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調べてみたらわかるけど、
ここ数年で、ディスポーザーのメーカーは激減しています。これは事実です。
物件は増えているはずなのに、何で減っているのか?
儲からないんですよね。どうして儲からないのか?
単価が下がっているのは、なにもディスポだけの
問題ではないはず。じゃあなにが原因か?
それはね、アフターサービスが予想以上に大変なんですよ。
ちょっと上の例のような個々の家庭の粉砕機のメンテやクレームも面倒なんですが、
一番コストがかかっているのが、浄化槽からの排水水質の維持ですね。
これがなかなか条例遵守が難しいのが実情でして、
使い方を守ることを前提に設計しているのに、負荷の高いものを流したり、
使っちゃいけない洗剤を流したりすると、処理能力を超えたり、
微生物を殺したりしてしまい、基準を超えた水質で流してしまうのです。
住民は、メリットだけを享受して、今のところ(保証期間+α)そんなの関係無いから
知らないでしょうが、メーカーが無償サービスに耐えられなくなり、
投げ出したとたんに、条例違反の物件が多数発覚して、
是正勧告を受けたり、最悪の場合使用禁止命令が予想されます。
行政側からみたディスポシステムの利点は、ゴミを減らすこともそうですが、
本来下水処理場で処理すべき負荷を、浄化槽で肩代わりしてもらうところに
あるわけですから、基準水質を守ってもらわないと意味が無い訳です。
ディスポーザーは、とても便利なものだとおもいます。
ただし、コスト及び住民のマナーとのトレードオフで成り立つものです。
基本コストが高いうえに、それを寄り高くするのも低くするのも、
住民のマナーに因るところが大きいのです。
僕が未だディスポーザーに懐疑的なのは、住民のマナーなどという
信用できないものに左右されるシステムに納得できないからです。