「日経アーキテクチュア」の最新号(2-12)の水落氏の行った計算内容を読みました。
ここに書かれている内容を読む限りでは、偽装と言える事は何もしていない。
むしろ構造エンジニアなら、当然考えるべき事をやっているに過ぎない。
1.ブレース断面積を半分で計算していた。
これはプログラム上、片ブレースとしての入力が出来ないので、交差ブレースとして断面積を半分にした。
そのままの断面積では、過大評価になるので半分にするのは妥当である。
2.床荷重について
施行令で定める1800N/㎡を1000N/㎡で計算した。
日本建築学会「建築物荷重指針・同解説」でホテルの用途では、1000N/㎡で良い事が明確に書かれている。
3.2つのプログラム合作について
認定一貫計算プログラムは万能ではない。
頻繁にバージョンアップや変更を行っている。
プログラムバージョンが違うと計算結果も異なる。
当然、使用するプログラムが異なれば計算結果も違ってくる。
一貫計算プログラムで計算して、その結果を部分的に取り出して別途ローカルに計算(手計算・プログラム使用を含む)する事は間違いではないし、まして偽装などではない。
構造計算の整合性はとれている。
ここで、水落氏が行った具体的な内容の一部が分かりました。
一方で京都市の発表した0.71とか0.79の値の具体的根拠は分かりません。
また、藤田社長が肌身離さずに持っていた証拠とされる構造計算書についても具体的に何処がどのように偽装されているのかも分かりません。
構造設計とはある構造設計者が諸条件を経験や工学的判断をもとに仮定して、その条件の下に計算して安全性を検証することです。
当然仮定条件が異なれば結果も全く違ったものとなります。
実務経験豊富な構造エンジニアが設計したものに対して、構造を理解していない役人が再計算したら1.0を下回った。
構造設計ではその設計者の考えに依存するところが多々あります。
水落氏にはキッチリと反論できる能力があると思います。
世間ではすでに悪者扱いされていますが、まだ訴えられてもいないし潔白を証明できる要因は沢山あります。
頑張ってください。
「日経アーキテクチュア」の最新号(2-12)の水落氏の行った計算内容を読みました。
ここに書かれている内容を読む限りでは、偽装と言える事は何もしていない。
むしろ構造エンジニアなら、当然考えるべき事をやっているに過ぎない。
1.ブレース断面積を半分で計算していた。
これはプログラム上、片ブレースとしての入力が出来ないので、交差ブレースとして断面積を半分にした。
そのままの断面積では、過大評価になるので半分にするのは妥当である。
2.床荷重について
施行令で定める1800N/㎡を1000N/㎡で計算した。
日本建築学会「建築物荷重指針・同解説」でホテルの用途では、1000N/㎡で良い事が明確に書かれている。
3.2つのプログラム合作について
認定一貫計算プログラムは万能ではない。
頻繁にバージョンアップや変更を行っている。
プログラムバージョンが違うと計算結果も異なる。
当然、使用するプログラムが異なれば計算結果も違ってくる。
一貫計算プログラムで計算して、その結果を部分的に取り出して別途ローカルに計算(手計算・プログラム使用を含む)する事は間違いではないし、まして偽装などではない。
構造計算の整合性はとれている。
ここで、水落氏が行った具体的な内容の一部が分かりました。
一方で京都市の発表した0.71とか0.79の値の具体的根拠は分かりません。
また、藤田社長が肌身離さずに持っていた証拠とされる構造計算書についても具体的に何処がどのように偽装されているのかも分かりません。
構造設計とはある構造設計者が諸条件を経験や工学的判断をもとに仮定して、その条件の下に計算して安全性を検証することです。
当然仮定条件が異なれば結果も全く違ったものとなります。
実務経験豊富な構造エンジニアが設計したものに対して、構造を理解していない役人が再計算したら1.0を下回った。