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ニースそれともマジョルカ
[スレ作成日時]2006-06-05 05:58:00
ニースそれともマジョルカ
[スレ作成日時]2006-06-05 05:58:00
>>114
>杉並区の地盤はあなたが危険と見る川沿いの低地(世田谷の多摩川沿い)と同程度。あなたの定義でいけば、杉並区=危険な軟弱地盤、となる。
>善福寺公園の辺なんかは道幅も十分すぎるくらい広いよ
>水害に弱い水辺の低地ですがな。
>論旨が混乱してるよ?
地盤強度と水害危険性について誤解があるようです。
地盤強度は区のレベルで議論できる問題ではありません。過去にそこに水がながれていたかどうかが、地盤の善し悪し(地震の揺れ)を決め、同時に将来の水害の可能性を示唆します。多摩川や荒川のような中規模河川であれば、川沿いの低地もそれなりの規模になりますので、一帯が危険地域となりますが、神田川や善福寺川といった小規模河川のましてや上流域では、川沿いの低地はごく一部の局所的な面積に限られます。昨今の局地的大雨で、野川に限らず神田川や善福寺川の溢水が知られるようになりました。それらの小規模河川には確かに「水害に弱い水辺の低地」が川沿いに続いていますが、その流域一帯全てが危険なわけではありません。川の両側にはゆるやかな坂があり水平距離で100メートルも離れると数メートルの高低差が生じますので、水害の危険性は全くなくなり、地盤も強固となります。この状況は、杉並区に限らず、都心区域たとえば渋谷川と渋谷周辺地域に関しても全く同じことがあてはまります。渋谷駅前の排水口から水があふれても道玄坂の上まで水が来ることはあり得ないのと同じ理屈です。ですので、井ノ頭池や善福寺池といった水源付近にあっては、水害の危険は下流域よりもはるかに少ない上に、可能性があるのはその周辺のごくわずかな部分に限られます。ただし、危険な地域ほど手放すひとが多いので、実際の危険地域の面積はごくわずかであっても、不動産として売り出されている(売れ残っている)物件には、近所の人は買わないような危険地域の割合が高くなる傾向があるので注意が必要です。
ちなみに専業主婦ではありません。