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貧乏くんばかり増えてるから、高コストの物件は淘汰されるだけ。逆梁の方が重厚感があって好きだけど残念。
>281
ベランダが無く、室内に梁型が出ないような設計の逆梁の場合、順梁なら室内の上に出る梁型が逆さになり外部に出ます。
外観が凸凹するのです。
通常の順梁のマンションの外壁は平らですが、逆梁で室内に梁型を出さない設計だと外壁が凸凹するのです。
梁型なので、凹凸の段差は30センチくらいになるでしょう。
その凹んだ部分に雨が溜まり易く亀裂が入り易くなるのは建築の常識です。
ですから、メンテナンス費用は掛かりますし、雨漏れのリスクも高くなるのです。
逆梁を室内に出した場合、外壁は平らになりますが、室内の床に梁型が飛び出ますので、占有面積が同じ順梁のマンションよりも床の有効面積が大幅に狭くなるので、特殊な事情が無ければ内側に出すことはしません。
>283
君の言う逆梁のマンションと言うのは、ダイレクトウインドウのマンションを言っているのか?
一般的な逆梁の場合、バルコニーの外側に梁は出るから外壁はフラットだ。
また、ダイレクトウインドウの場合は逆梁でも順梁でも室外に出す出さないの条件が同様ならデコボコも同じだ。
処で水が溜まるとどうしてクラックが入るのか理屈を教えてくれないか?
室内がすっきりしている(梁がない)部屋は、逆梁と思った方がよいのですか?
今、新築マンション購入考えていて、いろいろモデルルーム見て回っているのですが。
286さん
今は逆梁の物件はほとんどありません。
286さんが見られたMRは順梁・アウトフレームの物件だ思いますよ。
リビング側の窓の外側の上に梁があったと思いますよ。
逆梁・アウトフレームの場合は梁がバルコニーの外側の下の部分にあります。
いまだに市場の原理が良くお分かりでないと言うか、現実を認めたくない方がいらしゃいますね。
コストが高くなってもそれ以上の価値があれば市場に受け入れられる。
一方で、逆梁の様にコストが高くなるだけのメリットがないものは必然的に市場淘汰されるだけの事。
また、コストが安くなってもそれ以上にデメリットが多ければ、やはり市場淘汰される。この典型が、戸境壁に使用されていたGLボンド工法。
>284
梁は、南のベランダ側だけにあるものではなく、東西南北全てにあるのです。
言わば「妻側」の外壁です。
それに、南にベランダがあるとすると、ベランダに出るのに梁の段差を乗り越えないといけないので、最低でも40センチ以上は床より高くなりますよ。
梁の上にサッシを直接取り付けると、雨水が入ることになるので、梁から少なくとも10センチ近く高くするのです。
通常は順梁の場合、スラブの天場が梁の天場となり、短辺でもスラブの下に30~40センチの梁型が出ます。
逆梁はそれがさかさまになるので、スラブの上に30~40センチの梁型が飛び出るのです。
デザイナーズマンションなどで良く用いるのは、ベランダの代わりに、作り付けのベンチのような仕上げにし、テレビやオーディオを置いたり、ベンチとして使ったりするようになっていますね。
『天場』って、天端?
逆梁マンションだと梁は居室ベタ付けにはせずにバルコニー端部に追いやるパターンが多いのだが。しかも南側だけオフセットの逆梁にするのが殆どかと。
>290
284への答えの前に、284が書いた内容が間違っているので質問になっていませんから、答えることが出来ないのです。
つまり、建物の構造を誤解しているのが前提での質問だと言うことです。
>291
そうです「天場」と言うのは現場で良く用いられるスラングで「天端」と同じ意味です。
一部屋を構成する東西南北にある大梁が、順梁と逆梁で構成されたとすると、例えば柱の南北方向の梁と東西方向の梁が段違いになる部分が出来ます。
その部分に局所的で強い応力が発生することになるので、それを補う為に必要以上の強度を持たせる必要が出ますので、柱が通常のマンションよりも2割ほど太くなってしまうことになります。
それでも良いからと採用するマンションもありますよ。
ちなみに私は個人的に逆梁は好きです。
ただ、どちらかと言うと、順梁と逆梁の中間が好きですが、リスクが大きくなり維持費が掛かるのも事実です。
>289
>梁は、南のベランダ側だけにあるものではなく、東西南北全てにあるのです。
ダイレクトウインドなタワーなら全周外側に逆梁もありえるが、その場合もバルコニー側だけだしバルコニー部分は梁がバルコニーの外に来るからまたぐなんてことはない。
一般的な板状マンションだと妻側及び玄関側は順梁だ。妻側にバルコニーを作る場合、妻側が逆梁だと梁をまたがなくては成らなくなるからそんな設計はしない。バルコニーがなくても妻側を逆梁にするメリットはないから普通は順梁だ。玄関側を逆梁で設計する奴は居ないぞ(笑)
間違ったウンチクは要らないから早く雨水でクラックが入る理屈を説明してくれ。
>289
>それに、南にベランダがあるとすると、ベランダに出るのに梁の段差を乗り越えないといけないので、最低でも40センチ以上は床より高くなりますよ。
そう言う設計はあり得ない。構造を理解していないのは誰なんだろうな(笑)
天端のスラングが天場?(天端はスラングじゃなくて真っ当な用語だが)
初耳。天場だなんて建築では誤記でしかないと思うが。少なくとも東京では。土木でなら聞くけどさ。
ところでオフセットが理由で梁が2割太くなるだなんて本当かい?そんな話は聞かないし、オフセットが理由でそうなるとも思えないのだが。
逆梁が防水納めや水的にマイナスなのは俺も理解できるよ。南側構造体が丸々雨掛かりになるのは逆梁くらいだし、バルコニーの水勾配方向や防水納めも多少いやらしいところがある。ただし影響は極微小でそれで躯体寿命がどうこうと言う直接的な問題にはならないけどね。
梁をまたぐとかいう話もそうだけど、>292の話は、理論上そうなるが、「実際にどのような有意な影響を及ぼすのか」という視点に欠けていると思うよ。
逆梁は一長一短、適不適がある。逆梁だから良い、悪いではない。
売り手側からすれば差別化の手法でしかないし。
あと、逆梁と順梁の中間ってなに?
292さん、興味深い話なので、しっかり調べてお返事お願いします。
逆梁工法で梁がベランダの柵部分にあるやつは最悪。
スラブの振動を抑える梁が戸外にあるから、防音性能わるすぎ
重量床衝撃音の遮音に関しては小梁でも十分に効いてきます。
逆梁でもバルコニーとの堺には必ずサッシュ納めの小梁が通っているため、大梁のピッチが飛ぶことによる遮音のデメリット(遮音に影響するスラブ面積の拡大)は殆どありません。
それよりも重要なのは居室上部の小梁の渡り方やスラブ厚。これは逆梁順梁を問わず様々です。
スラブが梁の上にあるのが順梁で、スラブが梁の下にあるのが逆梁、それとは別にスラブが梁の中間にあるように設計されたものがありますが名前は知りません。
たまにですが、屋上階に用いられますが、途中階でもセットバックした部分などに用いられることがあるかもしれません。