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お世話になります。
危機管理アドバイザーの尾下と申します。
「建物名対空表示の推進」
東日本大震災直後から被災地に赴いています。3年経った現在も復興まではまだ道半ばです。今回の複合的(地震・津波・原発)で広域大規模災害発生時には、道路被害や渋滞等により陸路での避難所への物資輸送や重症被災者の医療機関への搬送等は非常に困難ことが実証されました。そこで空路でのヘリコプターが救助活動にあたりました。今後、南海トラフ巨大地震や首都直下型地震」の危機が叫ばれる中で、災害時に迅速かつ円滑な応援を受けるには、地理に不慣れな県外からの応援ヘリコプターが上空から目標建物を早期に確認するために、建物の屋上等に施設名を表示する「ヘリサイン」(建物対空表示)の整備が重要視されます。今回の経験を生かし、公共施設は勿論のことマンションの屋上等に名称表示(建物名対空表示)することで、上空から早期に建物を識別することができ、情報を送る側(助けを求める側の通報)と情報を受ける側(救助隊・指揮本部)とも迅速かつ的確に情報が把握でき、速やかに現場到着となり、他都市からの応援部隊に対しても効果を十二分に発揮でます。被災者の多くの尊い命を救うためにも善処お願い申し上げます。
〇減災は、「尊厳の生を守る」を体系的・総合的に実施することにあるます。
東日本大震災の教訓(過去の体験をどう生かすか)と最新の知見等を踏まえて、防災リテラシー(災害から生命・財産を護る対策)を具体的(見える化)に実行することです。「不意の地震に不断の用意」という関東大震災の標語は、現在も色あせていません。つまり「正しくしっかり怖がる」が我が身を助ける方法です。過去の経験値(experience point)に止まらず、最悪の事態を想定する危機感覚(Sense of emergency)を高めることです。「尊厳ある生を守る」には、防災教育(共育)つまり、「互教互学」の精神で後世にしっかりと受け継ぐことです。私は、現場感「三現主義(現状:現地:現人)」を醸成し、日々研鑽を重ね一層鋭意努めて参る所存でございます。ご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。尾下拝
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[スレ作成日時]2014-03-16 16:24:59