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原理は同じ気がするのですが意味あるんですか
[スレ作成日時]2006-05-28 14:04:00
原理は同じ気がするのですが意味あるんですか
[スレ作成日時]2006-05-28 14:04:00
上の方で誰かが書かれていますが、
24時間換気:計画された換気(必要な量だけを換気)
隙間風:成り行き換気(冬や風の強い日は多く、夏や無風の日は少ない)
そもそも何故換気が必要かというと、人間の呼吸に必要な酸素の供給や建材からの化学物質放散による影響を防ぐため。
そのために必要となる換気量は分かっているので、その必要な分のみ機械的に換気をしてやる。
しかしその前提として、意図しない換気が存在しないことが条件。
換気は空気の流れの経路を計算して設計されるが、家のあちこちに隙間があると結果的に換気量が多くなったり、換気される部屋と層でない部屋が出来てしまって空気量の制御が出来ない。
また戸建ての場合だと、断熱性能を上げるために壁や屋根のグラスウールを多用する場合、気密を取らないと壁体内結露が生じる恐れが出てくる。
そこで、住宅の気密性を上げた上で、必要な量の空気を必要な場所に供給するという計画換気の考え方が重要になる。