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品川新駅の周辺開発、道路など先行整備し6区域に
JR東日本が素案を公表
東日本旅客鉄道(JR東日本)は8月31日、JR品川車両基地跡地開発計画の素案を、国家戦略特区の会議に提出した。田町-品川駅間の港区港南に2020年、新駅を暫定開業し、「グローバル ゲートウェイ 品川」として周辺を開発する。道路や公園などの都市基盤の整備によって、オフィスや住宅などを建設する素地は6区域に分かれる。
都市計画決定は2015年度中の見通し。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催後にビルなどの建設に着手し、24年ごろに街開きをする。品川駅には、27年開業予定のリニア中央新幹線が乗り入れる計画だ。
品川車両基地跡地では約13万m2の用地が創出され、国際交流拠点となる街づくりをめざしている。エリア内を東西に横切る車道を計5本、整備する。新駅の東側には歩行者用の連絡通路ができる。線路の東側にある品川シーズンテラス前の道路は、JRの敷地を抜けて西側の第1京浜に接続する。地区内広場の北側の道路は、新駅と地下鉄泉岳寺駅方面を結ぶ。品川駅側に設ける北口広場は、リニア新駅やバスなどの交通機関との結束点になる。
建物の計画は素案に盛り込まれていないが、6区域に高層ビル7棟を建設する案がある。7棟のうち5棟がオフィス・商業などの複合ビル、2棟がマンションだ。新駅前の区域に立つ複合ビル2棟が中核的な存在となる。街区公園のできる田町駅側の区域に住宅棟を配するとみられる。容積率やビルの規模などは決まっていない。
[スレ作成日時]2015-09-03 22:22:11