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数年前にイギリスに関する本が売れたときがありました。
イギリスを”MANSEI”する内容のものが、よく読まれましたが、もちらん、
いろいろありました。
アメリカに関する本で、なにか面白い本があるでしょうか?
[スレ作成日時]2014-11-15 22:08:49
数年前にイギリスに関する本が売れたときがありました。
イギリスを”MANSEI”する内容のものが、よく読まれましたが、もちらん、
いろいろありました。
アメリカに関する本で、なにか面白い本があるでしょうか?
[スレ作成日時]2014-11-15 22:08:49
この本は面白いですよ。
★ 「オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史 〈1〉」
ご存知のように、著者はオリヴァー・ストーンと、他にピーター・J.カズニック、
早川書房から2013年の4月に発行されています。
>>1
こんな内容です、
「理想主義を掲げたウィルソン大統領は、革命嫌いの人種差別主義者だった」
「第1次大戦後にドイツに課された莫大な賠償金は、モルガン家の利益を増やすため」
「アメリカの大企業はこぞってナチスに資金援助していた」
「日本への原爆投下はソ連を牽制するためで、軍事的な意義や正当性などない」……
歴史上、ファシストや全体主義者を打倒したアメリカには、「自由世界の擁護者」という
イメージがある。しかし、それは真の姿だろうか?
オリバー・ストーンによれば、それは嘘だ。じつはアメリカはかつてのローマ帝国や
大英帝国と同じ、人民を抑圧した実績にことかかない、ドス黒い側面をもつ「帝国」だ。
最新資料の裏付けをもって明かす。歴史大作(全3巻)。
衰退して行くアメリカを描いた本。著者のフリードマンはNYタイムズ紙のコラムニスト
『かつての超大国アメリカ-----どこで間違えたか、どうすれば復活できるのか』
トーマス・フリードマン、マイケル・マンデルマイム著、
2012年9月、日本経済出版社、
中流の消滅、政治家の劣化、借金漬けの財政、危機感のない国民、競争する意識の欠如
…ゆるやかに衰退する超大国の現実を解説。
第1部 診断(異変に気づいたら、ご一報を;自分たちの問題から目をそむける ほか)
第2部 教育という難題(戻らない雇用;応援求む ほか)
第3部 数学と物理学に対する戦争(我々が受け取るべきものだ;数学(と未来)との戦争 ほか)
第4部 失政(魔の二歳児;「なにがなんでも反対」 ほか)
第5部 アメリカ再発見(俗言に惑わされない人々;ショック療法 ほか)
著者、
フリードマン,[Friedman,Thomas L.]
オックスフォード大学で修士号取得。
UPI通信に入社、1979年から81年までベイルート特派員。
その後ニューヨーク・タイムズ社に移り、ベイルート、エルサレム両支局長を歴任。
その間、ピュリツァー賞を2度受賞。89年に帰国し、ホワイトハウス担当首席記者を経て、
95年からニューヨーク・タイムズ紙の外交問題コラムニスト。
2002年、テロ問題に関する執筆活動により、3度目のピュリツァー賞を得る。
『TPP知財戦争の始まり 』
渡部惣樹著、2012年12月、草思社、¥1575.
アメリカの真の狙いは、知財侵害大国、中国の抑え込みだった。
知財を護る女性“司令官”に焦点を当て、日本を巻き込む米国の生き残り戦略を明らかにする。
目 次
1 章 影のプランナーを探せ
2 章 コメの自由化は“目くらまし”
3 章 知的財産権の輸出こそが本命
4 章 ルール無視の大国、中国
5 章 アメリカの宣戦布告
6 章 アメリカの生存をかけた通商戦争
7 章 アメリカ型法システムの実際
8 章 企業vs.国家の紛争解決システム(ISD条項)の構築
9 章 中国の横暴を抑え込むルールづくり
10章 TPP参加で日本の将来はどうなる
『 変見自在 偉人リンカーンは奴隷好き』
高山正之【著】、2010年8月、新潮社、
教科書でお馴染み「奴隷解放の父」で知られるリンカーンは、黒人に代わって
格安の中国人苦力を代用していた。
国家を蝕む悪徳官僚、偽善にまみれた大国の腹黒さまで。
見た目のウソを見破り、真実を炙り出す。
目 次
第1章 新聞に真実は載らない、
(「鞭屍」に値する媚中派政治家;白人の腹黒さも見抜けなかった幣原喜重郎 ほか)
第2章 野蛮大国は今日も健在、
(朝日と大麻の奇妙な関係;田母神空幕長クビの真相 ほか)
第3章 数多のウソを並べてみれば、
(インパールを奪ったインドの非道;口は出すがカネは出さない中国人 ほか)
第4章 美談には必ずウラがある、
(「女は半分」のイスラム世界;「犯罪は儲かる」では困る ほか)
第5章 「反日」の絵図に騙されないために、
(GHQ理論に騙されるな;日本人墓地を潰した非道ロシア ほか)
名著**
『超・格差社会アメリカの真実 』
小林 由美著、日経BP社、2006年、
アメリカの豊かな中流家庭は、なぜ貧困層へと転落したか。
富の6割が5%の金持ち層に集中、国民の3割が貧困家庭。日本の明日がここある。
目 次
第1章 超・階層社会アメリカの現実―「特権階級」「プロフェッショナル階級」
「貧困層」「落ちこぼれ」
第2章 アメリカの富の偏在はなぜ起きたのか―
ウォール街を代理人とする特権階級が政権をコントロールする国
第3章 レーガン、クリントン、ブッシュ・ジュニア政権下の富の移動
第4章 アメリカン・ドリームと金権体質の歴史―
自由の国アメリカはいかにして階級社会国家となったのか?
第5章 アメリカの教育が抱える問題―
なぜアメリカの基礎教育は先進国で最低水準となったのか?
第6章 アメリカの政策目標作成のメカニズムとグローバリゼーションの関係―
シンクタンクのエリートたちが作り、政治家達が国民に説明するカラクリ。
第7章 それでもなぜアメリカ社会は「心地よい」のか?―
クリエイティビティが次々と事業化されてくる秘密。
第8章 アメリカ社会の本質とその行方―
アメリカ型の資本主義市場経済が広がると、世界はどうなる
『繁栄からこぼれ落ちたもうひとつのアメリカ
・・・・・・果てしない貧困と闘う「ふつう」の人たちの30年の記録』
デール・マハリッジ/マイケル・S.ウィリアムソン著、2013年9月、
ダイヤモンド社、 ¥2332.
ホームレスや失業したワーキング・クラスの人々の暮らしぶりや思いを如実に描く。
レーガノミクスの1980年代から現代まで、人々の暮らしを支えてきた製造業を
切り捨て、大部分の労働者の賃金を上げないまま、人口の上部1%の収入だけを
引き上げたら社会はどうなるのか?
目 次
プロローグ 2009年の旅のスナップ
1 先の見えない30年の旅に出たアメリカ―1980年代
2 アメリカの旅は続く―1990年代
3 飢えは静かに広がっていく―2000年代
4 彼らのその後を追って―2000年代後半
5 屋根が吹き飛んだアメリカ―2000年代後半
6 再生と、新しい未来への旅
『なぜアメリカでは議会が国を仕切るのか?
・・・現役外交官が教えるまるわかり米国政治』
千葉明著、2014年2月、ポット出版、¥1680.
TPP、アジア外交、エネルギー政策…ニュースの裏にあるアメリカ議会の動きを
元在米日本大使館公使が解説。 連邦議会を味方につけるテクニックも教えます。
目 次
1 連邦議会の仕組み(ねじれ議会「政府各部門間の関係」;先生「議員とは」 ほか)
2 法律ができるまで(棚上げ「委員会審議」;牛タン戦術「本会議審議」 ほか)
3 議員事務所の日常(トラバーユ「議員事務所の面々」;ドブ板選挙「地元との関係」ほか)
4 政治の舞台(密室政治「連邦議会議事堂」;グッチヶ谷「議事堂の周辺」 ほか)
『「訴訟亡国」アメリカ―標的にされる在米日系企業』
高山正之、立川珠理亜 共著、1995年6月、文藝春秋、
全米の訴訟費用は国防費の数倍、企業は相次ぐ訴訟で活力を喪失し、市民相互の
信頼も訴訟禍に汚染されて揺らぎだした…
・・・唯一繁栄を極める“新支配階級”の弁護士80万人が、次の餌食に狙うのは。
目 次
初めに エドガー・アラン・ポーの時代との違い
第1章 「訴訟天国」が社会を壊減させる
第2章 弁護士シャイロックがアメリカを支配
第3章 在米日系企業を蝕む弁護士のノウハウ
第4章 服部君事件にみる陪審員制度の欠陥
第5章 これでも法治国家なのか
第6章 日系企業は「訴訟」とかく戦えり
終 章 ヘンリー六世の教訓を無視したアメリカ
『 変見自在 オバマ大統領は黒人か』
高山正之【著】、2009年8月、新潮社、
世界中が注目し、マイノリティーの代表として誕生した初の「黒人」大統領オバマ氏
はとんだ見せかけだった―。
朝日新聞から中国、アメリカ、反日非道国家、さらには新聞に載らない怖い話や歴史
をねじ曲げる輩、国益を無視する役人まで。世に蔓延する悪党を一刀両断。
目 次
第1章 巷にはびこるウソ(人の嫌がることを煽る新聞;東ティモールの「オモテ」と
「ウラ」 ほか)
第2章 歴史はこうしてねじ曲げられる(キリスト教の危険な本質;勉強しなさい、
古舘クン ほか)
第3章 世界に憚る劣悪国家(ウイルスをまき散らした厚生官僚;日本軍が圧勝した
「特殊情報戦」 ほか)
第4章 白人はそんなにエラいのか(小国が生き延びる方法;白人は「嘘八百」でも
足りない ほか)
第5章 善意は何も救わない(中国空軍なんか怖くない;よど号犯人の遺物 ほか)
★『「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった』
馬渕睦夫著、2014年10月、ワック、
超大国・アメリカを動かす実体とは?
グローバリズムを推し進める国際金融資本とは?
歴史を読み解く鍵はユダヤ思想にある!
目 次
第1章 世界史の逆説を見抜く鍵、
第2章 金融財閥に発行権を奪われたドル紙幣、
第3章 社会主義者に乗っ取られたホワイトハウス
第4章 日本と蒋介石を戦わせて倒すアメリカの戦略
第5章 韓国を使って反日をさせるアメリカ
第6章 グローバリズムに屈しない日本とロシア
著書:馬渕睦夫氏、
1968年外務省入省、1971年ケンブリッジ大経済学部卒、
キューバ大使、ウクライナ兼モルドバ大使、防衛大教授を歴任、
堤未果著:
『政府は必ず嘘をつく―アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること』
角川マガジンズ、2012/2月発行、
3・11の大震災以降、原発事故・放射能対策からTPPまで、政府や東電、
マスコミの情報は隠ぺいされ、偏った報道が蔓延。
国民には真実が知らされていない。
アメリカでは9・11の同時多発テロ以降、大惨事につけ込んで実施される過激な
市場原理主義「ショック・ドクトリン」によって、貧困格差が拡大し続ける。
「情報が操作され、市場化の名の下に国民が虐げられているアメリカの惨状を見る。
このままでは日本が二の舞になるだろう」
目 次
第1章 「政府や権力は嘘をつくものです」
(「ただちに健康に影響はない」には気をつけろ―9・11作業員の警告;
「情報隠ぺい」が作ってきた世界の原発の歴史;ほか)
第2章 「違和感」という直感を見逃すな
(「民主党と共和党、どっちが貧困を悪化させますか?」;
報道されなかったもうひとつのリビア ほか)
第3章 真実の情報にたどりつく方法
(市場化を導入のための国民“洗脳”ステップ; 腑に落ちないニュースは、
資本のピラミッドを見る; ニュースに登場する国際機関の裏をチェック!)
著者・・・・堤未果
ジャーナリスト。ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士号取得
『真珠湾の真実・・・・ルーズベルト欺瞞の日々』
スティネット,ロバート・B.〈Stinnett,Robert B.〉著、
妹尾 作太男【監訳】/荒井 稔/丸田 知美【共訳】
2001年6月発行、文藝春秋社、¥2,160
日本海軍の卑劣なダマしうちと罵られた真珠湾攻撃。
だが、ダマシタのはアメリカだ。 17年の歳月をかけ膨大な新資料を駆使して迫る戦慄の真相。
目 次
わが人生最大の特ダネ
裏口からの参戦
ホワイトハウスの決定
ハワイ空襲警戒警報
見事な配備
あのスパイは泳がせろ
奇襲受入れ準備完了
紛れもない前兆
真空の海をつくれ
マルタ皇太子妃との夜
戦争は以外に早い
無線封止神話の崩壊
きわめて安い代価
われわれはよい記録を残した
退避方角は北だ
文書はすべて破棄せよ
『アメリカ黒人の歴史―奴隷貿易からオバマ大統領まで』
上杉忍著、中央公論新社、2013年3月発行、¥885(本体¥820)
黒人たちはアメリカ社会の底辺にいるとされてきた。だが、20世紀の後半、徐々に
社会的上昇をとげ、中産階級の仲間入りをする者も現れた。
政財界に進出した例も多く、文化や芸能、スポーツなどの分野でも活躍は目覚ましい。
本書は、アメリカ独立以前から南北戦争、公民権運動を経て現代まで、差別にさらされ
ながらも、境遇改善への努力を積み重ねてきた彼らの歩みを辿る。
目 次
第1章 黒人奴隷制共和国アメリカ 1502年~1860年、
第2章 南北戦争から「どん底」の時代へ 1861年~1929年
第3章 大恐慌・第二次大戦期の黒人 1930年~1945年
第4章 冷戦下の公民権運動 1946年~1965年、
第5章 脱人種「白人保守革命」の時代 1966年~1992年、
第6章 「分極化」と「多様化」の時代 1993年以降
著者: 上杉忍
1945年(昭和20年)、中国・大連に生まれる。東京都立大学人文学部卒業。
一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得修了。博士(社会学)。
静岡大学教授、横浜市立大学教授などを歴任、
『アメリカの奴隷制と黒人・・・五世代にわたる捕囚の歴史』
バーリン,アイラ〈Berlin,Ira〉著、
落合 明子/大類 久恵/小原 豊志【訳】
2007年10月発行、明石書店、¥7020
目 次
序 章 奴隷制と自由
第1章 第一世代
第2章 プランテーション世代
第3章 革命期世代
第4章 移住世代
終 章 解放世代
著者紹介
バーリン,アイラ[Berlin,Ira]
1974年以来、メリーランド大学で歴史学の教育・研究に従事。歴史学部特別功労教授。
アメリカ史家学会(OAH)会長(2002‐2003年)などを歴任。
アメリカ合衆国の奴隷制研究の第一人者
●「豹変した中国人がアメリカをボロボロにした」
著者名:河添恵子、
産經新聞出版(2011年/10月発売)
移民、不法入国、逃亡、投機マネー…あらゆる手段で上陸した中国人は、カネと
数を武器にある日突然、「北京的なるもの」を押し付け始める。
アメリカ版「日教組教育」からフランスのワイン・ボルドー乱獲、
ブータンの領土18%縮小、日本の水源荒らしまで。
本当に怖いのは、その国の「幸福=価値観」が破壊されることだ!
『中国人の世界乗っ取り計画』の著者による衝撃レポート。
『教科書に書かれなかった戦争シリーズ:
アメリカの化学戦争犯罪・・・・ベトナム戦争枯れ葉剤被害者の証言』
北村元著:
2005年/8月、梨の木舎 発行、 ¥3,780
1961年8月10日、アメリカ軍は枯葉作戦を開始した。
史上最強の猛毒・ダイオキシンは、ベトナムの人と自然を破壊しつづけた。それから30年、
遺伝子を損傷された子どもたちが誕生し、被害家族の苦しみはたえることはない。
枯葉剤被害者たちは、2004年1月、ニューヨークの連邦地裁に枯れ葉剤製造会社を相手に
集団訴訟を起こした。
2005年3月の第1審は訴訟の棄却であった。ベトナム戦争への勝利の道が長かったように、
法廷闘争も長い道のりが予想される。製造元化学会社は、猛毒性を知りながら、ひたすら
自社の利益のために口をつぐみ、虚偽を押し通している。
被害はベトナム人のみならず、アメリカおよび同盟国の兵士にも、その家族にも現れている。
人工物でこの世で最強の毒の入った化学兵器を使用したアメリカの行為が30年たってどういう
結果を生んだか?
丸山隆三著、『アメリカ重犯罪刑務所―麻薬王になった日本人の獄中記』
2003年1月発売、二見書房
一夜で数百万円もの大金を散じる日本人麻薬フィクサーがカリフォルニア州の
重犯罪刑務所で服役することになった。
殺人を造作なく犯す凶漢、執拗に虐げる悪質な看守を相手に“金と力と知性”を
武器に真っ向から渡り合った受刑者マルヤマの記。
菊池英博著『そして、日本の富は略奪される―アメリカが仕掛けた新自由主義の正体』
2014年1月発売、ダイヤモンド社、
悪魔の思想に洗脳された政府・財界・マスコミ・経済学者に騙されるな!
超金融緩和、消費増税、TPPで日本から巨額マネーが流失し、格差はますます拡大!
目 次
序 章 1%の悪魔が日本を襲う
第1章 新自由主義という悪魔の誕生
第2章 「自由」とは「海外侵略」のことだった
第3章 まやかしだったアメリカの市場原理主義
第4章 悪魔に対抗する欧州資本主義
第5章 日本はこうして悪魔に犯された
第6章 破壊され成長を阻害された日本の実態
第7章 TPPはアメリカの日本占領政策
終 章 こうすれば新自由主義の侵略を阻止できる
著者:菊池英博氏
1936年生まれ。東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)
2007年からは日本金融財政研究所所長・経済アナリストとして活動。
藤本武著『アメリカ貧困史』
1998年/5月、新日本出版社、
アメリカン・ドリームの傍らに膨大な貧困、犯罪の多発、退廃に特徴づけられる
もう一つのアメリカがある。 この視点から建国以来のアメリカ史を辿る。
目 次
序 節 資本主義社会における貧困
第1節 植民地時代
第2節 独立革命から南北戦争まで
第3節 南北戦争と独占の形成まで
第4節 独占資本主義の成立と貧困
第5節 1920年代繁栄下の貧困
第6節 大恐慌の到来とニューディール
第7節 第二次大戦後(1950年、60年代)の貧困問題
第8節 今日のアメリカ資本主義と貧困問題
『日本は略奪国家アメリカを棄てよ―グローバリゼーションも共同幻想も必要ない』
トッテン,ビル著〈Totten,Bill〉
2007年1月発売、ビジネス社、
「私は今、アメリカに対して、好意などいささかも抱いてはいない。さすがに堪忍袋の
緒が切れたと言えばいいのか、アメリカという国のことを思うとき、浮かんでくるのは
失望ばかりである。
愛着も、もう湧かない。郷愁すらも感じなくなりつつある。」
日本国籍を取得した著者が放つ、日本人に向けた究極の提案書。
目 次
第1章 それでも服従し続ける日本
第2章 アメリカンドリームという幻想
第3章 血塗られたアメリカの歴史
第4章 日本人よ、世界を見よ!
第5章 地球を破壊し続ける「宗主国」
第6章 輝く日本の未来のために
日高義樹著、
『オバマの嘘」を知らない日本人 - 世界は「米国崩壊」を待ち構えている』
¥1,199(本体¥1,111)、PHP研究所(2014/07発売)
「尖閣にも日米安保条約は適用される」。先の訪日でオバマ大統領はそう明言し、
多くの日本人が胸をなでおろした。しかし、その言葉を簡単に信じることは
できないと著者は断言する。
何と、アメリカ人の61%が、オバマは国の重要問題で嘘をつくと考えており、
さらに、議会と決定的に対立しているオバマは、もはや「戦争できない大統領」
になりつつあるのだ。
オバマの失墜を象徴する事件の一つがウクライナ問題である。オバマはプーチン
に核戦略で明確に敗北した。ソ連崩壊時に核保有国となったウクライナに対し、
安全保障を確約して核放棄させたアメリカの信用は完全に失墜してしまったのだ。
これを受け、ヨーロッパ諸国はアメリカから離反しはじめ、中国も覇権主義的な
動きを強めている。さらにロシアは極東太平洋艦隊を増強し、日本への対決姿勢
を強めようとしている。日本人が知らぬうちに、未曾有の危機が迫ろうとしている。
『アメリカの卑劣な戦争―無人機と特殊作戦部隊の暗躍〈上〉』
スケイヒル,ジェレミー著、〈Scahill,Jeremy〉/横山啓明【訳】
2014年10月、柏書房、 ¥2,700(本体¥2,500)
「世界は戦場である」をスローガンに、一気に戦争へと突き進むアメリカ。
オバマ政権の政策は、ブッシュ時代からはじまっていた…
特別作戦を遂行する“殺人マシン”特殊作戦部隊と手を汚さずにターゲットを殺す、
無人航空機。アメリカによる現代の「汚い戦争」を描く。
目 次
対テロを名目に
アンワル・アウラキ
統合特殊作戦コマンドの台頭
アリ・アブドゥラー・サーレハ
アンワル・アウラキの謎
新しい戦争
特別な計画
生き残り、言い逃れ、抵抗、脱出
トラブルメーカー、その名はスタンリー・マクリスタル
ソマリアでの暗躍〔ほか〕
著者紹介
スケイヒル,ジェレミー[Scahill,Jeremy]
1974年生まれ。『ネイション』誌などで特派員を務めるジャーナリスト。
これまでアジア、中東、アフリカの各地からリポート。その海外報道に対して、
ジョージ・ポーク賞を受賞している。
『世界は宗教で動いてる』
橋爪大三郎著、光文社、2013/6月 ¥820.
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ヒンドウー教、儒教、仏教は何が同じで
何が違うのか?世界の主要な文明ごとに、社会と宗教の深いつながりを解説する。
目 次
第1講義 ヨーロッパ文明とキリスト教―イエスの父はヨセフか、それとも神か
第2講義 宗教改革とアメリカの行動原理―ウォール街の“強欲”をどう考えるのか
第3講義 イスラム文明の世界―イスラム教は平和のための宗教
第4講義 ヒンドゥー教とインド文明―カーストは本質的に平等
第5講義 中国文明と儒教・仏教―儒教はなぜ宗教といえるのか
第6講義 日本人と宗教―カミと人間は対等の関係
『日本はアメリカとどう関わってきたか?
日本人が知っておくべき黒船以降の日米外交史 』
朝倉秀雄著 、2014年10月、彩図社、
日米両国はどのようにして出会い、協調と摩擦を繰り返し、時には「太平洋戦争」
という決定的な対立を迎え、敗戦を経たのだろうか?
また、我が国は戦後、彼の国から何を学び、今日の日本にどう活かしたのか。
『アメリカが中国を選ぶ日―覇権国なきアジアの命運』
ホワイト,ヒュー著、〈White,Hugh〉/徳川家広 訳
2014年11月、勁草書房、¥2484.
21世紀、中国が超大国にのし上がるのは間違いない。そのとき、アメリカが
採るべき道とは?
めざすべき「アジア大国協調体制」とは?
日米同盟の意義を問う米中「パワーシェアリング」の論理とは?
豪州政府高官も務めた練達の戦略家が繰り出す東アジアの将来図!
日本の採るべき戦略を論じた「日本語版への序文」もオリジナル収録。
目 次
第1章 困難な選択
第2章 アジアの覇権国、アメリカ
第3章 中国―その実力と野望
第4章 軍事バランス
第5章 アジアという舞台
第6章 アメリカが選ぶ道、アメリカが目指すもの
第7章 米中対立はどのような形をとるか
第8章 「アジア大国協調体制」へ向けて
第9章 中国にどう対処するか
第10章 アメリカ大統領の演説
『アメリカ史のなかの人種』
山田史郎著、2006年6月、山川出版社、
先住民インディアン」「白人」「アフリカ黒人」「アジア系」といった
人種区分を用いずアメリカ史の歴史を語ることは不可能である。
しかし、そのような人種の区分を普遍的で自明なものと考えてはならない。
本書では、異人種間の男女関係と結婚をめぐる制度と慣習の歩みをたどり、
白人を先住民や黒人や東洋人から区別し隔離するためにいかにさまざまな
方策が講じられてきたかを明らかにする。
目次
1 建国と人種
2 南北戦争の遺産
3 公民権運動へ
『アメリカ人種問題のジレンマ・・・オバマのカラー・ブラインド戦略のゆくえ』
ワイズ,ティム著、〈Wise,Tim〉/脇浜義明【訳】
2011年11月、明石書店、価格¥3132
目 次
第1章 ポスト・レイシャル・リベラリズムの誕生と勝利、
(カラー・ブラインド・ユニバーサリズムと公共政策;バラク・オバマと人種超越レトリック)
第2章 ポスト・レイシャル・リベラリズムの問題点、
(人種間格差の現実;人種に基づく不当な扱い―継承された不利な立場と現行差別;
被害者への責任転嫁―貧困の文化的思考法の不適切性;カラー・ブラインドによる人種差別の悪化;
ポスト・レイシャル・リベラリズムは社会階級を語るが、白人の耳には人種が聞こえる
―なぜポスト・レイシャル・リベラリズムは自分で自分の首を絞めることになるのか)
第3章 啓発された個人主義―進歩的に肌の色の違いを意識するアプローチのための一つのパラダイム
(公正と平等へのキーワードとしての啓発された個人主義;啓発された個人主義実践)
『人種差別の帝国・・・
アメリカ人の醜い「白人至上主義」 日本人のおぞましい「外国人差別」』
矢部武著、
2004年10月、光文社、
米国人の日常生活から職場、司法現場、環境分野、黒人社会やアジア系社会、
メディア関係、ハリウッド映画産業界などで、今でも差別を続ける白人たちの本音に
迫り、白人至上社会アメリカの行方を探りながら、日本の人種差別問題もとりあげる。
目 次
1 日常生活に潜む差別
2 職場における人種差別・女性差別
3 メディア、ハリウッドの白人支配
4 白人と有色人種の命の値段
5 アジア系、日系人への差別
6 白人至上社会の行方
7 差別帝国に多文化主義の花は咲くのか
8 もう1つの「人種差別帝国」
『アメリカニズムと「人種」』
川島正樹著、
2005年8月、名古屋大学出版会、¥3,780(本体¥3,500)
アメリカの「自由と民主主義」はなぜ「人種」問題を解決できないでいるのか。
またそれはグローバル化の進行の中でどのような意味を持つのか。
「普遍的」価値体系としてのアメリカニズムと「人種」の関係を、植民地時代以来
の多元的な歴史と、現代アメリカ社会における困難という二つの軸で捉え、全体像
を浮き彫りにする。
目 次:
序 章 アメリカニズムと「人種」
第Ⅰ部 アメリカ史と「人種」
第1章 アメリカ史の初期設定と「人種」
第2章 奴隷制廃止運動と「人種」
第3章 インディアンと「人種」イデオロギー
第4章 未完の革命と「アメリカ人」の境界
第5章 新移民とホワイトネス
第6章 公民権運動から黒人自立化運動へ
第Ⅱ部 現代アメリカと「人種」
第7章 住宅と「人種」
第8章 教育と「人種」
第9章 「人種」と結婚
第10章 スポーツにおける「人種」
第11章 「人種」をめぐる権利政治
終 章 アメリカの経験、南アフリカの経験
古森義久著、『中・韓「反日ロビー」の実像―いまアメリカで何が起きているのか』
2013年10月、PHP研究所、¥1620
「従軍慰安婦」「南京大虐殺」という捏造の歴史は、こうして世界に広まる。
目 次
第1章 「ロビイスト」とは何者か
第2章 中国ロビーの「表」の顔
第3章 日米離反を画策する「抗日連合会」
第4章 マイク・ホンダを支えた中国マネーの威力
第5章 米中共同ロビー
第6章 アメリカの中国研究はこうして歪められる
第7章 韓国ロビーがアメリカで幅を利かせる理由
著者:古森義久、
産経新聞ワシントン駐在客員特派員。 毎日新聞で72年から南ベトナムのサイゴン特派員。
サイゴン支局長、ワシントン特派員、米国カーネギー財団国際平和研究所上級研究員、
毎日新聞政治部編集委員などを経て、87年に産経新聞社入社。
ロンドン支局長、ワシントン支局長、中国総局長などを務めた。
大塚秀之著『格差国家アメリカ―広がる貧困、つのる不平等』
2007年9月、大月書店、¥1,944(本体¥1,800)
現代アメリカ社会は、資本主義の「栄光」と悲惨さを映し出す格好の鏡である。
目 次
帝国アメリカの内側
1 アメリカ社会の断層、
(1)経済格差と貧困(ウォルマート―超過搾取と収奪の帝国;
貧しいアメリカ―ハリケーン「カトリーナ」が明るみに出した貧困と人種;
アメリカ型企業社会の破綻―市場原理主義の行き着くところ)
2 アメリカ社会の断層
(2)人種差別(交錯するアメリカの光と影―居住地の人種的分裂;
ブラウン判決から五〇年―アメリカ社会の人種的分裂の現在;
司馬遼太郎のアメリカ―アメリカは「自由と平等の国」か?;
アメリカにおける自由と平等)
橘木俊詔著『アメリカ型不安社会でいいのか、
・・・・・・格差・年金・失業・少子化問題への処方せん』
2006年8月、朝日新聞出版、
格差拡大、社会保障不安、失業問題、少子・高齢化、若者の苦悩、女性の生き方と
いったさまざまな形で顕在化し、大きな社会問題となっている。
これらの問題は、戦後日本が模範としてきたアメリカ型の経済効率至上主義が大きな
要因である。日本は、このままアメリカ型の政策を続けていくべきなのだろうか?
自由な経済活動を支持しつつ、社会の公平性をより重視するヨーロッパ型の政策にも
注意を払うべきである。
目 次
第1章 アメリカとヨーロッパ対照的な社会構造
第2章 企業は誰のものか、サラリーマンよ立ち上がれ
第3章 それでもお金持ちになりたいか
第4章 年金改革の切り札は「税方式」だ
第5章 フリーターが日本を滅ぼす
第6章 なぜ弱者(貧困者)を助けないのか
第7章 十分ではない失業保険
第8章 少子社会を反転するには
第9章 働く女性をどうサポートするか
第10章 ヨーロッパ型の社会がお手本である
『真珠湾の真実・・・・ルーズベルト欺瞞の日々』
スティネット,ロバート・B.〈Stinnett,Robert B.〉著、
妹尾 作太男【監訳】/荒井 稔/丸田 知美【共訳】
2001年6月発行、文藝春秋社、¥2,160
日本海軍の卑劣なダマしうちと罵られた真珠湾攻撃。
だが、ダマシタのはアメリカだ。 17年の歳月をかけ膨大な新資料を駆使して迫る戦慄の真相。
目 次
わが人生最大の特ダネ
裏口からの参戦
ホワイトハウスの決定
ハワイ空襲警戒警報
見事な配備
あのスパイは泳がせろ
奇襲受入れ準備完了
紛れもない前兆
真空の海をつくれ
マルタ皇太子妃との夜
戦争は以外に早い
無線封止神話の崩壊
きわめて安い代価
われわれはよい記録を残した
退避方角は北だ
文書はすべて破棄せよ
神谷秀樹著『強欲資本主義ウォール街の自爆』
2008年10月、文藝春秋社、
リーマン、AIG、ベアーといった大手金融機関の超ど級破綻が続く
ウォール街。これまで繁栄を誇ったアメリカ経済はいかにして
間違ったのか、NYの日本人投資銀行家が抉るアメリカスタンダード
「失敗の本質」
目 次
序 章 アメリカ経済はなぜ衰退したのか
第1章 ゴールドマン・サックスの変質
第2章 モノ作りができなくなったアメリカ
第3章 今日の儲けは僕のもの、明日の損は君のもの
第4章 強欲資本主義のメカニズム
第5章 資産運用ゲーム
第6章 サブプライム危機から世界同時不況へ
第7章 バブル崩壊にいかに立ち向かうか
「 いつのまにか英語がもっと好きになる 」
ちくま新書、
日本人が勘違いしがちな英語表現、
bread と toast の違い、
See you again は永遠の別れを意味する。
原爆を落としたB29のパイロット「私が落とした原爆で大勢の民間人が亡くなりました」
トルーマン大統領「投下を命じたのは私だ。君は軍人としてその命令に従っただけだ」
開発責任者のグローブス将軍「大統領には選択の余地はなかった。できあがった原爆は何が何でも使わねばならなかった」
真相は上記のようであったらしい。