九州のニュース

石木ダム　収用委の審理は再び中止
10月09日

川棚町に計画されている石木ダム事業で、県の収用委員会は９日、反対地権者の家屋などの収用について意見を聞く「審理」を川棚町中央公民館２階講堂で開く予定でしたが、地権者らの阻止行動で再び中止しました。
委員会の「審理」は、収用を申請された土地の明渡時期などについて県と地権者双方から意見を聞く手続きで、今回は４世帯の家屋などが対象となっています。
事業に反対する地権者らは「収用を前提とした話し合いには応じられない」として、前回同様会場の入口に立ちふさがったことから、収用委員会は「審理」が開催できる状態ではないとして、今日予定していた２世帯の家屋を含む土地の「審理」を中止しました。
収用委員会の「審理」は、必ず行われなければならないことから、事務局では、今後別の場所での開催を検討することにしています。
http://www.pref.nagasaki.jp/press-contents/211849/

東京五輪組織委員会が知事を表敬
10月09日

２０２０年に開かれる東京オリンピックパラリンピック競技大会の組織委員会のメンバーが９日、長崎県の中村知事を表敬訪問し大会での協力を要請しました。
県庁を訪れたのは、２０２０年の大会を運営する組織委員会のメンバー３人で、オリンピックが日本全体で盛り上がる大会となるように各都道府県を巡って連携を呼びかています。また、中村知事は外国人観光客の受け入れ態勢を強化することや県内へのキャンプ地の誘致などで委員会との連携を強めたいと述べました。
委員会では、大会を観戦した人たちが全国を回る仕組みとして大会と国内観光をセットにしたチケットの開発も進めたいとしています。

長崎くんちフィナーレ
10月09日

長崎くんちは、９日が最終日となる「後日」です。
午前７時からは長崎市大波止のお旅所で、午前８時２０分からは諏訪神社で奉納踊りが披露されました。また午後１時からはご神体を載せた３基のお神輿がお旅所から諏訪神社に戻る「お上り」が行われました。
諏訪神社やお旅所などで奉納を終えた各踊町は市内の家々などを巡り、敬意を表して、玄関先や店先で演し物（だしもの）を披露する「庭先回り」を行っています。
シャギリの音が響き、お祭り一色となった３日間…、長崎くんちもフィナーレを迎えます。

うわ、喜んでやってきてはるわ( ；´Д｀)

香港の旅行会社社長が誘致対策を講演
10月09日

香港の大手旅行会社の社長が雲仙市を訪れ、観光関係者を前にインバウンド＝訪日外国人旅行者への対応策などについて講演しました。
講演したのは、香港ＥＧＬツアーズの袁文英社長で、雲仙市の市政１０周年記念事業の一環として行われました。講演に先立ち袁社長は、雲仙地獄や旅館・ホテルなどを視察、温泉地としての雲仙の可能性を評価する一方で、外国人観光客を招くためには施設整備が必要と指摘しました。また、香港人には家族風呂のような貸切の温泉が人気があることや「訪日ウエディングを取り込めば参列者ら数十人単位での宿泊が見込める」といったヒントも紹介しました。講演を聞いた人達は、インバウンド対策の重要性を改めて感じているようでした。

かくれキリシタン資料展
10月09日

平戸市の生月町博物館「島の館」では、かくれキリシタンの信仰の道具など貴重な資料を集めた「かくれキリシタンの御前様」展が開かれています。
「御前様」とは、生月島のかくれキリシタンの組織「垣内」で信仰対象とされてきた御神体のことで、掛け軸の聖画「お掛け絵」などが展示されています。
会場では、古くなると新しく書き換えらた「お掛け絵」の変遷も見ることができます。またオコンタツとよばれる十字架は、今年解散した組織・上川垣内から寄贈されたもので、信仰行事とともに４００年に渡り受け継がれてきた貴重な資料です。
かくれキリシタンの貴重な資料を集めた「かくれキリシタンの御前様」展は、１１月２９日（日）まで生月町博物館「島の館」開かれています。
また１１月１日には、かくれキリシタン信仰の歴史などを考えるフォーラムも開かれ、その中で生月島の山田地区の組織で伝わってきたオラショも披露されます。

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長崎くんち中日　庭先回り

2015年10月8日　19:00
　きのう（１０月７日）開幕した諏訪神社の秋の大祭・長崎くんちはきょうは中日。各踊町は、お世話になった企業や店の玄関先で踊りや囃子を披露する「庭先回り」を行っています。
　福をおすそ分けするという意味も持つ、長崎くんちの「庭先回り」。７つの踊町が長崎市内を朝から夜までまわります。本踊を奉納した金屋町です。お世話になっている企業の前で本番さながらの舞を披露します。演技を一目見ようと集まった関係者や、待ち受けた観光客から大きな拍手が起こりました。
　観客は「楽しみました、おかげさまで」
「すばらしいです。ほんとに。初めて観させていただいたけどすばらしい、毎年来ます。」
　浜町のアーケードでは西古川町の本踊の一行が、それぞれの店の前で祝いの舞を披露していました。「お花」と呼ばれるご祝儀をいただいた店や企業、家々を３日間ですべてまわるため、移動は慌ただしく足早に先を急ぎます。
　諏訪小学校に、子供たちの「もってこい」の掛け声が響きます。榎津町の川船です。網打船頭をしている上床優心くんは諏訪小学校の３年生。同級生たちが見守る中、演技を披露しました。
　見事、成功すると、同級生たちからは一際大きな歓声があがりました。演技が終わった後はクラスメイトが集まってみんなで写真撮影です。
　諏訪小３年　上床優心くん「緊張した」
（みんな優心君はかっこよかったですか？）「はーい」「浦島太郎みたい」「全部入るか心配だったけど入ったから良かったです。」
　庭先回りは今夜は９時ごろまで、あす（１０月９日）も朝から夜９時ごろまで行われます。

公会堂前広場の披露は最後？

2015年10月8日　19:03
　公会堂前広場では、これが最後になるかもしれないこの場所での踊りの披露に、惜しみない拍手が送られました。
　県の内外から訪れた客が、公会堂前広場に組まれた観覧席に続々と入っていきます。公会堂前広場は自由席のため、いい席を取ろうと午前３時から並んだ人もいました。長崎市公会堂は、２０１５年３月に閉館しました。長崎市は当初、今年のくんち終了後に公会堂の建物を取り壊すとしていましたが、まだそのメドはたっておらず、来年以降も踊り場として利用できるのかどうか不透明な状況です。そして跡地は新しい市役所の建設予定地でもあるため、いずれはこの場所で踊りを見ることはできなくなります。
　観客「場所的には私達はすぐ電車に乗ってこれる」「来年はどちらでするのか心配」「間近で見れてＳ席なのがいい」
　公会堂前広場は１９６８年から半世紀近く、くんちの踊り場として、諏訪神社の奉納が終わったあとの踊町が出し物を披露してきました。特に砂かぶり席は、根曳衆の息づかいや演舞を間近に感じることができると人気です。
　解説「（実況）行列があるときも傘鉾が一番先頭を歩く？（解説）町の役員も傘鉾の前を歩いてはいけない、町の先頭を歩くんです」
　踊りの合間の解説も好評で、県外からの観光客も気軽に楽しむことができます。踊り町の人たちも、諏訪神社とは違った愛着がこの場所にはあります。
　賑町　向俊博運営委員長「（将来も）公会堂があるものと思ってきた」「諏訪神社よりも庶民的だった」
　金屋町　中尾圭一自治会長「ずっと見てきたが客とのコミュニケーションもいい」「ずっと続いてもらうことが…」
　長崎市は来年以降、公会堂前広場に代わる踊り場をどうするのか「未定」としていますが、この場所での披露は今年が最後になるかもしれないとあって、踊り町や県内の観客からは惜しむ声が聞かれました。

お旅所のにぎわい　今年ならではのグッズも

2015年10月8日　19:05
　ご神体が安置されているお旅所は、きょうも大勢の人で賑っています。くんち限定の御守りやおみくじもあります。
　諏訪神社の３体のご神体が安置されている大波止のお旅所。左から、海の神様の「住吉」、厄除けの神様の「諏訪」、そして縁結びの神様「森﨑」の順に並んでいます。きょうも大勢の参拝客が訪れ手を合わせていました。
　訪れた人は「ただお祈りするだけです何も考えません」
「毎年、こういうのがあると楽しみでいいですね」
「元気で過ごせるように（とお祈りしました）」
　お旅所では、くんち限定のお守りなども販売されています。ストラップタイプの長崎くんち守は８種類でこのうち、３種類は今年の踊町のものです。
さらに・・・
　平仙アナ「こちらは、ことしも人気売り切れ必至のご朱印帳です」
「表紙には、諏訪町の龍踊そして、裏には新橋町の阿蘭陀万歳の様子が刺繍されています」
　御朱印帳は、神社や寺に参拝した証として朱印とよばれるスタンプを押してもらうもので、パワースポットめぐりなどの流行で、若い人にも人気です。おみくじはことしは２０種類が用意されました。初登場は、金運など様々な運を引き寄せる糸が入っている「糸みくじ」と、扇子を開くとすぐに結果が分かる扇みくじです。
　平仙アナ「安心してください、中吉ですよ」
「恋愛運・・・ひたむきな心持ちが大切です」
「２６歳独身、ことしは謙虚な気持ちで頑張ります」
　出店巡りもくんちの楽しみのひとつです。今年はおよそ４００の店が軒を連ねました。こちらは東京などで人気を集めるクロワッサン生地のたい焼きです。
　平仙アナ「クロワッサンたい焼きいただきます。サクサク、あんこもたっぷりで甘さ控えめ、おいしいです」
　お旅所では今夜７時から上五島の神楽の奉納もあり、賑わいはあすも続きます。

対馬仏像窃盗・監視役の男に実刑判決

2015年10月8日　19:12
　去年１１月、対馬市で市の指定文化財の仏像などが盗まれた事件で、韓国人窃盗グループの監視役の男に対し、長崎地裁は、懲役３年の実刑判決を言い渡しました。
　判決を受けたのは、韓国籍の朴奉緒被告（４３）です。判決などによりますと、朴被告は２０１４年１１月２４日、すでに有罪判決を受けている韓国人の男ら４人と共謀し、対馬市美津島町の梅林寺から市指定文化財の「誕生仏」と「大般若経」、あわせておよそ１億１千万円相当を盗んだ窃盗などの罪に問われています。
朴被告は犯行の際の監視役とされていますが、これまでの公判で「犯行のことは事前に知らされていなかった」と主張していました。
きょうの判決公判で長崎地裁の宮本聡裁判長は、「朴被告の同行は渡航資金の提供者からの条件で、犯行の実現に朴被告の存在は不可欠だった」とした一方で、「犯行への関与は相対的には小さい」とし、懲役３年の実刑判決を言い渡しました。

くんちに中学校の和太鼓部が出演

2015年10月8日　12:02
　長崎くんちが開幕したきのう（１０月７日）、中学校の和太鼓部が大波止のお旅所で初めて演奏を披露しました。
演奏したのは創部２年目の長崎市立桜馬場中学校和太鼓部のメンバー１２人です。
桜中太鼓の演奏は諏訪神社が創建されて３９０年を迎えるのを記念して行われ、お旅所に移された三体の御神体に向けて奉納されました。２曲でおよそ１０分間の演奏を午後６時半前から３回披露し、多くの参拝客が足を止め聞き入っていました。
部員たちは大舞台に緊張気味でしたが、練習の成果を見せようと必死に太鼓を叩きます。最後は、予定になかった観客からの「もってこーい」のアンコールにも応えました。
桜馬場中学校和太鼓部２年の田中結菜さんは「思ったよりも多くの人が来ていて、外国人も多く見てくれていて、終わった後に小さい男の子が来て感動したと言ってくれて、それがすごくうれしかった」と話していました。
くんちの舞台での演奏を終え、部員たちは晴れやかな顔を見せていました。

五島の特産品・椿油しぼり始まる

2015年10月8日　12:04
　整髪料や食用油などに使われる五島の特産品、椿油をしぼる作業が始まりました。
五島市平蔵町の今村光次さんの製油所です。こちらでは、島内で唯一、昔ながらの機械を使って油をしぼる作業をしています。
原料は、五島に自生し８月から９月にかけて収穫されたヤブツバキの種です。
天日で乾燥させた種を細かく砕いてセイロで蒸します。
機械を使って圧縮すると、琥珀色の油が出てきました。種１ｋｇで、およそ３００ｇの椿油がとれます。
椿油は整髪料や食用油として使われていて、最近は健康食品としても注目されています。
この製油所では今年も例年と同じ４ｔから５ｔの椿油を生産する見込みです。作業は２０１６年２月ごろまで続きます。

金融経済概況「緩やかな回復基調」

2015年10月8日　12:06
　日本銀行長崎支店は、長崎県の景気は緩やかな回復基調を続けているという金融経済概況を発表しました。
日本銀行長崎支店が１０月１日付けでまとめた県内の景気は、「全体として緩やかな回復基調を続けている」となっています。
このうち、生産業は「持ち直している」という表現で、なかでも、大手や中堅の造船は生産が増加していて、中小の造船も高い水準の受注を確保しています。
業績が「良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業を引いた指標はやや悪化していて、全体では厳しい見方をしている企業も少なくない状態です。
一方、観光業は、明治日本の産業革命遺産の世界遺産への登録効果に加えて、国際クルーズ船の寄港が増えていることなどで、勢いが増しています。

そうなんですか。。。

ageます

公会堂前の路面電車脱線事故で事故調
10月12日

１０月１１日夜、長崎市路面電車が脱線する事故があり、１２日午後、国土交通省の調査官が原因究明のため長崎入りしました。一部路線を除き電車が運休したため、連休の市民や観光客に大きな影響が出ました。
運輸安全委員会の鉄道事故調査官２人は１２日午後２時半頃脱線事故の現場に入り、レールの切り替え部分の確認や事故の聞き取りなどをして調査を進めました。
この事故は１１日午後９時半ごろ、蛍茶屋発―赤迫行きの路面電車が公会堂前交差点を右折中に後輪が脱線したものです。長崎電気軌道によりますと乗員乗客あわせて５人にけがはありませんでしたが、１１日夜は事故の影響で、公会堂前を通る３つの路線が運休となりました。事故原因の調査のため１２日午前中も赤迫ー蛍茶屋間など３つの路線で始発から運休となり、多くの利用客に影響が出ました。
現場の交差点では２００７年にも同じ路線で２回の脱線事故が起きていて、そのうち２回目に起きた事故では、今回の脱線事故を起こした車両と同一車両だというともわかりました。電気軌道では事故後レールの補修や定期点検などで再発防止策をとっていて、８月にはレール、今月初めには車両の点検を行いましたが異常は見つからなかったということです。
１３日以降の運行について現在、長崎電気軌道が九州運輸局と協議をしていて、現時点では運転再開のメドは立っていません。

時津で交通死亡事故
10月12日

１２日昼前、時津町で自転車に乗り道路を横断中だった７４歳の男性が普通乗用車に轢かれ、なくなりました。
１０月１２日午前１１時すぎ西彼・時津町浜田郷で普通乗用車が道路を横断中の自転車と衝突、自転車と乗っていた男性が車の下敷きになりました。車に轢かれたのは、近くに住む無職の比嘉照幸さん７４歳で、比嘉さんは事故から３時間後死亡が確認されました。
警察の調べによりますと、乗用車が右折して町道に出ようとした際、道路を横断中だった自転車に気づくのが後れたのが、事故の原因と見られています。
警察は、乗用車を運転していた６４歳の女性を逮捕し、事情を聞くなどして詳しい事故の状況を調べています

時津で交通死亡事故
10月12日

１２日昼前、時津町で自転車に乗り道路を横断中だった７４歳の男性が普通乗用車に轢かれ、なくなりました。
１０月１２日午前１１時すぎ西彼・時津町浜田郷で普通乗用車が道路を横断中の自転車と衝突、自転車と乗っていた男性が車の下敷きになりました。車に轢かれたのは、近くに住む無職の比嘉照幸さん７４歳で、比嘉さんは事故から３時間後死亡が確認されました。
警察の調べによりますと、乗用車が右折して町道に出ようとした際、道路を横断中だった自転車に気づくのが後れたのが、事故の原因と見られています。
警察は、乗用車を運転していた６４歳の女性を逮捕し、事情を聞くなどして詳しい事故の状況を調べています