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まだまだ続く低金利時代。
変動金利なんて怖くないですよね。
前スレ
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/30067/
[スレ作成日時]2008-04-22 10:24:00
まだまだ続く低金利時代。
変動金利なんて怖くないですよね。
前スレ
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/30067/
[スレ作成日時]2008-04-22 10:24:00
>日銀はこのまま「交易条件悪化」状態が続けば
>日本は不景気に突入する。その際は利下げをしますと言ってるわけです。
この解釈に従えば、
「交易条件悪化」=「海外から輸入する原材料価格の高騰」で、
今これは日本の力でどうこうできる領域にはないから、
交易条件をよくしようとするのではなく、
別の方面から景気対策をしようという考えなんだろうな。
でも、0.5%ごときの下げで、悪化した交易条件に勝てるだけの効果を出せるんだろうか?
かなり危険な賭けだぞ。
利下げをすると円安に動くから、原材料その他の価格高騰に拍車を掛けかねない。
コストアップで企業収益がさらに圧迫されかねない。
教授が机上で考える分にはいいけど、実際にやられると怖いな。
利下げなんてしなくても景気後退が鮮明になれば勝手に円安に
動くでしょ?今日も機械受注の最悪な結果を基に円が大きく売られた
からね。
http://jp.reuters.com/article/economicPolicies/idJPnTK010959120080514
今後GDPや個人消費、失業率などが悪化してくれば市場は
勝手に織り込んで行って、いざ利下げの時には為替なんてほとんど
動かないのが常。もし利下げで円安に動かしたいなら市場にとって
サプライズでなければならない。例えば次回会合でいきなり利下げとか。
でもそれをやると市場との対話が出来てないだの説明責任を果たしてないだの
叩かれるのが落ちだからやらないだろう。
総裁が現時点で利下げを口にしたという事はイヤでも市場参加者は利下げを
意識し始める。日銀はすでに景気悪化はある程度視野に入っているのかもしれない。
いざという時のための布石を打ったとも受け取れる。
たった0.5で何が出来るか?との意見もあるけどおそらく何も出来ないだろうね。
でも日銀は何もしなくて景気悪化を招くより悪あがきでも何かをして景気悪化を
招いたほうが結果として評価は上がる。利下げの効果が無いからと言って
現状維持し、景気が悪化すれば叩かれるのは目に見えているからね。
そもそも量的緩和政策だって全く意味をなしていなかったにも関わらず、
続けていたからね。
>でも、0.5%ごときの下げで、悪化した交易条件に勝てるだけの効果を出せるんだろうか?
>かなり危険な賭けだぞ。
>利下げをすると円安に動くから、原材料その他の価格高騰に拍車を掛けかねない。
>コストアップで企業収益がさらに圧迫されかねない。
上で書いたように利下げで円安に動くわけではなく、市場は勝手に色々な指標や経済状況
から織り込んでいくので景気悪化が進めば利下げなどしなくても勝手に円安になる。
よって企業からすれば利下げによる効果は十分にあるだろう。ただ、幅が0.5しか無いのは
問題だが。
結局不景気時の対策は利下げと財政出動しか無いからな。
>景気悪化が進めば利下げなどしなくても勝手に円安になる。
今はそんなに単純ではないよ。
日本の景気悪化以上に、欧米の景気が悪化しそうなのだから。
あと、
先進国で一番株価を下げたのは日本だけど、
昨年はドル円が120円台だったのに、今は100円台。
ユーロ円は170円を超えるかと思われる水準から、160円前後に。
なぜか?
今の日本の株式取引は6割が外国人が占めている。
外国人(特に投機筋)が日本の株を買うときは、為替変動分をヘッジするために、
円を売ってドルを買う。
逆に株を売るときは、ヘッジしていたドルを売って円を買い戻す。つまり円高になる。
この仕組みが昨年から今年にかけて効いている。
世界的な金余りがこの歪みを生んでいる。
株価と景気が全く連動しているとはいえないが、今は概ねこんなもんだ。
そう、
利下げは円安の一要因にしかすぎない。
ただ、大きな要因ではある。
>昨年はドル円が120円台だったのに、今は100円台。
これは、FRBが利下げしたのが一番大きな要因だ。
>ユーロ円は170円を超えるかと思われる水準から、160円前後に。
金利差は変わっていないのに、円高へ動いたのは、>>143の影響がでているからだろう。
一つ言えるのは、
過去数年の為替の動きは、金利差(それも実質金利の差)にほぼ連動している。
利下げして景気がよくなって、我々の給料も大きく伸びればいいけど、
インフレに負ける伸びなら、ごめんこうむりたい。
例えば、毎月の支出の半分を住宅ローンの返済に充てているとすると、
0.5%の利下げでローンの利払いが減ったとしても、
0.5%以上のインフレになったら、結局トータルの支出は増えてしまう。
今の金利のままでも、CPIが2%を超えてきそうな勢いだから、
それなりに給料が伸びてくれないと、生活が圧迫されるよ。
>146
>過去数年の為替の動きは、金利差(それも実質金利の差)にほぼ連動している。
日米実質金利差がほぼ一緒なのにドルに対しての今の行き過ぎた円高はおかしいではないか。
もし今の水準が妥当だと言うならば日米金利差逆転すれば1ドル60円とかになるって事か?
この時点でアメリカの景気が良くならない限り日本の好景気はあり得ないって事になる。
さらにつっこむとオセアニアなどユーロ圏より高金利な国に対してもユーロ高なわけだが?
例:ニュージーランド8.25ユーロ4で実に倍以上
ユーロより金利の高いポンドに対してもユーロ高は続いているわけだが?
2年前FRBが連続利上げを止めて5.25に据え置いてから利下げを行ったのが丁度1年後だった
わけだがその間ユーロのほうが金利が低いのにユーロ高が進み、史上最高値を更新していたが?
ようするに今は金利差とか関係なく全面的にユーロ高ドル安なわけだが?まぁ、ドルの次に
クソな通貨は円だけど。
全然金利差に連動してませんが?
>為替相場はいわばその国の評価です。ユーロのように将来的に経済成長が見込める
これが正しい。通常高金利国は将来性がある場合が多いし、低金利国は将来性が無い場合が
多いので金利差=為替相場に連動しているように見えるが実際は成長率に連動している事に
なる。もちろん例外はいくらでもある。ドル安円安は金利が低いから起こるのではなく、
市場がその国の将来に期待してない事の現れ。だから日本が低金利だからといってむやみに
金利を上げても一時的に円高になるかもしれないがすぐに円安になるだろう。将来性が無いから。
だから日銀も去年までの利上げのチャンスで0.5までしか上げられなかったわけだが。
>147
利下げしないで景気が良くならない方がさらに悪いでしょ?
利下げして好景気になれば仮にインフレが進んでも好景気を維持出来れば利上げも可能に
なる。日本はまず景気をよくしなければダメなのだよ。
今の物価高はすでに生活を圧迫している。個人消費のGDPの割合は6割を占めているわけだから
持続的な好景気は個人消費の伸び無しには考えられない。現状を見れば円が売られて当然。
住宅価格下落が止まらないドルが売られていいるように。
為替への影響は、その時点での金利差というより、どちらに動こうとしているのかが大きい。
その時点での金利差は既に市場は織り込み済みだからだ。
正確に言えば、金利差の動きに連動しているといった方がいいかもしれない。
ドル円が同じ100円でも、120円から100円になるのと、80円から100円になるのでは
見方が180度変わる。
その意味では、日本が利下げに動こうとしているなら、円は売られやすい。
>利下げしないで景気が良くならない方がさらに悪いでしょ?
問題は、0.5%ごときでそれが可能かどうかだ。
個人的な意見としては、
0.5%くらい金利を上げても下げても、景気に大きな影響を与えるとは思えない。
ゼロ金利を解除しても、それほど景気にインパクトを与えなかったし。
その逆も同じことが考えられる。
むしろ、海外要因で景気が悪化した。
今は、嵐が過ぎ去るのを待つのが最善だと思っているよ。
>その意味では、日本が利下げに動こうとしているなら、円は売られやすい。
という至極当たり前のことを、148は無理やり曲解してない?
>為替への影響は、その時点での金利差というより、どちらに動こうとしているのかが大きい。
ようするに金利差じゃないんでしょ?
どちらに動こうとしているのか=経済成長の期待度
去年イギリスのCPIが予想以上に高かった時、BOEが利下げは無理なんじゃないかとの思惑
からポンドが売られた。
理由は英景気先行き不安の中、市場は利下げによる金融緩和を求めていたにも関わらず、
物価が高止まりし、利下げ出来ない事によりさらに経済が悪化するとの思惑から
ポンドが売られた訳だ。金利が下がらなかった為に売られた例。
>その意味では、日本が利下げに動こうとしているなら、円は売られやすい。
くどいようだが日本が利下げに動こうとするから円が売られやすいわけではなく、景気の先行き
が不透明だから日本が利下げに動くだろうとの思惑で円が売られるのである。
ポンドの例を日本にあてはめると白川が会見で「景気の先行きが不透明ではあるが物価上昇
抑制の為に利上げもやむを得ない」みたいな事言ったら円は売られていたはず。
理由は経済は下降しだしているのに物価抑制だけの為に利上げすればさらに経済は下降するから。
去年8月までの世界的な円安の時は日本の金利先高感はかなり高かったけど円は売られ続けて
いたよね?それだけ市場が日本の未来に期待して無かったって事だろ?
選挙で大きく為替が動くのも新しい政権の期待度によるもの。
有事が有るとその国の通貨が売られるのもしかり。テポドンが日本海に落ちただけで円が
一気に売られたのは記憶に新しい所。
>問題は、0.5%ごときでそれが可能かどうかだ。
可能じゃ無い事くらい誰もが分かっているし、だから金利正常化を言っているんでしょ?
少なくとも景気後退局面では利下げした時のメリットより意味が無いからとの理由で利下げ
しなかった時のデメリットのほうが大きいと思うが?市場が利下げ期待を織り込んでいる中、
利下げを行わなかったら逆に円売りになると思うよ。
>150
自分自身が為替で長期投資をする事を考えてみなよ。目先の金利差だけを見ていたら痛い目に
あうだろ?その国の将来性に期待してその国の通貨を買うだろ?その点は株と一緒。もちろん
金利差は将来性を占う上での重要な目安ではあるけどね。
>先進国で一番株価を下げたのは日本だけど、
>なぜか?
あなたの理由は正しい。
しかし、最大の理由は日本の将来性に不安が有るからである。
もしも財政赤字などなく、少子化問題も年金問題も無く、日本国民誰もが
明るい未来を抱いているような国なら(過去の高度経済成長時の日本のように)
おそらくこんなに株価が下落することも戻らない事も無いだろうに。
ようするに今は世界的な日本売りなのだよ。
つか何で為替の話になったのかよく解らんのだがそもそも場違いだと思うが。
可処分所得に占める住宅ローン返済額が割合が大きい人ほど、
たとえインフレが加速しようとも利下げは大歓迎だ。
例えば、次の2人のケース
○ Aさん
35年変動ローンの年間返済額が年収の1/4。
手取りベースで考えれば、1/3位かな。
利下げで変動金利が下がると、手取り収入の1/3が恩恵を受ける。
一方で、インフレになると、その他の生活費・貯蓄にあてる2/3が悪影響を受ける。
この人の場合、0.5%の利下げで、返済額が8%弱下がるから、
トータルでは4%のインフレを相殺する。
○ Bさん
上記ローンで、年間返済額が年収の1/8。
手取りベースで考えれば、1/5位かな。
この人の場合は、0.5%の利下げで2%のインフレを相殺する。
もし、0.5%の利下げが、金利を現状維持するより2%以上余計にインフレを加速させるなら
Bさんは、利下げされると損をすることになる。
Aさんは、4%までなら得になる。
(たぶん、0.5%の利下げが今よりさらに4%以上インフレを加速させることはないだろう。)
多くの人は融資枠一杯近くまで借りているから、Aさんの立場だ。
Bさんのような人は余裕の返済だから、それなりに貯蓄や運用もしているだろう。
どちらかといえば、利回りの向上を優先する。
もし、変動金利が上がっても、繰上げしてしまえばいい。
同じ変動ローンでも、人によって意見が分かれるのは仕方がないよ。
↑
当然のことながら、返済がそれなりに進んでローン残高が減っていれば、
相殺できるインフレ率は小さくなるので、Bさんの立場に近づく。
相場は教科書的にはファンダメンタルで動くが、
欲望と恐怖があるから教科書どおりに動かないよ。
とりあえず経済に疎い私にアドバイスお願いします。今の時代、タイトルにあります変動金利は怖いのですか?怖くないのですか?
そうそう157の言う道理、問題はそこだよ〜難しいことばっか書いてあんからよくわかんねーな?変動で良いか、悪いか決めたくてこのスレ見てる奴、みんな引いてるぜ〜
>変動金利は怖いか怖くないか?
そんなもん自分自身が一番よく分かっているはず。銀行の定期貯金じゃないんだから
ハイリターンを望むならハイリスクの覚悟も必要。これは変動、超長期両方に言えるはず。
これからの時代、長期で固定しても物価のみ上がって収入が増えないケース、税金だけが
増えるケースもある。
ようするに自分自身の会社の将来性、家族構成、余剰資金、繰上返済の見通しなどトータル的に
考えて、変動にするか超長期にするか両方にして割合をかんがえるべき。
というか、身分に見合った物件を選ぶべき。ローン審査が通るからと言って無謀なローンは
避けるべき。
間違っても超長期だから安心とか言ってギリギリで借りるべきではない。
変動でのギリギリの返済は問題外。
リスクの度合いは人それぞれなので単に変動で大丈夫ですか?と問われても、
その人の業種や年収、家族構成、物件の立地条件、余剰資金などが分からないと、
答えようがない。
>相場は教科書的にはファンダメンタルで動くが、
>欲望と恐怖があるから教科書どおりに動かないよ。
だから金利差だけ見ろと?そっちのほうがおかしいだろ?