コンクリート打ちっぱなしの前を歩くカップルとういう、「エントランス完成予想図」と、西川口駅徒歩7分という立地に、てっきりDINKS向けのマンションかと思っていました。
そして、西川口駅徒歩7分という距離なのに、蕨市という不思議。
後ほどモデルルームの説明でわかるのですが、ここは西川口と蕨の境に建つマンション。
西川口駅近の商業地の便利さと、蕨の第一種居住地域という静けさの両方が手に入る場所だったのです。
建物の配置ですが、真南向きのB棟の後ろに西向きA棟と東向きC棟があります。
南向きは低層階でも日当たりがよさそうですが、A棟とC棟はB棟の裏に完全に入ってしまっているので、日当たりは大丈夫かしらという感じでした。
モデルルームでは、日照のコンピューターシュミレーションがありましたので、希望の部屋の日照状況がみられます。
さて、約束の時間になりましたので、モデルルームを訪問しました。
男性が出迎えてくれましたので、こちらが担当さんかと思いきや、アンケートとドリンクのオーダーを聞くだけで、後から別の担当さんがいらっしゃいました。
こちらのマンションの一番広いお部屋は、東向きルーフバルコニー付きの4LDK 76.95㎡二部屋でしたが、すでに販売済み。
現在手に入るお部屋は一番広くて3LDK 67.64㎡です。
4人家族には少し狭いような気がしますが、駅に近いということで広さを妥協できる方にはよいのではないでしょうか。
3人なら普通に住めると思います。
担当さんからお話を伺った後は、シアタールームです。
実はシアタールームって初めてなんです。どきどき。
15分の中に物件の魅力がぎっしりつまっていました。
すっごい美辞麗句で笑えるところもありましたが、まあモデルルームですから。
自分の住む町にマンションが建つなら、どんな言葉で紹介してくれるのでしょうか。
お部屋の中は、建具などがダークブラウンでまとめられ、シックで落ち着いた感じです。
でも、収納扉などが鏡面仕上げになっていて、ちょっと浮いているような。
リビングは窓が大きくとってあるので、バルコニーとの一体感があり、リビングがより広く感じられます。
さらに、バルコニーは低層階以外は透明な強化ガラスですので、実際のお部屋の開放感はさぞかしあるでしょう。
でもね、透明ガラスのバルコニーには一言。
こちらは高層といっても6階、周りには同程度のマンションもある。
結構人の視線が気になるのでは。
部屋着ならまだしも、パジャマなどのあられもない姿で洗濯物を干す日もあろうかと。
それが外から丸見えになるなんて、家にいるのに寛げない~。
ぼ~っとベランダから外を眺めたい日もある。
それも丸見え~。
ベランダは採光と目隠しの両方がかなう、半透明がよろしかと・・・。
設備については、まあ普通。
ミストサウナは付いていました。
今でこそ半分くらいの新築物件に付いているイメージですが、10年前はなかったよね~。
マンションも進化するのね~。
モデルルームは、広くて見栄えの良い角部屋を作ることが多いような気がするのですが、こちらは一番販売戸数の多いタイプのお部屋で作られており、真摯な企業姿勢が感じることができました。
西川口駅東口周りは安いお店もたくさんあるようで、とても生活しやすそうでした。
一方で、反対側の西口には昔からの歓楽街があり、風俗店もあります。
駅に近づくと線路越しに、西口にあるファッションホテルのビル郡が見えます。
そんなわけで、西川口アドレスというとイメージを気にする人もいるようです。
しかし、東口にはそのような建物はないようですし、西川口駅の便利さを享受できる上に、蕨アドレスで「へえ。西川口なんだ」と思われるのも避けられてよいのではないでしょうか。
最後に、こちらに住まうと、蕨市民でありながら生活の大半を川口市で送ることになりそうですが、子供が病院にかかった場合の乳幼児医療費などの扱いについて、調べる必要があるなと思いました。