そうですね。
更にこのような事に関して知識や経験の無い人に解ってもらいたいので付け加えますと。
障子の張替えの工事代金手数料と言うのは、工事代金として成り立っている金額に管理会社が手数料(ペーパーマージンと言う単なる紹介料を上乗せするだけの金額)を上乗せするだけですので5%程度が一般的です。
工事に立会い管理するのなら、何もしなくてもらう手数料とは違い、管理費などの名目で人件費などが請求されます。
そうした場合、交通費や人件費になりますので時間換算をしたり会社の考え方によって変わりますが数千円の単位で請求されるでしょう。
念の為に繰り返しますと、工事をするのは管理会社ではなく工事会社や職人と呼ばれる人です。
ここで合人社の請求した一例を上げます。
まずは実際に工事をした会社が、合人社に言われて金額を記入して提出した「請求書」です。
10畳程度の居間と6畳の和室に対して行われた後の「請求書」で、書かれている通りに表示します。
居間壁クロス貼替 一式 25,650円
居間絨毯貼替 16.2㎡ 5,810 94,122円
和室壁クロス貼替 一式 25,650円
和室障子貼替 一式 26,250円
和室畳入替え 6畳 11,115 66,690円
竣工クリーニング 一式 18,810円
重設移動・復旧・養生 一式 41,900円
発生材処分費 一式 36,770円
小計 336,102円
消費税 16,805円
請求合計 352,907円
これをご覧になった時点でも、居間と和室のクロス代金が同じだったり消費税が二重になっていたり誤字があったり。実際の工事前には部屋の中の家具は居住者によって別の部屋に移動させていて工事完了後には業者が居住者の掃除機を借りて掃除しただけで家具を戻すのも居住者が行ったのにと、障子はマンションの共用廊下で15分程度で2枚を貼り替えただけなどおかしな部分沢山あるのですが合人社が居住者に提出した金額は544,516円なのです。
その差額は191,609円なのです。
そして合人社は工事途中に立ち寄る事もなく、工事完了後にチェックもせず、請求書だけを置いていったのです。
この請求内容を実際の工事に当てはめ、数社の工務店やリフォーム店に問い合わせたりして平均を取った妥当な金額は、これくらいの金額になるようです。
居間壁クロス貼替 一式 材工共 35,000円 窓が大きく和室との間に2枚の戸襖があるので
居間絨毯貼替 16㎡ 5,500 材工共 88,000円 現状と同等品で付属のもの全て含めた金額
和室壁クロス貼替 一式 材工共 25,000円 障子・戸襖・押入れの襖があるので
和室障子貼替 一式 材工共 5,000円 クロスと同時に行える
和室 畳表替え 6畳 7,000材工共 42,000円 実際には表替えであった
清掃費 0円 クリーニングは不要 必通常作業範囲内
什設移動・復旧・養生 一式 0円 既に居住者により行われていたので不要
発生材処分費 一式 0円 材工共に含めた金額で二重取りになるので不要
小計 195,000円
消費税 9,750円
会社諸経費 税込み 10,000円 個人や会社によっては無い場合もある
請求合計 214,750円
地域や状況によって金額の違いはありますが変わっても1~2割程度でしょう。
このように実際には22万円くらいで行える工事を一般の管理会社に頼み立会い不要とした場合だと23~24万円程度になるのに、合人社では工事中の立ち会いと竣工後のチェックをする約束なのに行われず544,516円請求されたのです。
このような例が、この他8例くらい手元にあります。
みなさん、ご用心下さい。