【その2】
>>427
全くもって427さんの仰る通りです。ぐだぐだ後ろ向きな愚痴をこぼす暇があるならさっさと管理会社を代えるなり自主管理にする努力をしろや・・・と。
確かにこれは至極ごもっとも正論以外のなにものでもありません。
ところが、これが一筋縄ではいかない厄介な理由が・・・。それこそが428さんご指摘のような悩ましい問題の存在であり、それが紛れもない現実であることの理不尽さ、遣る瀬なさなのであります。
一方、その現実を誰よりも掌握しているのが他でもない長谷工コミュニティ自身であると(というか自身も関与)。だから高を括って横暴さに拍車がかかるのも当然です。(この品位品格の無い卑しさ、それが虫けらどもと揶揄する所以)
翻ること十数年ほど前のこと、長谷工コミュニティの姿勢に疑問(*1)を持った組合員達が幸いにも次々と組合活動に積極的に参画し(最低でも三期以上に渡り)、日常の管理から建物の瑕疵にいたるまでを第三者機関を交えて徹底的に調査(精査)したことがあります。当然その結果を踏まえて長谷工コミュニティには改善、改修の申し入れを行いました。勿論前提には管理会社の変更を念頭に置いた(それほど酷かった)。(*1:委託契約における信義誠実の原則【民法第1条2項】をことごとく無視した不誠実な行為の数々、その他建物の瑕疵問題等)
また一方では大規模修繕工事実施に向けての活動も第三者機関を交えて透明性を最重要課題として慎重に進めて参った次第です。その結果は専業リフォーム会社が工事を実施するにいたりました。(当初長谷工コミュニティが主体的に音頭をとって発足した当初の準備委員会発表の金額のほぼ半額で出来た:しかも仕様、保証もかなり良質)
そして大規模修繕工事も無事終わったわけですが案の定、着工前、工事中、工事後、この全てにおいて妨害工作、嫌がらせ、誹謗中傷等が吹き荒れていたことは言うまでもありません。極め付きは『関わった理事達(大規模修繕工事に)は業者から袖の下・・・だから躍起に』というデマの流布でしたが、幸い当該理事達は皆さん異口同音に『人様が何を思うかは知ったこっちゃない。自分達の財産は自分達でまもる・・・ただそれだけのこと』と言い放ってしまえる大人であることにあらためて感動と安堵を覚えた次第です。で後日、これらの妨害工作、嫌がらせ、誹謗中傷については理事役員達の努力を評価して下さった組合員の方から寄せられた情報によって、その発信源や媒介者が特定出来ました。その発信源は管理員ということで、ましてや彼は報奨金(大規模修繕工事受注に向けての貢献度が査定対象)を逃した悔しさから大暴れしていたそうな。また、媒介者や嫌がらせに加担した組合員は訳ありの組合員であったり便宜供与(管理員の日常的な)組合員であることが判明しました。(詳しくは後日)
さて、一方の長谷工コミュニティはその後どうしていたのか。
さすがの長谷工コミュニティといえどもこの時ばかりは危機感を強く抱いたらしく、過去に例のないほどの迅速さをもって対応に躍起になっていたものです(笑)。そして後日、管轄支店長が部下を伴ってこちら(理事会)にやって来ました。そして開口一番「この度は誠に申しわけありませんでした・・・一応管理組合様のご要望には真摯にお応えしたつもりで・・・今後は信頼の回復に向けて全力を尽くす所存・・・どうか今後とも私ども長谷・・・をよろしくお願い申し上げる次第で・・・」と、ただただひたすら平身低頭して詫び、そして哀願すること頻り。
従って未だかつて見たこともないそんな神妙な、そして不憫な彼らの姿を目の当たりにしてしまった当時の理事達は迂闊にも、本当に迂闊に、温情から?「承知しました」と、ついうっかり禁句?を口走ってしまったのであります。
この禁句が後に取り返しのつかない悲劇を招いてしまうことなど、この時は誰も予想だにしなかったことです。
その悪夢は、当該理事達が一人また一人と任期を終えて全員がすっかりいなくなってしまったその瞬間から始まったのです。この瞬間長谷工コミュニティは待ってましたとばかりにこれまでの理事達が一生懸命に積上げて来た成果を、彼らはむんずと乱暴に手を突っ込んでは自分達の不利益になる要素を片っ端から排除しはじめたではありませんか。そして、保険、保守業者他の見直し? またしても素人集団の無知につけ込んでは更なる完璧な長谷工コミュニティの天下を再構築したのであります。
これを横目で見る当該OB理事達曰く「ある程度は想定の範囲内ではあったけれど、ここまで露骨に暴れて下さるとは」と皆さん苦笑い。
結論から申し上げれば一人二人が理事会でどんなに正論をぶち上げたとしてもその効果(説得力)は全く期待出来ないでしょう。少なくとも理事役員の過半数の同意を取付けなければ正論は最早単なる因縁に成り下がってしまいます。従いまして、前述の例のごとく問題意識を持つ理事が恒常的に過半数を確保出来ない環境にある限りは管理会社の天下は確実に担保されることになります。この際にはいっそ管理規約の大幅な変更が必要なのかも知れません。
ごめんなさい、長文は顰蹙を買うので今日はこの辺で。
なお、私がここに投稿する意図は、何も長谷工コミュニティの愚痴をただ撒き散らかすことだけが目的ではありません。何よりまずは長谷工コミュニティという組織の実態を理解して戴き、皆さんの知恵を集結して(OFF会など様々な横の連携を構築)自分達の財産は自分達でまもることの出来るコミュニティを構築するための手がかりが欲しいのです。
つづく(大規模修繕工事の業者選択の絡繰りについて)