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昔、ルーズベルトゲームというドラマの中で、若干内容うろ覚えですが、製造側の責任者がまだこの段階では検証も終らないから製品は出せないって突っぱねてるのを、営業側が、客がこの納期でほしいって言ってんだから出せよ、って無理やり納期早めて売ってしまって、結果不具合が見つかり、責任を取って製造責任者が降格されるというシーンがあり印象に残ってます。
確かに、目に見える事実として、検証不足の不良品を作ったのは製造側ですが、製造側の責任になるのをもやもやした気分で見てました。
今回の一件も、事実は分かりませんが、営業側から圧力があったとも言われてます。
そうだとしたら、改竄をしないように社員教育をするとか2重3重のチェック体制を築くとか開発サイドの改善だけでなく、営業サイド側も抜本的に改善をしなければならないと思います。
ドラマのように、営業サイドは、お客様がこの納期で出せよって言ってんだからさ、って圧力かけて、徹夜作業で開発や保守部門が対応して、何かミスがあったらお前ら開発・保守の責任だぞだとするとあまりにもひどすぎる気がします。
そもそも優秀な営業マンとは、価格にしても納期にしてもお客さんが購入してくれるギリギリのラインを見極めて交渉すべきで、お客さんに良い顔をしたいがために、それ以上に値引きや納期を早めたり、社内の別の部門に迷惑をかけるような負担を強いているなら、売上が良くても評価すべきではないと個人的には思います。
東洋ゴムには、誰の責任にするのかとか、誰を罰するかを考えるのではなく、どうしたら2度と同じ過ちを繰り返さないかを真剣に考えてほしいです。
あと内部告発?した人が社内で不当に扱われないように祈ってます。