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2020年、あの人気マンションの値段はこうなっている!~全117物件の「予想価格」を実名公開
不動産業界が大声では語れない「真実」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48993
まず驚きなのが、「マンションブーム」の象徴である湾岸エリアが軒並み壊滅状態となっていること。マンション評論家の榊淳司氏が指摘する。
「中央区の勝どき、月島や江東区の豊洲、有明などのタワーマンションで1割以上の暴落が予想されていますが、実はこれは業界内では『既定路線』とされているシナリオです。これまで買い漁っていた海外投資家が去り始め、相続税対策で盛り上がった富裕層による購入も下火。ブームはすでに終焉に向かっているのに、今後も新規物件が次々に建てられるため、供給過剰感から価格下落は必至と見られている」
不動産エコノミストの吉崎誠二氏も言う。
「湾岸エリアは開発が集中して進み価格高騰の勢いもすごいのですが、これまでの例から考えると、こうしたエリアでは落ちる時もかなりの暴落となる。同じく急激な開発で価格高騰したエリアでいうと、二子玉川や中目黒も『危険信号』です」
言い換えれば、これまで過大評価されてきたエリアは今後の下落リスクが高いということだ。
実は、高級住宅街の代名詞とされるあの田園調布も、「要注意エリア」。みずほ証券上級研究員の石澤卓志氏が指摘する。
「田園調布はこれまで地区計画で小型物件を規制することで、巨大豪邸が立ち並ぶ住宅街としてのスターテスを保ってきました。しかし、現在は多額の相続税の支払いのために区割りして土地を売却したい人が増加し、土地が分割される可能性が高まっている。街のステータスが崩れてしまえば、これまで過大評価されていた分の価値が剥がれ落ち、地価下落のリスクに直面しかねない」
世田谷と杉並の危険エリア
表中では文京区が「全滅」となっているのも衝撃的だ。石澤氏が続ける。
「意外な感じがしますが、文京区は容積率が低く、大型物件が建設しにくいため、需要の受け皿がない。人口減少などで住民が減り出すと、これまで過大評価されていた価値が剥落しやすい。今回の予測ではそうした傾向を文京区に見ているのです」