現在、住友不動産建物サービスの担当営業マンとトラブっている最中です。
ことの始まりは、半年以上まえになりますが、防犯カメラ3台のうち、エレベーター内のものが映らなくなったこと。住友から、つけてから6年たつし保証期間も過ぎているから、新たに取り替えたほうがよいとの提案を受けました。
当然のように住友傘下の提携業者3社から見積もりをもらい、A社と交渉することになりました。ところがカメラ1つ増設を依頼すると、ほぼ2倍に近い金額の見積もりがかえってきました。納得いかないので数回交渉しました。多少金額が下がったものの相変わらず高い。エレベーター内の配線も交換したほうがいい、などの提案を受けるとまた2倍の見積もりに戻るなど、値段は一向に下がらない。それでも最後は根負けして、これで契約しようか、と考えてA社に最後に質問しました。「ところで、これでエレベーター内のカメラは映るようになるんですよね?」。それに対するA社の返答は、「うちは請け負ったカメラ類の交換はするが、きちんと映るようになるかどうかまでは関知しません。」というもの。それでは大金を払う意味がないので、今期の理事長をしている私としては、結局A社をあきらめて、インターネットで探してきた防犯会社K社から見積もりをもらってそちらと話を進めることにしました。
ところが、ここから住友側の態度がおかしくなってきました。
理事会を開催して私が探してきたK社の見積もりを提示しました。A社に比べるとおよそ30万円くらい安い見積もりです。ところが、住友の営業マンも、頼んでもいないA社の新しい見積もりを提示してきました。あんなに何度交渉しても下がらなかった見積もりがいきなり20万円下がっています。そして、K社という会社が信用できる会社かわからない、住友傘下の提携業者と契約してほしい、といってきました。私は、信用できないのはそちらの提携会社の仕事ぶりではないか、とつっぱねました。
数日して住友営業マンから、まもなく開催されるマンションの総会について話がきました。この防犯カメラ契約には総会での承認が必要だが、今回は時間がないのでマンション総会の議題にはいれないから、半年後に臨時総会を開いて、そのときの決議にしてほしい、との申し入れです。私は、「そもそもこの防犯カメラの契約に総会承認が必要だ、などということは今はじめて聞いた。この半年以上の話し合いで何度か契約寸前までいっていたのに、その際にはそのような話はまったくでていない。前回の防犯カメラの交換のときは総会承認なしでおこなっているのに、何故今回だけそのような主張をするのかわからない。なぜ、今回の総会の議題から故意にこの問題をはずすのか?次期理事長に交代して、ほとぼりがさめてから再度A社で話を押しとうすつもりなのか?」と申し入れをけりました。
それまではまじめに働くよい営業マンといった印象をもっていただけに、今回の住友側のなりふり構わない、自社利益のみを追求するやり方は私は許せません。単に自社傘下の業者を紹介するだけならば、私も文句を言いません。でも、何がなんでもこちらの決議まで妨害するのは、管理会社としてて間違っているのではないでしょうか。私は近いうちに管理会社の交代をマンション理事会内で協議するつもりです。