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前スレが1000レスになっていたので、 Part2を立てました。
引き続きどうぞ!
マンション管理をしていく中で、困ったこと、聞きたいこと等を
ここで質問してみませんか。
マンション管理士の方や建築士の方、管理会社勤務の皆さんも、質問に対して
真剣に答えていきましょう。
マンションの住民の皆さん、理事をされてる皆さん、どしどしご投稿ください。
[スレ作成日時]2014-07-04 12:31:08
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[スレ作成日時]2014-07-04 12:31:08
大規模修繕工事後の大型設備工事
エレベーターの更新 30年前後
インターホーンの交換 火災警報器交換 20年前後
高置水槽の交換・・・現在は増圧直結方式が主流になっています。 30年前後
外構の改修工事・・・ゴミ置き場・植栽・舗装等 30年前後
消防設備の交換 給排水管(専有部分含む) 30年~35年
窓枠サッシ、網戸 ・・・滑車だけの交換とか樹脂製にして結露対策の検討 40年前後
玄関扉 30年~35年
給排水管の更新工事・・・(共用部分は継手部分のみ) 30年~40年
管端防食継手が使用されているマンションは30年~40年が更新の目安です。
亜鉛メッキ管→水道用硬質塩ビ管 但し、継手部分は亜鉛メッキ管から管端防食継手へ
但し、異種金属接続部分については、腐食が進みやすくなります。
その他
建替えをする場合、代替駐車場の確保ができません。 駐車場階段の更新工事
駐車場・・・駐車場の建替えは現実的には不可能なので部分工事で対応します。
専有部分の配管(給水管、給湯管、排水管)
配管の管材は現在の塩ビ管から架橋ポリエチレン管等への変更も検討すべきです。
共用部分の配管については、縦管部分の交換は必要ないと思われますので、継手部分の
交換だけでいいと思われます。
更新工事を行う場合は、共用部分と専有部分の配管工事を一緒に行い、経費の節約と在宅
長期修繕計画書の作成について
長期修繕計画は分譲時は30年で計画します。しかしその中には大型設備(サッシ、玄
関扉、給排水管、エレベーター、高置水槽、屋内消火栓等)は含まれていません。
そこで当マンションでは保全委員会を設置し建築士と一緒に長期修繕計画の洗い直し
を行い、それに基づいて1戸当り月の必要修繕積立金の額を算出し、住民にアンケートを
取り修繕積立金の値上を行いました。
第2回目の大規模修繕工事後には長期修繕計画の洗い直しを行いますが、計画には
全ての工事が包含されていなければなりません。
又、第3回目の大規模修繕工事では工事費のピークを迎えますので専門委員と建築士
で一緒に更新時期や工事費等を検討していくことが必要です。
長期修繕計画の作成については、設計・監理者任せにせず必ず修繕委員会のメンバー
と一緒に検討して作成しなければなりません。その場合工事の内訳書は当然必要です。
設計監理士選定時に長期修繕計画の洗い直しの具体的な契約を盛り込んでおくことが
要求されます。
その場合は、建築士と専門委員の検討会を5~6回程度は計画化しておくことが必要と
なります。現在の数量調査表参照
又、長期修繕計画の洗い直しは総会決議が必要となります。
明日は、大規模修繕工事のときに知っておいた方がいい
専門用語について書き込みをします。
ではこれから、大規模修繕工事に関する専門用語等を
書き込みます。
知識はないよりあった方がいいですからね。
9609さん、役に立つご説明有難うございなす。私はフロントを退職した
マンション管理士です。
管理は難しくて知らない事ばかりです。今後ともよろしくおねがいいたします。
少々時間足らずで途中までは読みましたが、今から出かけますので、夜に読みます。
共通仕様書(仕様書、見積内訳書、見積要項書)
見積もり参加業者に同一条件で見積書を出してもらうためのもの。
見積内訳書・・・工事別補修ヶ所の数や数量が入ったもの
要項書・・・工期、見積もり提出期限などの約束事、アフターメンテナンス条項等
工事業者が見積もりを作成する際の注意事項、条項等を記述した文書のこと。
仕様書
工事を行うにあたり図面だけでは表現できない材料の品質や製造メーカー、施工の手順など
の規定事項を文章や数値などで表現し施行者に指示する図書。
金ヌキ計算書(金ヌキ積算書、金ヌキ明細書)
金ヌキ計算書とは、見積書を作る時工事内容、材料、数量までを記載し、単価や金額を表記
しないもののこと。相見積を取る時に使用します。
大規模修繕だけでなく、通常の補修工事にも使えます。
最初にまず1社に見積もりを取ります。そしてその材料や数量等をそのままにして
単価だけを消してそれで相見積を取るやり方です。
総合評価方式
ヒアリングを行い、専門委員会が採点をし、その採点と見積額との入札評価の計算方法で
評価値を算出するやり方です。官庁が行っている簡易型を参考にして行う。
評価項目と点数については、専門委員会で決めてください。
数量計算書
設計図面から材料の使用料と労務数量をプラスし、それに単価を掛けて工事金額を決めて
いきます。工事金額を求める作業全体を見積もりといい、図面から数量を求める作業を積算
といいます。
この積算根拠をまとめたものが数量計算書です。
相見積を取る場合は同じ条件の中で見積もり金額を出してもらわないと比較ができませんの
で金ヌキ計算書と並行して使用すべきです。
積算とは
材料費、労務費など工事費を構成する費用を積み上げ、全体の工事費を計算する方法。
設計監理士とは
私たちに代わって工事が設計図書通り行われているかをプロの目線でチェックをしてくれま
す。設計コンサルタントともいわれています。
建築士や建築施工管理技士の資格が必要です。
元請業者とは
工事発注者と契約をして、直接に工事を請け負う業者のことです。ゼネコンがなる場合が多
いようです。建設会社がなりますが、下請け、孫請け会社を使って仕事をします。
内訳書とは
工事の種別ごとの合計と総合計をまとめた一覧表のことをいいます。
すべての入札参加者が提出しなければなりません。
設計図面から材料の使用料と労務数量を求め、それに単価を掛けて工事金額を決めます。
工事金額を求める作業全体を見積もりといい、図面から数量を求める作業を積算といいま
す。又、積算根拠をまとめたものが数量計算書です。
露出防水
防水層がそのまま露出している工法で、閉鎖されている屋上で採用されている。
耐用年数は10年~15年
保護コンクリート仕上げ防水
コンクリートで覆うことで日射による紫外線や人の歩行から防水層を守る工法。ルーバル
や屋上で使用される。
露出アスファルト防水
屋上防水では最も使われている工法。大規模修繕工事と同時期に実施する場合が多い。
ウレタン塗膜防水
最も主流の防水工事です。
防水工事の中では比較的安価で塗り重ね改修が可能です。
本来は2層、3層と重ね塗りを行いますが、最後のトップコートを重ねれば中の防水層は一
切わからない為ごまかしがきく工法ですので注意が必要です。
プライマー塗布
既設面と新規防水塗膜を密着させるための接着剤のようなものをローラーで塗ります。
トップコート塗り
紫外線や摩擦に強いウレタン樹脂をウレタン樹脂をコテ又はローラーで塗ります。
ウレタン防水
下地に塗るだけで防水層を形成する方法。
簡単で短期間で終わり安価です。
ゴムシート防水
シート状に成形した合成ゴム系の防水シートを接着剤などで下地に貼りつける防水です。
安価で軽量、短工期が特徴で上に保護層を塗れば系歩行も可能。
塩ビシート防水
塩化ビニール樹脂で作られた防水シートを接着剤などで下地に貼りつける工法。
紫外線、熱オゾンに強い。軽歩行が可です。耐用年数は10年~15年
FRP防水(ガラス繊維強化プラスチック)
防水層は軽量かつ強靭で耐水、耐食、対候性に優れている。
軽量強靭で保護層が不要。直接露出防水として施工できる。重歩行や車両走行にも耐えら
れる。施行中の臭いに注意が必要です。
紫外線が長期間当ると劣化してひび割れが発生します。
アスファルト防水
防水性能を確保しやすく、コストもそれほどかかりません。
耐用年数も長いので、メンテナンスの回数も減少できます。但し上に保護モルタルを貼る必
要があります。実績が多く信頼性の高い防水工法です。
水性アクリルシリコン樹脂塗料
主に外壁等の上塗りに使用される塗料です。費用対効果に優れています。
フッ素樹脂塗料
高性能で長期使用にも耐えられます。対候性が高く塗替え頻度も少なくて済みます。
但し、値段が高いのがデメリットです。
ウレタン樹脂塗料
価格、耐久性、機能性においてバランスのとれた塗料です。アクリル塗料より優れています
が、シリコン系塗料には劣ります。工期は短期間で終わります。
変色しやすい点が欠点です。雨樋などに使用します。
シーリングとは
建物の継ぎ目やひび割れなどの隙間を充填すること。
気密性や防水性のため隙間を埋める目地材の総称。
避難ハッチ
いざという時に上階から下階に避難するために利用するはしごのこと。
開放廊下
片側に住戸が面し、もう一方には外部が面している廊下のことをいいます。
軒天とは
軒の裏側部分のことです。防火構造や不燃材にする必要があります。
面格子
窓の外側に金属製の格子を取り付け窓から人が入れないようにするもの。
縦樋とは
軒から地面までの垂直の雨樋のこと。
TV共聴
屋上に共同のアンテナをたてて増幅器や分配器などを使ってテレビ電波を各家庭で受信
できるようにする設備です。地上デジタル放送を受信するアンテナのことです。
ケレンとは
塗装工事において錆落としや脆弱な旧塗膜の除去を行うことをいいます。
この作業をするかしないかで、仕上がりの美しさや塗膜の寿命に大きく影響します。
トップコートとは
文字通り一番上を塗ることです。防水工事においては何らかの防水層を形成した後、その
上からトップコートを施す、つまり上から塗ることによって防水層を守るという目的で行われ
ます。
ウレタン塗膜防水
液状のウレタン樹脂で防水被膜を作る方法、屋上やバルコニーに使われる。
長尺塩ビシート貼
塩化ビニ性のシートを貼る工法。廊下や階段に使われる。
シーリング
アルミサッシ枠の周囲や外壁目地などに充填される。弾性の充填防水材のこと。
浮き
コンクリートとタイルと下地モルタルの間に隙間ができた状態。放置すれば剥がれ落ちる
危険性がある。
コールドジョイント
コンクリートの打継に不具合が生じ、つなぎ目が不連続になる状態。放置すると雨水の
侵入や建物の劣化を招く。
クラック
建物の外壁にできたひび割れや亀裂のこと。
養生とは
塗装時に塗料が飛び散ってもいいようシートやビニールテープを使用して保護すること。
コーティング
塗装前にクラックを塞いで防水性と気密性を補うこと。
エフロレッセンス
外壁の内部に水分が侵入し、石灰成分が溶け出す現象のこと。
チョーキング
塗装の劣化現象のひとつであり、外壁に触った時指に白い粉がつくような状態のこと。
放置すればクラックの原因となる。
トップコート
塗料の耐久性を高めるために用いる仕上げ材のこと。
竣工図
工事請負契約書に添付される設計図に対し、当初の設計と変更のあった部分を反映して工
事の竣工時に実態に即して作成される図面のこと。
コンクリートかぶり厚
コンクリート表面から内部に配筋された鉄筋表面までの距離をいう。
コンクリートは本来アルカリ性で鉄筋を腐食から防いでいるが、中性化すると錆びた鉄筋は
膨張し爆裂を起こす。
躯体
建物の主要構造体部分を指す。
鉄筋コンクリート造りはRC躯体、鉄骨鉄筋コンクリートはSRC。
外構工事
住宅外部の門や扉、フェンスなどの工事のこと
笠木(かさぎ)
階段、手すり、パラペットなどの上部の樹木のこと
ドレイン
屋上やバルコニーなどの排水口のこと
エキスパンションジョイント
建物もしくは設備同士をつなぎ合わせるためのポイント。設置することで耐震性を高め、建
物の膨張や伸縮を抑えます。
グレーチング
屋外の排水口などに用いられる格子上のフタのことをいう。
仕上げ材
直接目に触れる部分の材料のこと
タイル、漆喰、