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[スレ作成日時]2009-10-12 01:10:10
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>669 様 それではその借金はどのように返していくつもりでしょうか
まず誰が誰から借りて誰に返すのでしょう。
借金は日本政府がします。ではお金を貸してくれるのは? 借金するにはお金を貸してくれないと借金できません。借金は日本の金融機関が応じてくれています。日本は他国と違い、かなりの個人金融資産があります。バブルピーク時よりも増えています。
この現金資産は銀行に預けているわけですが、問題は民間の融資先がない。預けられた銀行はこいつをもてあまします。 それを国が国債を出して吸収することで経済が回っています。
借金の返済?借り換えればよろしい。この状態が続く限り、借り換えに支障はありません。
むろん限界はあるので無尽蔵とはいかないでしょう。でもかなりの余裕はあります。すぐに金利が上がるという状態ではないのです。たしか10年以上前に財政非常事態宣言というのが出されました。それ以降も借金は累増しています。でも金利は上がりません。民間の資金需要が少ないからです。
景気が良くなり民間の資金需要が出てくれば、国債発行を減らせばよいのではないでしょうか。
国債は政府の借金ではあるが、銀行にとっては資産です。間接的に預金者にとっての資産でもあります。肝心なことは国債を出して、民間の資金資金需要を呼び起こせるか、いいかえれば、国の経済が成長できるかです。
だから、子供手当は景気対策として試してみてもよいけれど、効果が出なければ打ち切るべしというのが私の意見です。
ここ20年 先進国で借金を減らしてきた政府なんてありません。アメリカがクリントン政権時に一時黒字化したくらいでしょう。欧米各国は皆、借金を膨らませてきています。ただ、借金をしても、それをてこに国の規模を大きくして借金の負担を相対的に減らしているのです。
日本の場合はこれがうまくいっていません。でもそれを少子高齢化のせいにするのはどうでしょう。少子高齢化の「先進」国であるヨーロッパはきちんと成長していました。(過去形なのは、サブプライムのダメージが深刻で影響がこれから顕在化しそうだからです)
私は日本の場合、ばらまきで経済が回りそうになると、とたんに消費税増税といった超緊縮財政に回帰するせいではないかと考えています。その根底には国民の借金嫌いがあるせいだと推測します。借金嫌いは個人や企業にとっては正しい徳目です。でも国全体では必ずしも正しいとはいえなくなるのです。
>集中投下には賛成ですが・・・ここの場面で果たして90兆円超えの予算が必要なのか?でしょうね。
未来への投資につながるのなら90兆円が100兆円でも 私は賛成しますが、今の体たらくを見ていると無理でしょうね。「こんなお金の使い方なら反対!」というのは同意します。