この賃貸マンションのことですか?
構造計算書 データ改ざん業者は無資格 建築士法違反疑いも
北海道新聞社HP 2006/03/17 07:31
札幌市中央区で建設中の賃貸マンションの構造計算書データが改ざんされていた問題で、
構造計算を手掛けた設計業者の男性が建築士の資格を持っていなかったことが十六日、札
幌市などの調べで明らかになった。国土交通省は建築士法違反の疑いがあるとみて、設計
業者がどのような形で仕事をしていたかなどを札幌市から聴いている。
札幌市などによると、この設計業者は一級建築士の資格を持つ妻が代表を務める埼玉県
の設計事務所に所属している。十数年前まで札幌市内の設計会社に勤務していた関係で、
現在も札幌に拠点を置き構造設計に携わっている。
建築士資格のない人が構造設計を行うには、建築士の監督下にあることが原則。男性は
設計事務所から離れて仕事をしており、国交省は「建築士法の『無資格設計』に当たる可
能性がある」とみている。違反行為の認定は、事務所登録のある埼玉県が行う。