ここで戸建てを新築した方はいらっしゃいますか?
どんな感じでしょう?
[スレ作成日時]2015-09-14 17:12:59
ここで戸建てを新築した方はいらっしゃいますか?
どんな感じでしょう?
[スレ作成日時]2015-09-14 17:12:59
サンキョウさんは土地ありきの分譲業者でしたが、土地の買い付け価格が、常に他社より相当高い値で買い続けておられました。
分譲業者は土地を買わなければ回りませんが、自社土地の仕入れの試算が甘く、利益を圧迫していったのは間違いないと思います。
高い値で仕入れるのなら、きちんと利益を取って高く売らなければいけません。
それができなかったのでしょう。
笠岡美の浜を見ればわかるように、入札なので買付価格は公表されていますが、坪単価 約7万で落札されています。
美の浜のエンドユーザー購入相場は11~12万程度です。
7万で落札し、設計料、工事費用、登記費用、税金など含めれば、土地原価だけで軽く相場を超える金額になります。
ましてやあれだけ意匠化した分譲地ですから。
サンキョウさんは、常にこのような土地の仕入れをされていました。
分譲業者は、はっきり言って土地の仕入れがすべてです。
はるかホームさん、ナチュラルハウスさん、ワウハウスさん、ダイフクホームさん、最近勢いのあるカバヤさんなど、他にもたくさんありますが、地場で営業されてる建売業者の建物は、みんな延床30坪程度、使う設備も同じ、間取りも4LDKで、価格帯も大差なく、どれも違うようですが、乱暴な言い方ですが建物なんてほとんど同じです。
乱暴な言い方ですが、他より安くて接客対応が良くてきちんと建ててくれたらお客さんはどこの会社だっていいんです。
でも、そんなことはどの住宅会社も至極当然、当たり前にやっているし、やるべきことです。
これはエンドさんから見た目線ではなく、分譲業の経営としての見方です。
最終的に差が出るところは、お客さんを引っ張ってこれて、数字を確実に読んでいけるのは、自社土地です。
しかしこれからの時代は、内容の良い土地の仕入れができているからと言って家がどんどん売れる時代ではありません。
ですが、土地を確保し、市場に合わせた事業計画を練り、適正な経費体制を作り、きちんと回していけるところが結局勝ち残っていくと思います。
そして分譲事業はいずれ頭打ちが間違いなく来るので、分譲事業以外の食い扶持を持つなどして、会社を少しでも長く存続させることをしなければ、最も大切な、アフターケアができません。
これから厳しい時代に入っていきますが、今ある住宅会社が二の舞にならないことを願っています。