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買ったは良いけど維持経費や税金でアップアップ、一生住むマイホーム。
引続きお金の面からマイホームを紐解きましょう。
[スレ作成日時]2014-08-15 08:34:46
買ったは良いけど維持経費や税金でアップアップ、一生住むマイホーム。
引続きお金の面からマイホームを紐解きましょう。
[スレ作成日時]2014-08-15 08:34:46
>>438
準防火構造はイコール防音住宅です。
音と温度は似た性質があるので防音の方法と断熱の方法は基本的に同じです。
隣との間隔が狭い家はほぼ例外なく準防火構造です。準耐火構造とは外から30分焼いても燃えうつらない構造です。
耐熱サイディング、防水シート、断熱材、耐火ボードが基本ですが、耐熱サイディングは遮音になり、断熱層は消音、そして耐火ボードが遮音です。
遮音材で消音材を挟むのが防音の基本なのでこれは結果的に防音構造と言えます。内側の音は外に出辛く、外の音は中に入り辛いでのです。外の火を中に入れない、中の火を外に出さないがそのまま防音に繋がってます。
ただ、これで防げ無い音があります。振動音です。足音や打楽器、モノを落としたりした衝撃音がその代表です。
これを遮るには個体を離すことが最も効果的です。戸建ては、間隔が狭くとも個体は離れているので隣の家の音は伝わり辛いですが、家の中、二階の振動音などを防ぐのは困難です。
マンションの場合は特にこの振動音を防ぐ事は困難です。それも戸建てと違って他人の出す音です。
例えば、鉄筋コンクリートの巨大な建物でも完全な防振は不可能なのでドラムなどを使用するライブハウス、音楽スタジオなどは地下の無い1階もしくは地下階など最下層にしか現在の建築技術では作れません。
地上階にそれがある建物は、上下全ての階に音漏れする前提で使用規約などで対処しています。
マンションの場合も利用規約で楽器の制限を付けることで対処します。日常生活程度の防振はスラブを分厚くすることで「ある程度」軽減できるので、高級なマンションほどスラブが分厚いです。それでも同じ個体の表と裏で振動を止めるのは現在の技術では非常に困難で、足音や家具の移動音、ピアノ(ピアノもドラムと同じ打楽器です)の音はマンション定番のトラブルの種です。
つまり、今の戸建はそのほとんどが防音構造です。マンションより静かなのが常識です。