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長周期地震対応の建築基準は未定のようです。
基準が決まり施工されるのが将来であるならば現在施工済みの20階建て以上の高層マンションは安全と言えるでしょうか?
14階以下のマンションは長周期の影響がないので、安全と言えるもでしょうか?
[スレ作成日時]2013-04-14 09:41:39
長周期地震対応の建築基準は未定のようです。
基準が決まり施工されるのが将来であるならば現在施工済みの20階建て以上の高層マンションは安全と言えるでしょうか?
14階以下のマンションは長周期の影響がないので、安全と言えるもでしょうか?
[スレ作成日時]2013-04-14 09:41:39
長周期地震動で揺らされるのは、建物の高さで決まるのではありません。
震源地で起こった地震の種類と大きさなどと、建物が建っている地盤の状況によって、長周期地震動の周期が変わります。
例えば、道路を隔てて向かい合って建つ2つのほぼ同じ高さで30階建ての別会社が建てたマンションA・Bがあったとします。
長周期地震動でAは揺れたがBは揺れなかったと言うこともあるのです。
また、30階建てのマンションは揺れなかったが、隣の15階建てのマンションが長周期地震動で揺れたと言うことも起こりうるのです。
そして本題の高層階と低層階の揺れの違いですが、基本的にはおっしゃるとおりですが、低層階の揺れの大きさは建物の構造によって変わります。
長周期地震動の大きさにもよりますが、通常の耐震構造や耐震構造に制震装置を付け加えた制震構造なら、低層階の揺れは小さくなりますが、それに比べ免震の場合は大きくなります。
大きな長周期地震動だと、免震装置の許容量によって変わるのですが、もし免震装置の限界の揺れになった場合、免震装置が揺れを吸収しきれず、何が起こるのかわからないのです。
可能性として、免震とは振り子に似ていまして、限界じゃなければスムーズに揺れていますが、限界を超えた場合、揺れてる振り子が壁に当たるかのように、突然揺れを強制的に止められ、揺れ戻した反対の揺れでも同じことが繰り返されることになるか、揺れすぎて振り子が吊るしてある高さよりも高い位置にいった場合、振り子の糸は水平よりも上向きになるので、スムーズな揺れではなく、上がりきったところから真下に落ちて、落ちてから振り子運動をすることになるので、建物にもそのような動きが生じるのです。
その衝撃によって、免震装置が壊れたり、建物自体が壊れたりすることもあるのです。
免震は、限界を超えたらどうなるのかまで検証されていませんからね。