この物件を検討している皆様。意見の交換宜しくお願いします。
[スレ作成日時]2006-06-03 23:30:00
この物件を検討している皆様。意見の交換宜しくお願いします。
[スレ作成日時]2006-06-03 23:30:00
>>160
市場の購入者の“現在の人気要素”とは異なる要素で売ろうとしているのではないでしょうか。
住んだときの生活を考えると満足を得られないと思うのは、“現在の人気要素”が不足気味だからかも知れません。
もう、何度も同じ議論が出ていますが、マンションに何を求めるかは、人それぞれです。
少なくとも、子育てファミリーには、自然や教育等の環境が良く、通勤も悪くなく、
「住んだときの生活を考えて満足を得られる」家庭は結構あるでしょう。
販売期間の割りに売れていないのは、マイナーな立地で、現在の人気傾向からははずれていることや
その割りに価格的に高めの設定であることも、売れていない原因でしょう。
価格は、(おそらくデベの目論見どおり、)近隣物件が高くなってきているので、
相対的に高すぎ感は薄れてきている気がしますが。
また、この地域(東小金井)のマーケット(というか需要・人気)は、それほど規模が大きくないのに、
隣と合わせて結構な戸数を売り出しているというのも、販売が長期化する要因かもしれません。
市場の購入者が正しい目で物件の総合判断をしているというより、
現在の市場の人気要素ではない部分を売りにしようとしている物件であるため、
昨今の“マンションの買い方”的な視点からは評価されにくいということはあると思います。
都心のマンションは高騰し、サラリーマン向けの住戸は徐々に郊外に移動しつつあるかも知れません。
23区の平均も6千万を超えたと報道されました。
そうすると、デベロッパは、マスマーケットであるサラリーマン世帯に売るために、
数の出る価格帯を減らさないためにも、
都心に近い地域は狭めのマンションが増え、
郊外の物件が増えていく方向に動いていくのではないでしょうか。
そうすると、郊外の物件を売るために、デベロッパや、マンション評論家は、
自然・環境を重視するように市場の購入者を誘導しようとする動きも多くなってくるかもしれません。
10年くらい経つと、大きな公園など緑が多く、都心へのアクセスが良い路線の駅に近いというような
要素が住まい選びの大きな要素だとされるようになっている
というストーリーは、一つの可能性として不自然さの無いものだと思います。
(現在でもそのような要素を重視する人もいます)
どなたかがおっしゃっていましたが、階数の多いマンションは、土地の持分は少なくなります。
価格のうちの土地分が多い低層マンションは、地価が上がった時に、階数の多いマンションより
価値の上昇が大きいことになります。(逆もまたしかりで、地価が下がると低層マンションの方が、
価値下落が大きくなりますが)
また、売却のことを考えると、仕様重視(建築費高め)と、土地持分や立地重視(土地代高め)と
どちらがいいかというと、中古で、仕様を細かく色々気にすることは難しそうです。
中古マンションの売り出しは、
「○○駅徒歩△△分、南向き、築□□年、ルーフバルコニー50平米付き、駐車場空き有」
みたいな感じでしょう。
「タイル多し、新築時即日完売、共用廊下コンクリ手すり、トイレ手洗い付、蝶番三つドア」
なんてふうになりますかねえ。
売ることを考えるなら、仕様に金出すより、土地に金出す方が、
価格が下がりにくいということはないでしょうか。
投資目的で都心のタワーマンションを買う人は、高層階の高い部屋など買わず、
安い低層階を買います。土地代は上でも下でも面積割ですね。家賃(利回り)も主に立地で決まります。