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[更新日時] 2024-03-13 08:38:58
二重床・二重天井・中空ボイドスラブ工法。
(スラブ厚は250mm・二重床は110mm)
通常スラブの80%ぐらいとの意見も聞くので、計算上は 250mm × 80% = 200mm!?
スラブ200mmなら普通のグレードになるかな・・・
騒音などの心配もあるので最上階を検討していましたが売れてしまいました。
でも物件を気に入っているので上層階で迷っています。
いかがでしょうか?
[スレ作成日時]2009-10-09 20:55:52
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中空ボイドスラブ工法はどうでしょうか?
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1
匿名さん
ボイド250というのは薄いような気がします。
部屋が広くなるほど振動には弱くなるので
80㎡を超えるような物件なら、自分はパスします。
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2
ビギナーさん
早速の書き込み、ありがとうございます!!
検討している部屋の広さは約70平米強です・・・やはり通常のスラブよりも
騒音には弱いのでしょうか?
物件を気に入っている分、最上階が売れてしまったのが悩み所です。
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3
購入者
ボイド250(しかも直床直天井)ですが全く聞こえません。
購入の時、上階で嫁に縄跳びの三重飛びみたいにジャンプしてわざとドンドンしてもらいましたが全然聞こえませんでした。
正直、スペックだけでなく実際に試してみないとホントのところはわからないかと…
施工精度とかスペックに現れない部分もあるでしょうし。
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4
匿名さん
「中空ボイドスラブ」と聞くと、短絡的に「遮音性に劣る」と即断してしまう人がよくいますが
一概にそうとは限りません。スラブ厚の数値だけを見て「薄過ぎる」とジャッジするのも同様。
中空ボイドスラブとは本来、内部に空隙を設ける事によって剛性の高い断面形状とし
床版全体の剛性(変形しにくい性質)を高め、同時に軽量化を図る目的で採用されます。
梁に拘束されている面積が広くなればなるほど振動に対しては不利になる、という性質は
ボイドスラブだけが有しているものではなく、一般スラブも同じです。
ボイドスラブは床版の従量に対する剛性が高いので、建物の自重に関する条件が
構造計算上同じであると仮定した場合は、ボイドスラブの方が拘束面面積を大きくできます。
専有面積80㎡の住戸とて、拘束範囲は大梁や小梁でいくつかの部分に分割されているので
遮音性に関して有利・不利を判断するのであれば専有面積の大小ではなく
実質的な拘束面積において検証する必要があります。
具体的な数値をここで上げるのは避けますが、少なくとも「住戸区画として」○○㎡以上だと
不利である、という考え方は間違っていると思います。
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6
入居済み住民さん
LL-45をうたっている中空ビドスラブ構造の新築マンションに住んでいるんですが、
上階から足音や和室の襖の開閉音が響いてきます。
人の声やテレビの音は聴こえませんが、
以前住んでいたマンションに比べて、
大きく頻度も多いので気になります。
一度、マンション側と交渉してみた方が良いのでしょうか。
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7
匿名さん
>マンション側と交渉してみた方が良いのでしょうか。
マンション側って誰?
交渉って何を?
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8
匿名さん
通常、マンション販売でLL-45と謳ってるのはフローリング材の遮音等級。スラブ構造、スラブ厚によってトータルの遮音性能は異なる。
あとボイドは、ボイド部分で音が多重反射して増幅ってデメリットもある。最近は工夫したサイレントボイドってのがあるけど。
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9
匿名さん
>マンション販売でLL-45と謳ってるのはフローリング材の遮音等級
それ、陥りやすい間違い。
LL-45などの推定L等級は床材単体の遮音等級ではなく、標準的空間を想定した空間性能を表す等級。
勘違いがおきやすく、実験室と実際のマンションとでの性能誤差が大きくなり、だいぶ前に廃止。
フローリングの場合、今はΔL等級の時代。
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10
匿名さん
中空ボイドスラブ工法でスラブ厚250mmはかなり薄い部類ですね。
と言うことは、中空ボイドが円形断面ではないのかも知れませんね。
スラブ厚にかかわらず中空部分の断面が円形の場合、太鼓現象が起こり易くなりますので、上階の振動で伝達される音が増幅されることがあるので、問題視されています。
最近の建物で円形断面や、中空部の真上と真下に当たる部分が並行になってしまい共鳴を起こすようになっているものは少ないと思いますが、無いとは言えませんし、営業に聞いても多分わからないでしょう。
例え円形断面のボイドスラブでも、上階に子供がいて走り回ったり大人が素足で踵から音が出るような歩き方をしない限り、問題になることはまずないと思います。
ところで、
>通常スラブの80%ぐらいとの意見も聞くので、計算上は 250mm × 80% = 200mm!?
>スラブ200mmなら普通のグレードになるかな・・・
と言うのはちょっと違います。
80%くらいと言うのは強度面でのことであり、グレードのことではありません。
ちなみに、例えば180mmの普通スラブでも、ちゃんと施工していれば、250mmのボイドスラブと同じグレードにすることは簡単です。
かえって2重床にしたことで、音の問題を複雑になることのほうが心配です。
2重床・2重天井より、直床・直天上のほうが、音の複雑な問題が少ないのです。
建物よりも、上に住む人のグレードのほうが問題になります。
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11
匿名さん
LL40のフローリングを使っていても、2重床なら音の問題の原因は、フローリングではなく2重床が原因となることのほうが多いのです。
ΔLは、まだまだ未知数なので、何とも言えませんが、LLの場合、これまでに集められた多くの実データがありますので、比較的正しい判断を下せるのはLLの方です。
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12
匿名さん
>ΔLは、まだまだ未知数なので、何とも言えませんが、LLの場合、これまでに集められた多くの実データがありますので、比較的正しい判断を下せるのはLLの方です。
LLなどの推定L等級では、試験値とこれまでに集められた多くの現場実測値との間に乖離があることが問題になり廃止されました。
推定L等級は特に二重床で試験方法が不完全なので正しい判断を下しにくいです。
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13
匿名さん
>12
その通りで、試験などと実際とが一致しなかったのは事実です。
私が言ってるのは、そのような研究者側だけの言い分ではなく、現場で実際に施工した側の実績と経験などは、単なる研究者側のものとは違います。
ΔLは、まだまだ少ないので、本当に理論や実験通りの結果になるのかどうかまでは実証されていないと言ってるだけです。
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14
匿名さん
表現が悪かったかな。LLって規定のスラブと組み合わせたらトータルの遮音性能としてこうなる測定なわけだから、スラブが規定のものと違ったらトータルの遮音性能は全く異なる。そういう意味ではフローリング材の遮音性能を測ってるだけって意味だったんだけど。実際にトータルの遮音性能では乖離してるわけでしょ。
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15
匿名さん
>ΔLは、まだまだ少ないので、本当に理論や実験通りの結果になるのかどうかまでは実証されていないと言ってるだけです。
ΔL等級は理論や実験、実測値で、推定L等級よりも性能の再現性が高いことが確認されています。
確かに実績数では少ないですが、推定Lは再現性が低いことが判明し問題になったためもう10年近く前に廃止された基準です。
一部の一流デベは推定L等級の採用を全廃していますが、マンション業界では推定L等級品がいまだに使われています。
10年近く前に廃止された古い基準を使い続けているなんて異常ですよね。
ボイドスラブの等価厚は×0.8を上回るものが多いようですよ。
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16
匿名さん
>15
その通りだと思います。
ただ、フローリングの表示はLですので、廃止されたと言うことではなく、Δを省略して、省略したことを知らずに使っているのではないでしょうか。
調べるとΔLは2008年4月から用いられるようになったようです。
私も専門家のように詳しくありませんが、下の階ではどうなるのか、と言う基準の1つだと理解していますので、実際に工事をする業者の人たちには、長年の経験からのほうが身に付いていると言っているのです。
音の問題は個人差も大きいので、単なる測定値だけで解決するのは難しいものだと言うことです。
理論や実験でのデータは嘘でもないし正しいものです。
でも、実際に住む人がどう感じるかや、施工状況などの違いやボイド形状の違いなどによる実際の建物での結果は、まだまだ少ないと言っているのです。
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17
匿名さん
>ボイドスラブの等価厚は×0.8を上回るものが多いようですよ。
スラブの剛性と言う意味では、私も同様に思います。
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18
匿名さん
>スラブの剛性と言う意味では、私も同様に思います。
等価厚(遮音性能)で、という意味ですが。
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19
匿名さん
採用実績は多いがその多くで性能表示にと現場性能とに乖離がは見られたため問題になり廃止された暗い歴史を持つ推定L等級。
歴史は浅いが推定L等級よりも表示性能と現場での性能との整合度が高いことがわかっているΔL等級。
どちらが良いかは人それぞれかもしれませんが。
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20
匿名さん
住宅性能評価でスラブを含めたトータルの遮音性能をちゃんと評価してくれれば決着つく話しなんだけどね。選択項目なので、まず評価されない。
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21
匿名さん
ということでボイドスラブの話に戻ると、遮音性能は中実スラブの概ね0.9〜0.8掛けが多く、詳細はスラブごとに確認ということですね。
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