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私は以前輸入住宅の仕事をしていました。
日本のツーバイフォーの問題は耐久性で、工法が悪いのではなく、日本で使用されているSPF材が問題なのです。別名がホワイトウッドと呼ばれ、SPFは白い木の総称でいろいろな樹種が含まれています。日本向けにはJグレード呼ばれる、見た目にはとてもきれいな材料ですが、発泡スチロールの様なスカスカの木材です。
北米の現地ではこんな材料は使用してません。もっと目の詰まったずっしりとした材料です。
日本の商社のバイヤーはとにかく価格の安い物を仕入れます。北米の業者にしたら間伐材のような物がお金になるので喜んで売りつけてます。
事情の分かっている工務店はダグラスファー(米松)などのランバー材を使用してます。
相対的にツーバイフォーは木材の量が在来工法よりも多いので、材料代にコストが掛かります。そのために土台などは現地とは違ってに他の在来のような土台を使用してます。建て方も現地とはかなり違います。日本流に改悪してます。
専門家さんの意見では高温多湿の日本でも、ツーバイフォー工法は問題ないとの見解ですが、自分が知る限りでは、黒カビだらけの悲惨な構造体のツーバイフォー工法の建物を多くみてきているので、問題が多いと思ってます。
北米ではより構造的強く、断熱性の高い2X6が主流となってきてます。日本ではコストの問題でほとんどが2X4となってます。
在来工法がすべて良いともいえません。ツーバイフォーで使われるホワイトウッドを集成材にして多用しているところは問題かな。コストが安いのでハウスメーカーが進んで採用してます。ホワイトウッドを多用する家なら在来でもおすすめできません。