マンション価格が上がるかどうかは、デベロッパーがどこかは、大した問題ではない。
こんなことは、常識と思うが、分かってない人が、いるんですな。
デベロッパー別値上がり率ランキングなどという、いかがわしいものまであって
結構読まれているようで、自分の頭で判断できない人間だらけになったのがよく分かる。
ちなみに、このランキングでの1位は、プロパスト。
なぜ、こういう結果になったかお分かりか。
有明のオリゾンマーレ、ガレリアグランデ、特にオリゾンが大きく値上がりしたためだ。
そのプロパストが、今同じ有明で、ブリリアマーレを発売するが、これは
割安ではないから、これを入れると、プロパストは一気にランク外となろう。
昨年夏、赤坂で同時期に2つのマンションが発売された。
パークハウス赤坂氷川(売り主=三菱地所)と
赤坂タワーレジデンス(売り主=サンウッド)である。
いまどちらが値上がりしているかというと、もちろん赤坂TRである(完成してないが
相場は判定できる(自分ができないからといってかみつかないでね)。
これは赤坂TRが日経でも大きく取り上げられたように、高額物件にもかかわらず、
高倍率で即日完売したように、売り出し価格が、超割安だったためだ。
地所にサンウッド(といっても森ビルグループだが)が圧勝したわけだ。
最後に、もう2物件。
財閥系住友不動産は、目一杯の価格で売り高収益を上げていることで有名。
逆に、買う立場からすると、値上がり妙味は少ないことになる。
シティハウス成城?だったかテラス?だったか、ともかく成城の崖下物件は
完成後も、ずっと売れず、さらし者になっていたのは有名。
こういう物件を買うと、値上がりどころでないのは言うまでも無い。
市況急上昇でやっと、少し上がったというときには、他は3割とか、それ以上
上がっているわけだ。
大京物件でライオンズタワー月島。
これは大京にしては(失礼)、価格も割安、仕様も良かった。3年前くらいに分譲、
2005年10月完成だが、今大きく値上がりしている。
反論は、抽象論でなく具体的にされたし。別にしてもらわなくていいが。