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初めまして。
代々住んでいたお年寄りが亡くなって家が売却され、土地を分割分譲販売・分割建売販売して狭小住宅が建ち人口が増えつつある、ギリギリ東京通勤圏内の隣接県に住んでいる者です。
山あり海あり風光明媚で不便とまではいかず、「いい所にお住まいで」と言われるので、世間のイメージは良いらしい街です。
ここの町内会・自治会の活動は、やる気があって時間に余裕がある人が担当し、強制は全くありません。
一般会員は会費を年に千円納めるだけで良く、仕事は10~15年に一度まわってくる班長だけで、その一年間だけは年一回の総会出席と年二回の防災訓練と年数回の会費・共同募金の集金を担当します。
ごみステーションは町内会が管理しているのですが(管理費用は町内会費から)、入っていない人は使わせないなんて意地悪なことはしません。
町内会主催のお祭りやイベント(開催費用は町内会費から)に、未加入の家が来ても拒むことなんてしません。
年二回の防災訓練は東日本大震災で強化され、班長が加入世帯を点呼し安否確認する模擬練習、お年寄りだけの家のフォロー役任命、食料や資材を備蓄する防災倉庫(維持費用は町内会費から)等、町内会内で助けあうシステムが整っています。
町内会役員さんによると、転入してきた都会から来た人は「ここの町内会は負担が少ないから入りませんか?」と声をかけてシステムを説明しても断ってくるそうです。
無理強いはしない方針なので、一度断られるとそれ以上は誘わないことにしているそうです。
そんな未加入の家は、お子さんの学校繋がり以外はコミュニティーでお付き合いが無く孤立しています。
お名前も顔も家族構成もわかりません。
よその地域のことははわかりません。
この地域に、都会から転入してくるコミュニティー意識ゼロの人が激増しているのを、田舎者の私はとても残念に思います。