みなさま、資産価値、資産価値と何度もおっしゃっていますが、賃貸、売却することがなければ、資産価値なんて関係ないでしょ?
住宅はほぼ一生に一度の買い物です。
一生住んでも、死ぬまでせいぜい50年ですよ。
50年のうちに川が氾濫する確率はせいぜい1パーセントくらいじゃないでしょうか?
おざなりの確率かもしれませんが…
多摩川沿いの世田谷区に、猛烈な増水で非難勧告が出たのって去年だったと記憶していますが…?
通勤時に電車から見た多摩川の川幅が異様に広く、いつもは土手の原っぱだった所まで飲み込まれていたのを見てゾッ!としたものです。
多摩川周辺の市街地が整備されて行けば行くほど、川へ流れ込む水の量は増えるんですよ。
多摩西部の山々も開発されて、通常の降水量でも既に山が貯水できなくなってるんです。
局地的な豪雨が今後はもっと増えて行く為、その場合の川の水位は従来の予想を簡単に上回ることでしょう。
50年に一度なんて予想してたら、笑われます。
増水はしたけど、非難勧告なんて出ていませんよ。
しかも雨が降れば河川は増水するなんてあたりまえ。
多摩川みたいな一級河川は相当な豪雨にならないかぎり氾濫はありえないと思います。
2007年9月7日読売新聞 「多摩川増水で東京・世田谷区が避難勧告」↓
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe7800/news/20070907i102.htm
昭和49年9月1日、「狛江市猪方地先の多摩川堤防が決壊」↓
http://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/28,336,138,60,html
昭和49年と今では、排水技術が全然違います。
同じような災害は無いと思います。
今の時代の排水技術は大変素晴らしい。
ついこのあいだの大雨のとき
マンホールから水が吹き上がる映像を
ニュースで流してましたね。
あれは降水量が排水能力を上回ったからでしょう。
ニュースでも都市工学の専門家が
「最近の降水量の増加率は想定を越えており、
排水設備を増強を進めても追い付けない」と答えてたように記憶してます。
まぁ専門家大げさに予測するのが仕事ですからね。
大げさにしないと、周囲が注目してくれませんから。
あまり心配し過ぎるのも体に悪いですよ。
嘘ではなく勘違いなのですが…。
排水が良すぎて逆効果?
それこそ嘘はいけません。
以前は山や原野になっていた土地が、開発、舗装化によって
本来持っていた保水力を失った。
その行き所を失った雨水を排水設備を使って多摩川に逃がしているわけですから
排水が良くなる→多摩川の増水となるわけです。
大雨が降るとアスファルトの上を勢いよく雨水が流れてる光景を見るでしょ?
それが多摩川に一気に注がれるということなのですよ。
大雨が降るとアスファルト〜???
そんなの見たことないのですが…