わかってない人が多いけど、資産価値ってのは結局のところ、「売る時期」と「売る期間」によるんだよ。
例えばだけど買った1年後にこのあたりのエリアの価値が2割あがったとする。その時にタイミングよく
「自分も売りたかった(っていうか転勤等で売らざるを得ない状況になった)」って場合ならいいんだけど
世の中そう都合よくいかない。株やFXと違うところはそこ。金融商品は売買しても実生活に支障はでない。
でも自宅として買った場合、売れば当然「自分はどこか別の場所に転居」が必要になる。
さらに言えば、不動産ってのは大型の再開発等の要因がなければ特定のエリアだけ高騰、ほかは変わらずってことは
ありえない。例えばバブル時期なんかは程度の差はあっても不動産は全体的にあがってた。
今後世の中どうなるかは未知数とはいえ、このエリアだけ高騰、ほかは維持ってことはまぁない。
オリンピック需要で東京一帯、もしくはその波及効果で日本全体が好景気になって不動産価格が高騰ってのは
これはあり得ると思う。が、それがおきてここを売ったところで、次の住居が必要になるがそこも同様に
値上がっているだけになるだけ。
リセールってのは気にするべきとはいうが、結局のところ、売る時期にも左右されるし、もっと大事なのが売る期間。
カツカツでローンを組んで、2−3ヶ月以内には売らないと破綻するって人は足元見られて買い叩かれるし、売り出し時期が
たとえ悪くても1年でも2年でも納得いくまで売らないよっていうことができる人とは全然違ってくるからね。