値崩れしにくい借地権物件の条件は、2つある。
1つは、都心の好立地であることで都区部でも外側はNG。
なぜ借地なのか考えて頂きたい。地主からすると絶対手放したくない都心の特別な一等地であることも多い。
そんなケースなら、定期借地権でも値下がりしにくい。
もう1つは、大手売主の物件である。
財閥系のデベロッパーは優良な大企業を顧客に持ち、その顧客の一等地の有効活用として、定期借地権マンションを提案することが多い。由緒ある土地であることが多いのもそのためだ。そうした稀少性は所有権では見られないことも多い。
これら2つの要件を満たしている物件は過去にも高値での取引が続いている。