今さらながら、格式高きこちらの物件について見学記をしたためます。
物件自体のことや工法や外観と言ったことはすでに広く伝わっていると思われますので、環境などを中心としたことを記していこうと思います。
またごぞんじの建物の構成、賃貸棟などについては自明として続けます。
武蔵小杉、なぜか都心部や晴海近辺並みのステータスを築き、都心へのアクセスも近いわけでもないのに、値段は下手すると上回るような、小杉バブル、本当にイメージ戦略の大成功例ですね。
あたらしくできた臨海都市でもないのに、まったく新しく生まれ変わりました。横須賀線に小杉の駅もできました。林立タワーマンション、どれがどれだかわかりませんが、当初に見に行って聞いた価格が、数か月後に2000万円も上がって売買されていました。本件と関係ない話を持ってきたのは、ここの適正価格はいくらなのだろうか。ということを考えてえらぶとすると、今や8000万円越えしかないタワーの住戸ですが、はたしてその資産価値は保てるのだろうか。なんて考えてしまいます。そしてタワーにそれだけだすならぜひこちらをかんがえては? というのが本物件です。
タワーのあるあたりはもともとは工場などでした。バブル崩壊後しばらく野ざらしにされた殺風景な場所で、歴史もありません。
さてここからは本題ですが、この陣屋町のあるあたりは小杉の本来の町で昔から由緒高き屋敷が居並ぶ格式高い場所なのです。陣屋、御殿、名前だけも重厚ですよね。まわりの家も大きな屋敷が多いですね。
そこにできたのが、この物件、ちゃらちゃらせずしっかりと街に溶け込む、そして厳か、さすが三井と恐れ入ったものです。
駅距離で言うと、結構ありますね。小杉最後のタワーの大西学園跡の三井の建設現場をまがって日医の脇をひたすら行く。バスもないですし。20分くらいですね。ただ新丸子でよければもっと近いですね。庶民的な昔ながらの道を通っていけます。
イメージとしては住友不動産の用賀一丁目と似ています。ただここをしのぐ建物自体の格調高さは見たことがありません。絶賛です。そしてこれは中庭に起因しているのは間違いありません。陣屋門、鳥居、中庭、心を落ち着かせる風情があります。
ただし中庭は借景ですからなかなかちゃっかりな部分もありますが。