>>2039
2038です。
>売却損とは残債がリセール価格を大幅に上回ったということでしょうか?
国税で認めている売却損は「転売価格」-「現在の評価額」で以下にわかりやすい解説がありまして残債とは関係ありません。
http://www.mf-realty.jp/tebiki/mtebiki/11-1.html
たとえば5000万円のマンション(土地2500万円、建物2500万円)は20年後の税法上の評価額は4325万円です。これを2500万円で売却して仲介手数料が80万円であったとすると 1905万円の損がでます。
もし給与所得控除後の金額が2000万円の人がいたとして上記損を被ると、このひとの年間課税所得は 2000ー1905=95万円となり、この人が今年払った所得税800万円は全額還付され、今年課税されていた住民税(200万円)が来年はほぼタダになります。
さらに住宅取得特別控除でこれから10年間所得税が減税されます(40万円x10=400万円)。
こう見ていくと金持ちは不動産で損だしても痛くも痒くもないどころかキャッシュフロー上プラスになります。今の政府の政策は金持ちだけでなく買い替え需要のある人に新たに不動産を購入させて景気を浮揚させようという意図がありありです。その購入資金も銀行がマイナス金利なので、ローン金利も 0.5~0.6%と市場最安値で減税で1%が戻るとローンで逆に借り手が金利をもらっていることになります。
われわれサラピーマンはここまで上手くは行きませんが税金全額還付される点と10年間の減税でマイナス金利の恩恵を受けられ点は同じです。
>今も上石神井近辺にお住いのようですが、参考までに多額の売却損を出してなお
>同エリアで買い替えするのはなぜでしょうか?
上石神井に住み続ける理由は (2038) に書いたとおりで、今のライフスタイルに便利でいいところだと思っていることと資産価値なんて考えてるのがアホらしくなり政策が変わる前に早く動くべきと確信したからですね。