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住宅産業全体に対して、不信が広がっています。
この業界には、危なくなると会社をたたんで、頃合いを見て新たな名前で出直す会社があるように聞きます。
広告や官報を確認するのは、個人には無理です。
清算・破産等の情報がありましたら、連絡を入れて下さい。
なお、根拠のない情報は、風評害をもたらす怖れがありますので慎重にお願いいたします。
[スレ作成日時]2005-12-29 19:37:00
住宅産業全体に対して、不信が広がっています。
この業界には、危なくなると会社をたたんで、頃合いを見て新たな名前で出直す会社があるように聞きます。
広告や官報を確認するのは、個人には無理です。
清算・破産等の情報がありましたら、連絡を入れて下さい。
なお、根拠のない情報は、風評害をもたらす怖れがありますので慎重にお願いいたします。
[スレ作成日時]2005-12-29 19:37:00
>>1019 さん
>しかし建設業法などの法律で、多くの零細企業はどんなに優秀な技能者をそろえていても元請にはなれないんだよ。
というか、すべての業種(杭打ち工、鉄筋工、型枠工などなど)の技術者を揃え、作業員を一社で確保していたのでは、それこそ非効率。
工事を計画し、専門業者を効率よく手配し、材料を揃え、スムーズに作業が流れるよう施工を管理
し、品質を管理するのがゼネコンの役目。
専門業者は言わずもがなですね。
一社で完結できる工事はほとんどないですね。
それぞれの業者に、役目があるのです。
商社だって、役所の人間だって何も生産していませんが必要でしょう?
<1018さん
の言う通り。 こんなにマンション作りすぎてどうするんだ! 荒稼ぎしておきながら、今さら泣き言を言うんじゃないよ。情けない。
国の支援を受けるって? 国民の税金を何だと思っているんだ。福祉とか、もっと役にたつ事に税金は使ってもらいたいよ。 なんといっても、この業界数が多すぎるのさ。
>>1019
>リスクヘッジをして学んでくだいって事ですよ。常に悪条件でしか仕事が請けられない
>のであれば、それは不要か過剰な会社なんじゃないですか。
そんな難しいことを言ってるのではないです。もっとも私はリスクヘッジなど専門外でわかりません。その辺、無知な建設業者にわかりやすく説明してもらえると互いの言いたいことの理解も
進むと思うのですが。
要は世界のトヨタだのパナだの普通の企業は、物を作って売るときに代金引換で金を
受け取りますよね?ところがそれが物だけ受け取って、お金は工面がついたらはらうからね〜。
そう言っているうちに逃げられたり、元請という立場を利用して支払いを何年も分割で延ばされ
たり、つぶれたりしてもらえなかったらどんな健全経営している会社だってつぶれますよ。
こういった工事代金の回収について、金額が大きいのに法律的には民事のことなので警察の
介入も行政による補償も何もないことが問題なんですよ。
生き残っている大きな会社の多くはバブル時代や海外事業で談合や癒着による
汚れた金でそういった損失をなんとかやりくりしているだけですよ。
>常に悪条件でしか仕事が請けられないのであれば、それは不要か過剰な会社なんじゃないですか。
今の時代、悪条件でない工事はまれです。
>おかしな法律なら変える様に働きかければ良いじゃないですか。
別におかしな法律じゃないんです。資本的に体力のない会社が、体力に見合わない工事を
受注してその工事が資金的に行き詰まり結果、未完成のゴミと不良債権が残るのを防ぐためです。
また会社が小さければ設計、施工監理や管理(工程管理、品質管理、安全管理)の業務にあてる
人員がいないため、ある一定以上の規模の工事では元請にはさせないようにするためです。
つまり多重請負は、それなりにうまく回っているいるうちはそれでよいし建設業法でも
多重請負の構図は定義されています。
ただ最近は建設業法で禁止されている一括下請け丸投げが横行していて、体力のある元請が
取り分をピンハネしてほとんどなにもせず、下請けに原価割れ工事をさせている。そして
工事が終わっても金を素直に払わない。下請けも仕事がないから原価割れでもやらざる終えない
これが現状です。
族議員への口利きは、公共工事の発注減などの理由から今はあまりやられていないと思います。
以前は選挙などにもかりだされましたが、現在は人が集まらず実質は崩壊したと思います。
だから上でも書いたように産業構造の改革が必要なのですけど、今の政治では無理そうですね。
>>1020
>相対的におのずと工事単価も上がり、利益も出るようになるはずです。
>淘汰を進めるためには、コンプライアンスを徹底した公正な市場で競争し、
いかにも霞が関の役人が考えそうな空想ですね。
コンプライアンスを徹底した公正な市場?あなたも暇があったら入札結果でも覗いて
みてください。あれだけ談合根絶を騒がれていながら、いまだに疑わしい結果が後を絶たない。
生き残ろうと手を組んだ企業は、皆談合に参加している疑いが高い。そこで得た汚れた金で
優良企業を装ってもわかる人にはわかるんです。素人が考えるような公正な市場など
ほとんど存在しない。仮に公正な競争やったとしても、原価割れ寸前の工事の内容に
コンプライアンスは期待できないですよ。まじめに地道にやっている会社が淘汰される時代です。
>不祥事を起こしたり競争に敗れた企業は退場させる原則を貫くことです。
ですから上でも書いたように、生き残る会社がまっとうな会社じゃない可能性が十分あり
残った表向き優良企業どうしが市場価格(単価)のツリ上げ(カルテル)招く。
今の鉄鋼などの業界を見てくださいよ。生き残ったからこそ自由に価格をコントロールしている。
そんな市場で不必要に高い物を買わされる一般人が目に浮かびますよ。
>ところがそれが物だけ受け取って、お金は工面がついたらはらうからね〜。
こういう無茶な条件で受注してる時点で、健全な経営じゃないんですよ。
ある時払いや延納に応じるなら、
その間の金利やデフォルトリスクに見合う保険料分を上乗せして請求してください。
でも、それができないのは、
「そんな事言うなら他に頼むよ、いくらでも代わりは居るから」
といわれてしまうからでしょう。
つまり、業者が多すぎてあふれてるのが問題なんですよ。
この問題を解消しない限り、業界全体に不健全な綱渡り、
行き当たりばったりの経営が横行し続けるんですよ。
淘汰は資本主義の大事なメカニズム。
これにあらがうような保護や救済は最小限にとどめるべきです。
鉄鋼や石油等の素材業界は過去の大不況時に、合併して大きくなって、固定費負担の削減と価格支配力を手にした。が、ガソリン価格を見ればわかる様に、過度の上昇は需要の低下を引き起こし、市場価格に収斂していく。
次は電機(パナソニックと三洋)に波及しつつある。製造業ではこういう動きが一般化している。
他方、土木建築業は、掛け声は上がるものの、大手ゼネコンの合併は無い。みんな中途半端なサイズで、本社費などの固定費負担に苦しんでいる。だから儲けが出ない。
土建業は多すぎる。高度経済成長期で、インフラ整備していた頃ならまだしも、成熟社会になり、新規投資を減らさなければならない現在、どう考えても多すぎ。減らないと過当(過剰?)競争もなくならないでしょう。
談合だの癒着だの、不公正な行動を目にしてるなら告発して戦ったら?
真面目にやって損してる貴社にとっては生死を分かつ問題でしょう?
ほかのだれよりも戦いの当事者になるべき資格と理由をもっているとおもいますが。
どうせみんな不公正なルールでやってるんだから、
俺らも金無い時は助けてくれよって、
そりゃチンピラの強請りかたかりの理論ですよ。
土建も不動産も儲かるときはべらぼうに儲かるからね。
バブル破綻後も、経済対策の公共工事で焼け太りしてる地方の土建屋が居たのも事実。
みんな旨い汁吸いたいから社長やりたいし役員になりたいし、
そのために会社作って上場目指すようなもん。ほっときゃ会社数減るわけない。
末端の奴隷の上層部には、
アンダーグラウンドの方々を含め、たくさんの利権を握った面々が負ぶさってる。
救われない業界。
>こういう無茶な条件で受注してる時点で、健全な経営じゃないんですよ。
受注段階でわかっていればそんな工事は受注しませんよ。
竣工引渡し段階になって初めて支払いを渋りだす。そこで工事代金を期限内に
回収できない業者が銀行に融資を求める。貸し渋り→資金の行き詰まり→
あとはなるがままです。
>つまり、業者が多すぎてあふれてるのが問題なんですよ。
もちろんそう思います。しかし1024でも書いているように、競争相手の少ない機器や工事、
作業などは今の段階でも恐ろしいほどのぼったくりようですよ。
この値段が払えなければ買わなければ良い、修理しなければよいという顧客重視の今では
信じられないような言葉をよく耳にします。
業者が必要以上に淘汰されたら今の価格では到底家やマンションは買えませんよ。
なにせ作り手がいないのですから施工サイドは相当強気に出るでしょうね。
当然品質なんて二の次です。
ですから急激に、連鎖的に歯止めなく逝ってしまうことをある時点で食い止める必要も
あると思いますよ。そうでなくても業界は技術や技能の伝承者が減って平均年齢がかなり高い
産業なのですから。
>>1027さん
>談合だの癒着だの、不公正な行動を目にしてるなら告発して戦ったら?
>真面目にやって損してる貴社にとっては生死を分かつ問題でしょう?
私もそれは何度も考えました。でもTVでやってましたよね。告発した会社の社長の
哀れな姿を。私の会社は公共工事にはほとんど依存していません(というか普通に社員の生活を
考えた工事単価の積算では落札はできません。なんでそんなに安くなっているのか理解できない
入札が多くなりました)
ですので告発などしても回りはだれも信用しないでしょう。それより怖いのは、告発によって
機器メーカー、商社、施工の同業者から村八分にされるでしょうね。いやがらせも受けるでしょう。
そこまでしてこの腐った業界を正そうというパワーはありませんし、民間工事の厳しい競争で
日々原価割れと戦うのがせいいっぱいです。できることなら社員にも将来は他の業種へ
転職できるよう自分の経験を生かして教育していきたいところですが、現場仕事はできても
ひらがなの読み書きがやっとの人たちには他業種は無理ですかね。
>受注段階でわかっていればそんな工事は受注しませんよ。
支払い遅延のリスクを甘く見すぎてるんですよ。前受け金を多く取るとか、
進捗にしたがって払わせるとか。
遅延されても持ちこたえられるくらい、内部留保を厚くしておくのでもいい。
景気のいいとき下品な外車乗ったり、銀座で遊んだりにあぶく銭使わないで。
>なにせ作り手がいないのですから施工サイドは相当強気に出るでしょうね。
よくわからない理屈です。強気に出られないから採算割れで苦境にあって、
それが問題なんでしょうに。
競争相手の少ない機器や工事、作業に従事する方は、
他に代えがたい貴重な役割を担っているのですから、充分な利益をあげるのが当然です。
そして儲かるとなれば参入者が増えますから問題ありません。利幅も落ち着くでしょう。
これこそが自律調整機能ですよ。
>1030 さん
しかしね、戦わないまま業界に居続けるなら、その時点で負けの役割が確定して、
結果としてどういう状況も受け入れざるを得なくなるんですよ。
採算割れまで叩かれようが、支払いを渋られようが、
貸し渋られて倒産しようが文句は言えない。
現に今そういう状況なわけでしょう。
ひらがなの読み書きしかできない方々は、
義務教育を受けられなかった時代の、相当高齢の方でしょうか。
そういった方にこそ、
国はきちんと再教育をうけられる補助と機会を与えるべきですね。税金を使って。
民間の企業や社長がどうこうではなく、まさしく公の領域だとおもいますよ。
>受注段階でわかっていればそんな工事は受注しませんよ。
私個人は手付けが入金されるまで工事は開始しなと思っていましたが、建設会社
は随分とお人好しなのか
http://blog.goo.ne.jp/makuhari4/e/1a42d986aa318b53c915a9ef247ef59e
↑ここの様にとりあえず始めてみたが、振り込まれないので中止してるなんて事
があるのを知って驚いています。一部上場だからとかで信頼して請けるのではなく
常に調べる位の心構えで・・・悲しい現実ですけど。
もっともこの時期の日綜から金も取らずに仕事始めるなんて、同情の余地も有り
ませんがね。
>業者が必要以上に淘汰されたら今の価格では到底家やマンションは買えませんよ。
ボッタクリであっても、決めるのは最終購買者なんです。鉄鋼会社いくら価格を
調整しようとしても、購入者(建設会社も最終的な住宅購入者も)がいなければ
いずれ価格は下がるんです。別に建設会社が心配する事ではありません。
もっとも寡占によって価格上がったわけじゃ無い事は明白ですがね。あなたの
いう寡占状態が解消された訳ではないのに、今やピークの半額以下じゃないですか。
>前受け金を多く取るとか、進捗にしたがって払わせるとか。
それが適正に行われているのが公共工事の元請なんです。
公共工事でも下請けの場合や、民間工事で前金や出来高払いは、相当な規模の建築工事以外は
ないですよ。それが要求できる程度まで業者が淘汰されればよいお考えかもしれませんが
民間工事で建築を除いて竣工前にお金を払ってくれる客はほとんどいないですよ。
>遅延されても持ちこたえられるくらい、内部留保を厚くしておくのでもいい。
もちろんわが社はそうしていますから持ちこたえていますし、銀行融資も継続されています。
でも仲間内では○○の現場でやった仕事で、○○のサブコンの経営危機みたいで工事代金○千万が
期限になっても入ってこないんだよ、何度経理に問い合わせても担当者不在で話が通じないし
だからおまえに支払うはずの代金ももう少し待ってくれという話を聞いていた矢先
その人は家族ともども行方をくらましてしまいました。これが建設業末端の現状です。
上場企業は民事再生だの更正だの再出発?(延命?)の道があるけど、こんな理不尽な形で
業者が淘汰されていくのは見ていられないんですよ。
>民間工事で建築を除いて竣工前にお金を払ってくれる客はほとんどいないですよ。
今はね。払わなくても受ける業者があふれて居るから。
逆に業者が減れば、竣工前でも進捗でも払わざるを得なくなる。
自分で工事できるわけじゃないから、条件飲んででも頼まざるを得ないからね。
下請けの金踏み潰して、再生だの更生だのとんでもないというのには同意しますよ。
こういう企業も同じく淘汰されなければね。
>今やピークの半額以下じゃないですか。
どんな製品を根拠にされているのかわかりませんね。われわれの使っている建材、機器が
ピーク時(北京五輪の頃)の半値どころか物によっては値上げのアナウンスがいくつも
届いていますよ。原油価格だって落ち着いているのに、少数独占をいいことに果てしなく
価格を吊り上げてくる。でもその分は工事価格には転嫁しきれないので結局工事費を削るのが
現状なんです。ですから末端の日雇いクラスの労働者のワーキングプアは解消されないのです。
モリモトの民事再生で、世田谷若林と大田区馬込の物件は工事がストップ。
販売センターもストップ。 でも電話すると女性の受付の社員が、民事再生法
の申請中で、こんごは法的処置が終了して、債権者側との話合いがまとまれば
再開するとのコメントを貰いましたが、なにかやるせないですね。
わずか8カ月で東証2部上場廃止。証券会社はきちんと上場するにあたり定められた
基準をクリアーしていると確認・審査したんでしょうか?
投資家は怖くてこんな会社が上場しても、お金なんか投資できないでしょう?
民事再生法適用なんてやめて、はやばや倒産廃業するべきです。
社会の信頼を裏切り、投資家をはじめとした人々を欺く行為に思えます。
1600億円のうち、いった債権者側へ弁済できるお金はいくらなんでしょうか?
ほとんど返せないのと違いますか? 一応大企業だから多額の借金だから、
弁済が許され、免除され、会社が社名を変えて、昔のことはまったく嘘の様に
会社が存続するようなことがあれば、もうこんなこと誰も納得しないでしょう。
銀行も同じ。
会社も社員も金を貸した債権者も、判断違いで、この資本主義社会においての敗者
になったのだから、現行法律以上のキツイペナルティを与えるべき。
宅建業法では5年間の欠格要件ですが、役員その他は10年以上経過しないと、再び
業者としての免許取得はできないことにするなどして、公平性を期するべきです。
そうなると仕事を失った、社員の生活や家族が心配などといいますが、すべて自分に
責任は帰する訳で、その家族にその負担が帰すること当たり前の話。
そんなことを言ったら失敗して不正をしても、なんでも許される特権階級ができるだ
けで、よくないと感じますが・・・・
1033さん
>ひらがなの読み書きしかできない方々は、義務教育を受けられなかった時代の
>相当高齢の方でしょうか。
いや、20代、30代、年代問わず業者で職人、作業員として働いている人のかなりの割合で
漢字の読み書きに他業種で仕事をするなら業務上の障害があります。
中には中学すらでていないひともいますが多くが高卒ですね。
学校出てから文字を書かない、本、新聞を読まない人がすごく多いので
漢字の読み書き能力が他業種の人に比べて極端に低いです。多くの人が経験を生かして
国家資格取得にチャレンジしていますが、まず教科書の漢字が読めずに苦労するそうです。
ですから報告書などまともには書けず、もちろんパソコンなど全く触れません。
パソコン触れる人ならCADやOFFICEを使ったりできるので、他業種でもやっていける
可能性がありますが。ただ現場の仕事ではさすがに長年苦労してきただけあって
いろんなことを知っているし、危ないこと、やってはいけないことなど体で覚えてますね。