前スレが1000件を越えていたので、パート3を作りました。
引き続き情報交換しましょう。
前スレ :https://www.e-kodate.com/bbs/thread/308653/
[スレ作成日時]2013-08-27 19:46:36
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[スレ作成日時]2013-08-27 19:46:36
そもそも全焼(半焼であっても)普通復旧不可能なので木造だろうが鉄骨だろうが大きな火事になれば余り関係ありません。
それに原理的に木造の方が表面炭化によって内部まで燃える事が進行しにくいとは行っても耐火被覆等の無い鉄骨と比較した場合ですし、建物全てが火に包まれ最高温度に達するまでに避難は出来ているはずですから(でない限り焼け死んでるので)それまでには一部分が崩落する事があっても全部が同じに(WTC)のように崩落する事はあまりあり得ません。
木造でも燃える分を見越して設計されれば別ですが、普通住宅に使われる105-120角程度の柱なら表面炭化した程度でも荷重によっては折れるので鉄骨と同じです。寧ろ貼られている石膏ボード等が耐火被覆代わりになる為燃えるまで時間が稼げるだけでこれは仕上げのある鉄骨でも言えます。
鉄骨は不燃材。木材はそれ自体火災を助長する燃える素材です。現在は住宅でも石膏ボードや無機質系の素材が多く使われます。これらは原則燃えないか燃えにくい素材なのでそれ自体が火災を助長する事はありません。その他の家具や燃える素材が木と一緒になって燃えるので燃えるわけです。鉄骨に外壁ALCで出きる限り木材などの燃える有機物を排した住宅と、木材大量の住宅では前者の方が強いです。(中の火災を助長するものの量によりますが)
なので簡単に言うのは誤解を招くし、ケースバイケースで簡単には言えないという事。
営業マンも正確に言葉を使っていないのでセールストークとして、あえて誇張して(解り易いので)言っていない限り解ってないレベルかもしれませんし。。。
厳密に言うと鉄の融点は1500度ぐらいなので通常住宅の火災の最高温度(約1200度)より上です。融点(つまり溶ける温度)以下ですので正確に言うと誤りです。
ただ、鉄骨の場合、500度程度から急激に強度が下がります。
500度で約1/2、600度で約1/3、1000度でほぼ強度は0に近くなります。この為溶けないけど絶えられなくなって崩落しますが、荷重がかかっていなければある程度までは耐えます。又、前述の様に鉄骨が剥き出しで使われていることはほとんど無く、通常鉄骨住宅なら燃えやすい木質系下地でなく燃えにくい石膏系や無機質系の仕上げ材で被われます。なので、すぐに500度まで鉄骨の温度が上がるとも言えません。
最初の話に戻りますが
鉄骨の融点をむかえた時点で突然、建物が崩壊するから危険
木造は火災になっても骨組みが崩壊することは少ない→安全と言いたい
に嘘があります。
原理的に実験室でずーっと満遍なく火を与えつづければその様な結果になるでしょうが、そもそもその様な状況はないでしょうし、その場合でもどちらの時点でも逃げ遅れてれば人間は焼け焦げていますから安全な訳は無いので。崩落してくれた方が(周りには迷惑でしょうが)撤去が楽で危険も少ないかも。