▽「日本橋高島屋/SC展開概要」(10/10高島屋他)
*東京の主要百貨店は、三越・松坂屋は特に歴史が長く、高島屋も江戸期創業だが、
東京に本格進出したのは、明治初期で現有楽町至近地区から現日本橋に移転している。
伊勢丹は秋葉原幹線道沿い創業後、新宿移転。松屋は横浜創業だが本格的に
東京進出したのは神田の幹線地区で、その後、浅草と銀座で店舗展開し現在に至る。
大丸も歴史が長く、江戸日本橋に進出したのは江戸中期で、現在の八重洲店に繋がる。
江戸城下で発展整備が早かった日本橋は、根幹商業地の源流とも言える地区で、
かつては、江戸三大店だった白木屋も所在(現コレド初号店地)してたが、東急店後に
20世紀末に閉店してしまったのは寂しい。
日本橋高島屋は、中央通りに面した一等地大規模小売店。対面には老舗の
丸善日本橋店が所在し、地区一帯は商業店舗群と有力企業等が多数所在する。
高島屋本館を核に新館(北側)と東館(昭和通側)が再開発目玉だ。同社では
既開業店を含め4館構成でのSC発信を目指すとしている。
日本橋地区は周辺他地区を含め、50年スパンでの再開発案件(進行中&完了済)が
多数ある(詳細略)だけに、毎年街並みが進化して行くので楽しみが多い。
有力企業の中には、開発後、ご当地や大丸他に戻るなど再入居する有力企業も多い。
南の新橋から北の上野間を結ぶ「中央通り」は、国道指定も多数受けている、
東京の根幹主要道の一つ。日本橋はその全長約6キロ程の中間点で、大規模インフラでは、
日本橋復活(高速改修)や西の大手門方面や東の茅場町金融関係の中間点でもあり、
さらに東の大川(隅田川)を渡れば、深川・本所で江戸期からの市中化地区だ。
■高島屋関係の主な概要
施設名称:日本橋高島屋SC(ショッピングセンター)
本館:地下2階、地上8階/売場面積:約46,000㎡
新館:地下1階、地上7階/売場面積:約17,000㎡
東館:地上4・5階 /売場面積:約 2,000㎡
ウオッチメゾン:地上1・2階/売場面積約 800㎡
屋上庭園:本館核に新・東館合わせ約6000㎡創出
駐車場:新館&本館地下
ガレリア:本新館間の道路。大屋根設置&路面店
開業:2018-平成30年9月予定(新館)
概要ttps://www.takashimaya.co.jp/base/corp/topics/171010b.pdf
[補足]
(注①)本館は現有。新館はかつて富士BK、三和BK、うなぎ等著名店、開業社ビル他。
東館は高島屋顧客等の駐車場棟他が所在してた。
(注②)街区規模予定概要
本館/B街区:地下3階、地上 8階/高さ:約 43m/延床:約80,659m2(現有)
新館/C街区:地下5階、地上31階/高さ:約175m/延床:約143,372m2(オフィス複合)
東館/A街区:地下5階、地上31階/高さ:約175m/延床:約143,372m3(オフィス複合)
*新館を核に新&東館へ中層階と上層階に連絡渡り通路で相互行き来可予定。
*東館の高島屋関係は2018年春開業予定(駐車場開業は早い方が良い)
*本館は2019年春リニューアル開業予定
*PHC・千桜・G他千代田物件・浜町&湊他中央物件は、大規模小売が集中してくるので
利便性が上がる。東西線沿線、門仲他広域地区もアクセスは楽だ。
日本橋&三越前の地下鉄駅だけでもアクセス範囲は広いだけに、企業関係含め便利になる。
<<176追加
▽「タカシマヤ ウオッチメゾン」(高島屋・既開業)
開業:2015年10/7
概要ttps://www.takashimaya.co.jp/base/corp/info/topics/pdf/201508/150831.pdf
*本施設を含め「4館SC展開」として位置付けている
>>176訂正
下段[補足]の(注②)街区規模予定概要
誤:東館/A街区:地下5階、地上31階/高さ:約175m/延床:約143,372m3(オフィス複合)
正:東館/A街区:地下5階、地上26階/高さ:約142m/延床:約 58,084m3(オフィス複合)