カフェなどの運営について
①都心部や駅前立地などの1階などの低層部が店舗で上層階が居室のマンションによくありますが、店舗部分についても居室と同様に店舗部分を購入した区分所有者がおり、区分所有が直接運営または賃貸をして賃借人がカフェを運営しているパターンがあります。こちらについては、区分所有者が店舗の専有面積に応じて、共益費や修繕積立金を支払います。住居の区分所有者への負担は、基本的にありません。サービスの提供は、一般の人(住人でなく)を対象とします。
②郊外型立地(アトラス調布なども同様だと思います。)などによくあるタイプですが、カフェの店舗部分は共用部となり、水道光熱費や修繕については、住居の区分所有者が支払う共益費や修繕積立金が充当されます。
また、カフェの売り上げだけでは、お店で働く人の人件費がまかなえませんので、住居の区分所有者の共益費からカフェを運営する会社に対して、委託費を支払います。区分所有者に負担が発生します。通常、カフェの運営だけでなく、クリーニングや宅配の取り次ぎなどのフロントサービスを同時に行うことで区分所有者に対して負担だけでなく、付加サービスを提供することが多いようです。サービスの提供は、基本的には、住民対象です。
そのほかにもパターンがあるかもしれませんが、①、②のパターンが多いと思います。