地域の環境を良くすることが結果として近隣住民の利益につながると信じ、その目的達成のために、社会通念上妥当とされる範囲での妥結点を模索し、三菱とは信頼関係を基本に、話し合いで問題を解決しようと、この3年間取り組んできました。
ちなみに、同じ三菱案件でも「○○マンション反対の会」と言うような反対運動では、近隣住民の意見は殆ど採り入れられないまま、すべて半年ぐらいで着工しわれわれよりも後から出て先に完工しています。
私は三菱側だと喧伝される方がおられることは、会合に出席された世話人の方やご近隣の方からもお知らせいただき承知していました。しかし、私自身はこの3年間ヘゲモニーを取りたいとか、三菱に取り入ろうと思ったことは一度たりともありません。
今この街には、住友不動産のマンションに入居された子連れの家族や、サラリーマン等も増え、少しずつではありますが雰囲気も変わってきました。住友マンションの前の切支丹坂は、何の取り決めもありませんが、互譲互助の精神でいつも綺麗に掃き清められています。
春には入居される三菱のマンション住人方も含めて、互譲互助の精神で心豊かな地域コミュニティが出来ることを願って、筆を置きます。