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大手ゼネコンの大林組が仙台市で施工した分譲マンション建設工事で、鉄筋工事を下請けした宮城県内の業者が、
柱など鉄筋をガス圧接した部分の強度試験をせずにデータを偽造していた。強度試験はマンションのフロアごとに
行われるが、データ偽造はマンション1棟当たり2、3割程度のフロアで確認されたという(「マンション圧接データ
2、3割で偽造確認 仙台市」河北新報2005年11月25日)。
仙台市建築指導課によると、この工事業者は宮城県亘理町の「カップリング圧接」。偽造物件5棟は青葉区の2棟と
宮城野、若林、太白区の各1棟で、7〜12階建て。建築主は野村不動産が4棟、大和ハウス工業が1棟。このうち、
青葉区と宮城野区の2棟は分譲を終え、既に住民が入居している(「鉄筋業者、溶接強度データ偽造…
仙台のマンション5棟」読売新聞2005年11月25日)。
この業者は、試験機関の県産業工業技術センターが試験を実施したように見せ掛けて1棟につき2〜3割のデータを
偽造していた。この業者は「工程がきつく検査の時間が取れなかった」と説明しているという(「大手ゼネコンも
鉄筋の強度データ偽造」日刊スポーツ2005年11月25日)。