マンション価格、上昇鮮明に・好立地では2割高も
首都圏で発売される新築マンション価格の上昇基調が鮮明になっている。マンション市場調査のトータルブレイン(東京・港)によると、昨年末に比べ2割前後高い物件が相次ぎ発売された。地価の上昇を反映し、販売価格の先高観から都心部などの売れ行きはおおむね堅調。不動産経済研究所は17日、2006年の発売戸数の見通しを8万戸前後と従来より5000戸引き下げており、分譲各社が売り急がない姿勢に転じていることが浮き彫りになった。
トータルブレインが1—6月に首都圏で発売された分譲マンションで価格が上昇した約20物件を抽出したところ、3.3平方メートルあたりの販売単価が05年末の周辺相場より約20%上昇した物件が相次いだ。石川島播磨重工業と三井不動産レジデンシャルが販売中の「パークシティ豊洲」の単価は230万円。周辺相場の180—190万円より25%上昇した。 (07:02)
やはり豊洲は「好立地」なのですね。