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マンションにお住まいで、管理組合の運営や理事会の暴走で
お悩みの方、この事件を読んでみませんか?
http://book.geocities.jp/trial_report/Trial1/
[スレ作成日時]2007-05-17 22:26:00
マンションにお住まいで、管理組合の運営や理事会の暴走で
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http://book.geocities.jp/trial_report/Trial1/
[スレ作成日時]2007-05-17 22:26:00
>判決の事実が「争いの無い事実」と「裁判所が認定した事実」の2種類あるとして、本判決の各事実はどういう区分けになるのでしょうか?
この訴訟の争点は「総会の決議や各支出の手続が適法かどうか」です。
(原告)予算計上されていない→(被告)決算承認されている、
(原告)総会の議案にない→(被告)予算案に計上している、
(原告)通常総会で承認されていない→(被告)臨時総会で承認されている、
(原告)特別決議で承認を得ていない→(被告)普通決議で可
のように、すべて手続の適否をめぐる争いであって、事実関係についての争い(例えば、(原告)予算計上されていない→(被告)予算計上されている)はありません。
すなわち、【基礎となる事実等】に記されている管理規約の規定、総会決議の状況(総会開催の年月日、組合員総数、出席組合員数、議決権総数、審議事項、普通決議で承認されたとされていること等)についての議事録記載事項及び委任状の状況は、いずれも基本的には争いのない事実です。
ただし、総会決議の状況について、原告の「書面による議決権行使がされた事実はない」との主張と、これに対する被告の「書面による議決権行使ではなく、代理人による議決権行使である」との反論があります。
このことについては、1審では判断が示されていませんが、2審では「なお、総会の議事録には、「書面表決(委任状)」と記載されているが、この記載は、委任状による代理人の議決権行使の意味であることが明らかであり、議事録上の不備はない。」との判断が付加され、「代理人による議決権行使である」と認定されています。
>124に
>判決文の【基礎となる事実等】には「記載されている」という事実が記述されているのみであり、(中略)【裁判所の判断】において、証拠及び弁論の全趣旨を基に、「決議/承認された」という事実を認めた上で、その決議や承認が有効であるとの判断を示しているのです。
と書きましたが、基本的に事実関係に争いがなく、結果的に両者は同じですから、このように区別する意味はあまりなかったですね。かえって混乱させることになってしまいました。すみません。この部分は無視していただいて結構です。