>>150
余らないです。もともと「余る、余らない」っていう概念自体が存在しません。
みなさん、ちょっと考えればわかる話ですが、修繕費にしろ、解体費用にしろ、
これいったい誰に支払ってるのだと思いますか?これが、借地と所有権の違いなんですよ。
借りてる人の場合、すべては地権者にそれがいくわけです。
土地を借りてる、っていいますけど、土地ってなんでしょうか?更地に返すっていうけど更地にするってことの意味は?
ようは、賃貸物件で原状回復するっていう理屈をそのまま土地に当てはめた結果なんでしょうが、賃貸でもガイドラインと本来的な意味はおいといて、ようは賃借人は賃借人に対して借りることによる対価、に加えて借りてる物件そのものの価値の維持にまつわる本来賃貸人が行うべき費用も負担してるわけですよね。面白い話です。
なので、余る、あらまらないなんてことは存在しませんよ。だって賃貸マンションを返却する場合だってそうじゃありませんか?鍵交換費用、エアコンクリーニングに居室クリーニング、クロス張替え、補修費用。
さて、これってなぜ一方的に相手が決められるのかな?そして、業者すらも相手が決めてきますよねー。
自分が選定した業者、または自分で心底丁寧にきれいに清掃、修繕、補修してもそれは認められないことが
一般的な賃貸では通常です。なぜなら、鍵交換なり居室クリーニングっていう「名目」ってのはただの名目なんですね。
後付けであり、賃借人からお金を引き出すための「口実」として使われてるだけだから。だから、自分で選定した業者なり
自分でやった場合にケチをつけられて認められない。解体費用もおなじです。ただの口実です。
でもこれ、マンションだと都合がよい。なぜならここを新築で購入した人が全員住み続け70年の償還期限を迎える
ことはありません。70年後には中古等で売買した人達がただ残ることになるでしょう。その人たち自体が
70年間そのお金を払い続けてきたわけではありませんから別に気にもしない。土地の運用ってのはそういうことです。