大問題となっている、手動ドアに変更されたところを現地確認しました。この手動ドア、現在引越用の床の養生により開閉がスムーズでないことを差し引いても、かなり重いです!低学年の子供やお年寄りには、かなり負担です・・・そうでなくても、両手に荷物を抱えていたらかなり不便です。特に、ベビーカーや車椅子、杖を必要とされる方にとっては、本当に不幸な設計変更ですね。
これは、もう開けっ放しになりますね。
開けっ放しになると、雨風・塵がエントランスロビーに容易に入り込むことで、ロビーの壁や床板の老朽化が早くなる、すなわち、メンテナンス費用の増加です。
うちは鍵を受け取りましたが、「受け取ったこと=手動ドアへの変更を承諾した」には当たらないと思います。
不動産に詳しい人(宅建主任者)に聞いてみたところ、モリモトは「不完全履行」に当てはまるのではないか、ということです。判りやすく言うと、10コ入パックの卵を買ったところ、8コしか入っていなかったという場合で、購入者は代金を10コ分払っているのだから、足りなかった2コについて当然請求する権利があるというわけです。
あんな重いドアを、毎日毎日ため息をつきながら、ストレスを感じて使うのは絶対にイヤです!!
もちろん、住人の皆さんの総意(管理組合経由ということでしょうか)で契約どおりの自動ドアに戻してもらう要求ができたら、何よりだと思いますが、もし人数が集まらなかったりして、自動ドアに改修する可能性がなくなったとしても、モリモトに対して、契約どおりの自動ドアを付けていない分、物件価格の減額請求をするつもりです。
もし、もともとの設計ミスで、自動ドアが取り付けられない幅に、自動ドアを設置予定としていたのならば、そのミスの追及、または誇大仕様として売り出した詐欺にもあたると指摘しようと思います。この話に及ぶと、設計会社のINA新建築研究所、施工の三井住友建設についても、事実を知りながら設計変更を進めた責任を問う考えでいます。