層タワーマンションが立つそうです。小川駅のある小平市の担当者も計画に参画しているとのことで、よほどのことがない限り、再開発は順調に進みそうな印象を受けました。
それにともない、当物件の資産価値も上がりそうとのことで、買うなら今ですよ、と担当者から強烈にプッシュされましたけどね(笑)。
今はまだ近所のコンビニが1〜2件(セブン-イレブンとファミリーマート)ぐらいしかないのですが、今後の再開発に伴って、コンビニやスーパーはさらに増えて、より便利になるのではないでしょうか? なお徒歩で4〜5分の場所に大規模なダイエーがありますので、現時点でも買い物に困ることはないでしょう。
●担当営業マンの印象
今回の担当者は、とてもコスト意識、コスパ意識の高い方でした。個人的には好感が持てた方だったのですが、逆の見方をすれば、終始お金の話ばかりしていた、ということが言えるかもしれません。
とは言え、「立体駐車場の維持コストは30年で4億円以上かかるけど、平置き駐車場なら約3000万円で済む」とか、「コンシェルジュやゲストルーム、シャトルバスなどを置かないことで固定費を削り、居住者の負担を減らしている」、さらに「大規模マンションは戸数が多いので管理費が上がりにくい」、などプロのコスト・トリビアをいくつも聞くことができ、とても勉強になりました。