マンション購入資金計画には、入居後一生払うことになる管理費について、意識が薄いと思う。
2〜3万円の管理費のうち修繕積立分は7〜8千円程度。残りの15000円〜20000円は、利息支払いと同じように、マンションを買ったがために債務として一生払い続けます。この分を毎月の利息支払いにあてたら一戸建てが買えます。一戸建てのような所有権はマンション購入者には無い、管理会社や管理組合という他の主権によって支配、統治される不動産なのです。借地権やマンションの永久賃借権と同滋養な程度の所有権であるため、一戸建てのようには満足感は持ちえません。
この点については、住宅の供給側、業界、そして行政も狭い国土で我慢してもらうために、法的にも不完全なまま、公的金利優遇など、国民が所有権と錯覚して買い、後に重大なトラブル、課題に直面するはめになる政策をとってきました。マンション管理会社の業界は、不動産会社を親会社にし、分譲後の安定した管理費収入を確保し、親会社の退職後の役員の天下り先として、彼らの給与の財源になっています。過大な設備、居住者の共同利用する施設は、管理会社の売上に貢献し、居住者主権ははぎとられ、不満や費用等の問題に、一居住者は、奴隷のように、管理費、維持費として、負担し続けなければなりません。楽しい、夢のような、共同空間、現実は、まさにクモの巣が張っています。居住者同士で仲良く、楽しくするなんてありえないことです。既に、それぞれ友達もたくさんいるのですから。
マンションの本質は分譲物件ではなく、永久使用権、居住権の類です。購入してもあなたのものには、一戸建てのようにはならないのです。管理費も高くても、みんなが賛成すれば、余計な費用も負担しなくてはならない.
管理組合は、管理会社の搾取の庭として、知らず知らずに理事たちは、管理会社の売上に加担するための運営に邁進するようになり、それが義務、居住者のためと錯覚に陥るのです。住民同士をいがみ合わせ、漁夫の利を得管理会社、系列会社なのです。インターネットや化^ブルテレビなどのサービスも市場から良いものを選択できず、管理会社がお仕着せの、系列のものを使わされるのです。マンションは止めた方が良い。一戸建てか、賃貸マンションを選ぶ方が賢い。