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都心で自分が住むためのワンルームの中古マンションを購入しようと検討中です。
仲介会社さんに色々と質問したのですがよくわからなくて・・・
「マンションは購入した金額と同じ額で売れると得したことになりますよ!」と
営業の人に言われたのですが、何が得になるのかいまいち意味がわかりません。
理解力がないだけかもしれませんがどなたか教えて頂けると嬉しいです。
[スレ作成日時]2015-01-23 17:38:39
都心で自分が住むためのワンルームの中古マンションを購入しようと検討中です。
仲介会社さんに色々と質問したのですがよくわからなくて・・・
「マンションは購入した金額と同じ額で売れると得したことになりますよ!」と
営業の人に言われたのですが、何が得になるのかいまいち意味がわかりません。
理解力がないだけかもしれませんがどなたか教えて頂けると嬉しいです。
[スレ作成日時]2015-01-23 17:38:39
現在お住まいの住宅でどれだけの出費があるかによります。
現在のお住まいがご自分の持ち物なのか、賃貸なのか、あるいはご両親と同居などなのかによって現在の出費項目や額が異なりますが、ほぼ確定可能でしょう。「今住んでいる所に住まなくなったら、払わなくてよくなる項目とその金額は?」と考えれば分かりやすいです。
一方で、中古マンションを買って売却した場合の出費です。
例のケースのように購入価格と売却価格が同じだった場合、5年間の差引き出費になる主たるものは:
1 物件取得と売却にかかる不動産業者への手数料
2 物件取得と売却の契約書にかかる印紙税
3 物件取得の不動産取得税、登記費用(司法書士費用、登録免許税)
4 ローン締結・解除(一括繰上げ返済)にかかる金融機関手数料および印紙税
5 (ローン借入期間中の)ローン金利
6 入居時と退去時にかかる引越し費用
7 所有中にかかる固定資産税、管理費、修繕積立金(、駐車場使用料など)
8 売却時の抵当権抹消にかかる費用(司法書士費用、登録免許税)
といったところでしょうか。短期間のつなぎ融資を必要とするような場合にはその手数料・金利・印紙税なども追加で必要になります。また厳密なことを言えばお住まいの地方自治体が変わる場合には地方税率や水道料金なども変わるかも知れません。
それぞれの具体的金額はケースバイケースなので、お話をされている不動産業者さんに確認してください。上記6以外は具体的金額がわかります。
これらの合計と、冒頭に説明しました「現在のお住まいでの同期間の出費額」との比較になります。
こういう比較計算をする場合は単純に「現金での支払い(、あれば現金での受け取り)」で計算・比較してください。「減価償却費」や「対象期間より以前の出費」を考慮してはいけません。
なお、「残りのローン金額1,520万(2,000万-480万)」は厳密には正しくありません。
通常住宅ローンの返済方法は元利均等払いという方式が多いのですが、これは毎回の返済額に元本返済と金利支払が含まれます。よって払った480万円は金利も含みますので、元本がズバリ480万円減ることにはなりません。例えば480万円の内、240万円は金利、240万円が元本だったなら、480万円払った後でもローン残はまだ1760万円です。
毎回の返済額とその内訳額は借入額、借入利率と借入期間、返済方法などで決まり、知識のある人なら誰でも計算できますので、不動産業者さんやFPなどに質問してください。ウエブでも自分で計算できるサイトがありますが、ローンも様々ですからまずは専門家に相談された方が良いでしょう。