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構造計算書を偽造していたとされる姉歯建築設計事務所はイーホームズの下請け。
堂々と取材を受け淡々と話すその姿はイーホームズに対してなにか含みでもあるようだな。
倒産は構わんが、買った住人が最低最悪状態で困ったもんだ。
[スレ作成日時]2005-11-18 19:24:00
構造計算書を偽造していたとされる姉歯建築設計事務所はイーホームズの下請け。
堂々と取材を受け淡々と話すその姿はイーホームズに対してなにか含みでもあるようだな。
倒産は構わんが、買った住人が最低最悪状態で困ったもんだ。
[スレ作成日時]2005-11-18 19:24:00
検査料の10倍までは、損害があった場合には支払うような条項をどっかで読んだ気がします、ご存知の方いません?
建築を作り上げるのは機械じゃないんだから、
設計者側や、ディベロッパー側に
それぞれの仕事のしやすく信頼のおける施工会社の
得意先があっても良いと思うが。
仕事を重ねて来たことで意図が伝わりやすい関係が築かれたり
気の行き届いた施工をする会社だったり、
それは建築の仕事の場に身を置いてきた人間たちにしか
なかなか見る目を持てない。
それによって確保される安全というのもあると思うのだがね。
要は審査制度のあり方さえきちんとしていればよいのでは?
今の所使用禁止になっている物件はイーホームズが見逃したもの
そのことだけでも、彼らが最近主張している他機関も見逃しているから
偽装見逃しは制度的な欠陥のみという論理は間違っているんですけどね
同じ見逃すにしてもTVで出ているあの地中梁の断面(姉歯にすら嘲笑されている)の
見逃しの弁明にはならないでしょう。
まぁイーホは社長の藤田からしてアレだから。
>行政機関も確認申請料を取ると言うことは、完全な確認業務作業量が担保されていることで、ミスは起こりえない。
普通に民間が行政と同じ金額で出来ないのはとても作業量が担保される対価ではないからです。
ましてや、申請案件ごとに現地調査など地域密着の各行政区でも何かのついでとかでないとなかなか出来ない状態でした
から、審査エリアをこれだけ広げれば申請後の現地調査など出来るわけない。
だから交付する時に、本当にちゃんと道路付けありますよね?なんて念押しするわけです。
申請する側としては厳しくするのはいっこうにかまわないが、バブルの時みたいに申請図書が山積みで、審査にとりかかるのに
2〜3週かかり交付するのは最低45日なんていうのがまかりとおっていたのでそんなことがなければ、
逆に厳しく見てくれるのはありがたい。
イーホームズだけ叩くのは間違い。
確認行政と施工業者について
おそらく志多組も太平も鹿島や大林も木村建設に丸投げしていたので、
現場監督も建築モラルの範疇内と勝手に(図面さえ見ずに)思い込み、
施工させたのだと言えます。ここに名前の出てくるすごい技術力の施工業者なら、
何ヶ月も図面と顔をつき合わせて、気付かないなんて事はありません。
自治体や民間検査機関は長くても、3週間しか、チェックしませんが・・・。
現場監督、あるいはその下で働く30歳前後の副監督は(施工図を描いたり、積算してあらゆる部材の数字・金額をはじくのはじき出すのは、この人です!)経験上、たとえば「グランドステージ稲城や溝の口」(志多組や太平工業)のように、耐震強度が33%になるような可笑しな鉄筋量には気付きます。
ついでに、建築確認行政の真相について
確認業務は自治体だけの時から今日に至るまでほぼノーチェック、
特に構造計算をやり直すなんてことはなかった。
それでも次のチェック機能が働いていた。つまり、
変な構造設計が建築確認許可されても「この鉄筋少ない?!」と、
現場監督なり、監理事務所(設計施工なら施工業者の設計部が行なう)なりが、
気付くので軽微なミスは現場のみで変更、今回の場合のような骨組みに関わる重大問題の場合
(建築予算に大幅に響く変更をする場合)、再検査を構造事務所に依頼します
(アトラス設計が相談を受けたのはまさにこのケース)。
もちろん、工期や予算にも影響が及ぶので、予算が制約されていれば、意匠(デザインや仕上げ等)面で
グレードダウン要す。いずれにせよ、役所(検査機関)は、
ある意味ノータッチです(人員も予算もありません)。
施工会社が今後も営業を続けていく限り、いい加減なものは造れないからこそ
施工会社の生命を掛けてチェックするだけです。このやり方は今日まで続いてきたし、
これからも続いて行くでしょう。
おそらく確認業務が、この程度のものだということはどこの自治体の建築指導課でも知っていますし、
その元締め・責任は国土交通省にあります。だからこそ、震災補償に比べて意外なほど踏み込んでいるのです。
ゆえに、東京都知事の発言の方が、船橋等の自治体よりも、正解です。
国土交通省は(東証のように)早急に正直に非を認めないと、大手と中小との格差が広まるので
建設・不動産業界は破滅的に混乱しますので、与党も政府も死ぬほど悩んでいるのです。
民間検査機関問題に矮小化してはいけません。
追記
上述のを逆に言えば、もうすぐ破産する(実質的には破綻している)施工業者は、何でもできるのです。
だからこそ、財務省も国土交通省も、問題の大きさゆえに、中途半端な対応で、先送りしたい。
でも、震度5程度の地震のたびに、真相は少しずつ、見えてくる、被害は拡大していく。
チッソ水俣公害のときのように、御用学者が真相究明の遅滞に加担するでしょうし、
エイズ被害のように、技術者(教授)のおとぼけ弁明が、繰り返されるでしょう。
でも、武部発言はこけおどしではなく、真実です。ここに苦悩があります。
おそらく建設・マンション業界は自動車業界以上に経済的・政治的・社会的波及効果
(銀行から消費者、官民全般に至るまで) を有する産業です。
確認業務が、この程度のものだという責任は国土交通省にありますし、
企業会計が杜撰なのは財務省(金融改革未完)にあります。ゆえに、
東京都知事の対応の方が、船橋等の自治体よりも、正解です。
今回のような悪意の下での構造計算レベルでの不良工事・欠陥建築物は、
おそらく姉歯建築士だけの特異な事件と考えられます。姉歯氏自身「通おちゃたんですよ!?」
と言っているように、まさかノーチェックで確認業務がなされているとは、
構造建築士も、普通の設計士も考えていませんから。役所や民間検査機関のほうも
まさか構造計算が捏造されるとは考えていません。そんなことしたら、現場でばれて、
構造計算した人間が施工業者に責任を追及されるから。このチェックサイクルを超越していたのが、
内河健総研社長かも。四ヶ所氏が気付いたのかも知れません。彼らはいわばコロンブスの卵の発見者です。
誰もが真似れる恐ろしい儲け口が「発明」されたのです。
国土交通省は直ちに確認業務・中間検査を変更せざるを得ません。
民間検査機関・地方自治体に責任転嫁している場合ではありません。
大手ゼネコン・不動産も2極化して有利と、自己保身だけ考えている場合ではありません。
銀行業界も一時の延命(建設業者の、ひいては銀行そのもの)にとらわれてはなりません。
この新発明は急速にまん延する癌です。経営難に陥った中小の建設業者がヤミ金の高金利を負担するために
活用される自爆攻撃になってしまいます。マンション購入者・ホテル経営者のみならず、
自治体・国家財政をも徐々に、しかも飛躍的に侵食していきます。与野党揚げて、官民協力して
あたらざるを得ません。ただし、98年金融国会の轍だけは踏まないように。
この時の銀行経営追求が先送りされたばっかりに、こういった形で噴き出しているのですから・・・。
471さんに同意!
詐欺以外があるのか!!
471&472さんへ
残念ながら、そんな単純な詐欺がまかり通っているのが、現状です。
先日のサンデープロジェクトで、
「今の制度はざるじゃないか?!}と突っ込んでましたが、そうです。
それを認めるのが、どの当事者も、怖いだけです。だから、何度も、安全宣言が覆され、
そのたびに難しかったと、口が揃うのです。
長文はパス。
分厚い構造計算書の数字の羅列の中の偽造は、役所も検査機関も通常の建築確認業務ではわからなかったでしょう。
確かに建築確認制度ってそんなものかもしれません。
でも中にはありますよ、構造図面を見て「これはおかしい」と厳しく指摘する役所や検査機関。
担当者にもよりますし、組織の方針もあるようです。
どこも確認業務はノーチェックというのは言い過ぎです。
>475
>でも中にはありますよ、構造図面を見て「これはおかしい」と厳しく指摘する役所や検査機関
ERIは個人的な経験では全体的にそういった傾向のある機関だと思ってたんだけど(なのでマンションデペは嫌がる)
今回の一件では結構な数見逃してるんだよね、イーホのあの救いようのないクラスはさすがになかったけど
結局個人的能力なのかな? だとしたら実施能力の薄い行政が端から見逃したのもわかるわな。
>ERIは個人的な経験では全体的にそういった傾向のある機関だと思ってたんだけど
http://www.h4.dion.ne.jp/%7Eimajuku/kakuninihan.html
民間機関参入後、行政の確認件数が減り、ノウハウが継承しずらく、行政の審査レベルが落ちていってしまっているようにも感じます。
行政の経験豊かな人が定年して民間機関に再就職(これを天下りと言って単純に批判するのはちょっと違うと思う。マスコミはこうやって一般受けする記事に仕立て上げますが。)
ERIも全国でやってて組織的に取扱いを統一したいようにも見えるが、審査担当者の個人的能力、経験に頼るところが多いことは否めないでしょう。
それはやはり行政、民間機関の確認業務全般に言えること。
長文読まない人、いいことかいてあるから読んでご覧よ。
施工会社にもチェックする機能があるというのは解る。
だからといって、検査機関の責任追及してもというのは戴けない。
制度を創り、危険性を承知しながら知らないふりをした行政の不作為、無責任な検査を行った検査機関の不当性は、責任追求をしなければ国の滅亡に繋がる。
建築士>建設会社・検査機関>行政の順に支出させる。
今回の支援はあくまで立て替え金とすべき。
その結果破綻する者が出るのは当然の報いである。
悪は滅ぶ鉄則がなければ、性善説の制度は力を持たない。
検査に限らず、行政職員の仕事も同じである。
検査会社に本当に能力のある検査官が不足しているというのが実情ではないのか?
姉歯みたいなプロが生活に困窮し、
構造設計なんかやったことのない人が安穏と検査官をやっているというのは大いに矛盾。
あと、検査に際しては、検査会社名だけではなく当該物件を担当した
検査官の個人名を入れるようにした方がいいと思う。
見落とした検査官が検査会社という組織に守られて何の制裁も受けないのは如何なものか。